日本一“熱い街”熊谷の社長日記

組織論の立場から企業の“あるべき”と“やってはいけない”を考える企業アナリスト~大関暁夫の言いっぱなしダイアリー~

「なぜか熊谷」の話

2007-10-15 | その他あれこれ
「東京タワーの話は懐かしげにしているし、港区の小学校出身???」
「横浜で仕事していたって聞いてるよ」「群馬にもいたんだって?」
「で、今なんで熊谷なのよ?」
最近、そんなご質問をよくいただきますので、「なぜ熊谷か」のお話を少々。

実は私、熊谷に越してまいりましたのが昨年の4月。まだ在住1年半の“熊谷新参者”です。それがなに、「熊谷発…なんたらのブログ」だと、と言われそうですが、熊谷と言う土地かなり気に入っておりますので、まあそこのところはひとつ大目に見てやってください。

なぜ熊谷に…?
理由は簡単でした。群馬と東京、神奈川で仕事の展開がありそうだったので、「うーん、どこに住んだら良いものか…?」。地図を広げて、「小山?」「佐野?」「高崎?」…、悩みに悩みました。そして見つけたのが「熊谷!」。
高崎、前橋へは在来線でOK、桐生、太田へは車でGO!、東京へは新幹線で40分、池袋、新宿、渋谷、おまけに横浜まで、湘南新宿ラインで1本。まさに私のために用意された場所でした。

住んで実感、暑さもさることながら、その便利さと言ったらないですね。

<便利さその1>
田園都市線沿線に住んでいた頃は、新橋界隈で飲みますと、「地下鉄銀座線で渋谷へ」→「渋谷で田園都市線へ乗り換え。乗り込むもなかなか発車せず既に汗だく、その後すし詰め状態で約40分」→「駅から坂道をテクテク約10分」。しめて1時間強のヘトヘトご帰還コースです。
ところが現在は、「新橋から山手線で東京」→「東京から新幹線で40分弱」→「駅から平地を徒歩約5分」。1時間弱、ゆったり座ってらくらく帰宅コースですから。

<便利さその2>
東京都大田区に住んでいた頃、年末に年賀状を刷っていて突然のインク切れ!→「しかたない。渋谷か有楽町まで電車で出かけて、仕方ないついでに飯でも食ってくるか!」のやけくそコースでした。
今は徒歩圏に、家電量販店はもちろん、ショッピング・モール、飲食&飲み屋街、市役所はじめ公的施設などすべてが揃います。
「都会が便利!」なんて言うのは遠い昭和の話ですね。

それとおまけに、賃貸料金の安いこと!我が家は、事務所兼用でかなり広いスペースなのですが、「この広さ」で、「駐車場付」で、「駅近」となると、東京だったら間違いなく、40~50万円は下らないでしょうね。
新幹線停車駅のお陰もあって、適度に都会的で人もいて賃料が安い!当社の仕事関係のインフラ上住んだはずの熊谷で、当初他で予定していた「ランドリー・プラス」の1号店が開店したものそんな理由によるものです。

「歳をとったら都会を離れて便利に、経済的に暮らそう!」が、これからの我々世代の生活スタイルかな、とか個人的に思っています?

まあ、困っているのは予想以上の「夏の暑さ」ぐらいでしょうか?
こればっかりはどうにもなりませんけど、それを埋め合わせして余りある、そんな魅力的な土地だと思います。
今は、この熊谷を拠点に、群馬、埼玉、東京、神奈川の1都4県を股にかけて精力的にがんばっております。

さらなる熊谷話は、また改めていたしましょう。

今日の写真は、江戸時代浮世絵に描かれた熊谷です。江戸時代もやっぱり熊谷は暑さで有名だったことがうかがわれます。「木曾街道六十九次」の中でも明らかに夏と分かる珍しい浮世絵なのです。



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