~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

結構小心もの・・

2006年10月26日 21時39分16秒 | ピアノ
午後、ピアノ仲間というかコンペ友達が訪ねてきてくださった。

午後1時過ぎにいらしたのだが、
なんと朝8時半にうちを出られて、1時間半かけて某先生のお宅へ。
そののち2時間のレッスンを受けられて、その帰りだとおっしゃる。
すごい・・・・

しかもその2時間というのが、「たまたま」2時間かかったというお話ではなく、
最初からだいたいワンレッスン2時間ということなのだそうだ。
なかには、この3倍もの時間のレッスンを受けられた方もおられるとか。
すごすぎる・・・

私も2時間レッスン場というか先生のところに(もちろん別の先生だ)いたことはあるが、弾いていたのはその何分の一かの時間で、ほとんどはしゃべっていた。
この方の場合は違う。
2時間みっちり。しかも「できるまで」だという。
・・・・・・・・

噂にはきいていたが、ほんとに気力・体力のおありになる先生だと思う。
他県からも優秀な生徒さんが習いに来られているときくが、やはり習う方・教える方、双方の情熱あったればこそのことだと思う。
私なぞ、たとえばもし毎週片道2時間も3時間もかけて子供をレッスンに連れていかなければならない事態になったら、即ごめんなさいな感じがする(殴)。
自分のためだったら?・・・・・それはわからないですねえ・・・(爆)。

とにかく、彼女は私の知るなかではもっとも熱心な大人の学習者だ。
私も、この先生の門下の方たちから「一度みていただいたら」と言われたこともあるのだが、
もう話をきくたびに、一歩あとずさり、二歩あとずさりして、あとずさりというより、もはや後ろ向き(逃げ・・・?)の姿勢に近い。
だいたい今年に入って、レッスンと名の付くものには3回しか行っていない(殴)。みていただくべき曲だけがどんどん増えていっている。

何を恐れているかは自分でもわかっている。
「指はよく動いてますね」と言われることだ。
ここのところ、いろんな方からこういうコメントをいただいているのだが、
それは必ずしも「ほめられていない」こともよくわかっているからだ。