午前中、日本橋のサイネックス社で打合せ。
河村瑞賢の本が脱稿。
瑞賢は資料が極端に少なく、創作を極力省いて人生を綴るのが難しい。
何とか形に出来て安心。
昼食の後、そのまま実家に帰るのもつまらんと思い、長谷寺に納経に行くことにした。
近鉄で東に行き、大阪平野を越え、奈良盆地をしばし行き、三輪山を越えると宇陀。
長谷寺駅で下車してみると紅葉も終わり参詣者は少ない。
長谷寺へは何度も通っているので新鮮さはないが、山谷に張り付いたような伽藍を巡るのはいつも楽しい。
長谷寺は室生寺とセットで回るのが常であるが、陽が暮れたのでそのまま通過、ゆるゆると近鉄の鈍行に揺られて帰った。