扶桑往来記

神社仏閣、城跡などの訪問記

初冬の宇陀 −西国八番豊山長谷寺−

2016年12月07日 | 御遍路・札所

午前中、日本橋のサイネックス社で打合せ。

河村瑞賢の本が脱稿。

瑞賢は資料が極端に少なく、創作を極力省いて人生を綴るのが難しい。

何とか形に出来て安心。

 

昼食の後、そのまま実家に帰るのもつまらんと思い、長谷寺に納経に行くことにした。

近鉄で東に行き、大阪平野を越え、奈良盆地をしばし行き、三輪山を越えると宇陀。

長谷寺駅で下車してみると紅葉も終わり参詣者は少ない。

長谷寺へは何度も通っているので新鮮さはないが、山谷に張り付いたような伽藍を巡るのはいつも楽しい。

 

長谷寺は室生寺とセットで回るのが常であるが、陽が暮れたのでそのまま通過、ゆるゆると近鉄の鈍行に揺られて帰った。