日本一“熱い街”熊谷の社長日記

組織論の立場から企業の“あるべき”と“やってはいけない”を考える企業アナリスト~大関暁夫の言いっぱなしダイアリー~

フェイスブックのすすめ!

2011-08-19 | その他あれこれ
以前から気になっていたフェイスブック。お盆休みを活用して、情報書を読みあさりつつ始めてみることにしました。

ツイッターは「始める、始める」と言いながら約2年、結局(自分で“つぶやく”ことを)始めることなくここまで来てしまいました。その理由はただひとつ「匿名性」の双方向コミュニケーションがはらむ危険性の問題です。自己の考えや感じたことをリアルタイムに“つぶやく”ことの有効性は確かにありますし、先の震災時の緊急情報連絡ツールとしての機能性の高さも認めるところではありますが、双方向コミュニケーション・ツールとしての真の有効性を考えたときに、やはりひっかかるのが“匿名性”の部分であるのです。ケースによっては、「言いっぱなし」や言われなき「非難」といった問題発言がいわゆる「炎上」を引き起こす例も間々あります。当の本人に正当な理由説明の場も与えられずに「閉鎖」に追い込まれた有名人のツイッターもこれまた間々あります。言ってみると、本来「2ちゃんねる」あたりで繰り広げられるべき“無責任発言”が、堂々と本人に対して匿名で行われてしまうという双方向コミュニケーションの根本概念を覆すような事態が間々起きているわけなのです。信奉する著名な方をフォローしてその方の“つぶやき”を聞くというのは十分有効性ありな訳でして、ミニブログとしての本来的な機能のみを活用させていただくのがふさわしいツールなのかなと思う次第です(「青山カレー工房」は、利用者の皆さまへの情報伝達ツールとしてツイッターを使うことにしました。もちろんご意見・ご要望もお受けします)。

一方、フェイスブックは本人が素性を宣言して始めるのが基本です。しかも「友達」という形でお互いの存在を確認しながらコミュニケーションの輪を広げていく。展開としては「友達の友達は皆友達」的な広がりが、無限の情報共有サークルとして形作られていくわけです。リアルの世界とは違った匿名性こそがネットの良さではないのか、と考えられるむきもあるのかもしれませんし、それを全否定するつもりもありません。ただ、ネットの世界がここまで存在感を増し、市民権を得たコミュニケーション・ツールとなっている以上、あえて実社会と同じく匿名性を排除しつつもリアルではできない世界に広がるネット独自のの有効性を活用するツールがあってもいいのではないか、という考え方がフェイスブックに対する支持を急激に増加させているのではないかと思うのです。言ってみるとバーチャルの利点を活用したリアルの世界がそこにはあるわけで、まさにネットの世界は新たな時代に入ったと言っていいと思います。

始めてまだ数日ではありますが、なかなかおもしろい。いろいろな使い道がありそうで、可能性は無限に広がるように感じています。ちょうど、15年ほど前に初めてPCを購入してインターネットやメールを始めたときに感じたのと同じワクワク感を覚えます。組織、サークル、同窓会等の切り口での使い道やアプリを活用した使用法等、かなりいろいろな機能があるのでまだまだ使い込まないと十分なメリットは享受できないように思いますが、とりあえずスタート5日でかなりハマったことはまちがいありません。2年前のツイッターの時に直観的に「これはちょっと違わないか?」と感じたのとは雲泥の差です。既に相当ご無沙汰の旧友何人かとも“友達関係”を結ぶことができました。もちろん旧友を探すためだけに使ったのではもったいないツールですが、それもまたフェイスブックの付加価値的楽しみとして位置付けてみるのはいいのではないかと思います。

私の新旧お友達の方、新たにお友達になっていただける方、ぜひフェイスブックで「友達検索」して私に連絡をください。大きなコミュニケーションの輪をつくれれば、皆でより有益でより楽しいフェイスブック・ライフが送れるのではないかなと思っています。当ブログをお読みの皆さんにもフェイスブック活用をおすすめいたします。

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