~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

お好みと闇鍋

2017年04月24日 23時31分51秒 | コンサート(企画、協力、出演 含む)

3週裏方が続いたあとは、自分が弾く番。

4月15日(土)スプリングコンサート(お好みコンサート)@西区民文化センタースタジオ

4月23日(日)サウンドブーケ (闇鍋会)@ムシカ

すべて初出しの曲だったこともあり、それなりに頑張りました。

 

・4月15日(土)スプリングコンサート

  

 (ピアノを見たら反射神経で拭く元楽器店友人)

 (打ち上げのピザ屋)

 毎年秋に「ベートーヴェンのソナタを弾く会」があり、こちらは今年で10回になるのですが、

途中からなぜか発生した「ベートーヴェンのソナタを弾く会のメンバーによる、ベートーヴェン以外を弾く会」という意味の、「お好みコンサート」。

今年はたまたま春だったということもあり「スプリングコンサート」。いずれにしても、安易なネーミングですみません。

今年初めくらいまでは、この会で「展覧会の絵」の最後の二曲を弾くつもりでおりまして、リバイバル練習していたのですが、

日程的にだんだん余裕はなくなるし、とりあえずH先生に途中経過を聴いていただきたい思いもあり、

「ハンマークラヴィーア」の第一楽章を弾いてきました。・・・といえるほど弾けてないんですけども、なんとか。

・・・しかし、きつい・・・秋までに終楽章まで行くのか、これ(汗)。

12月以来ソロがゼロだったということもあり、暗譜でなくてもなかなか弾ける気がしなかったし、事故多発だったんですけども、

なぜか相当楽しかった(笑)。

そして、

「とにかく、この曲と半年1年と関われて、わからないなりにも楽譜を眺めてると、生きてるといいこともあるじゃないか、とじわじわ思える・・・」

という気持ちを、打ち上げでH先生と話し合えたのが嬉しかったですねえ。



・4月23日(日)サウンドブーケ (闇鍋会)@ムシカ

 

 (リハーサル中の友人)

 (打ち上げ一次会)

闇鍋会、7回目です。

昨年秋のスピンオフ二台の会を入れると8回か・・・。

本来個人プレイのピアノの会のはずが、回を重ねるごとに、楽器いろいろ、年齢いろいろ、音楽歴いろいろ、ついでに人生いろいろ(笑)。

とくに打ち上げは、とても個人プレイとは思えない、なにか部活合宿かオケ本番終了後のような異様な盛り上がりを呈しております。

といって、レギュラー固定不動メンバーというわけでもなく、

全体としてはじわじわ増えており、あと、毎年ひとりは若い子をスカウトしてきたり、県外からも昨年より友人が二人参加、

そのような少しずつの変化もまた嬉しい。

プログラム作成は、以前参加してくれていて、今は県外に在住の友人に頼み、

ステージ手伝いはその道のプロとも言える友人が駆けつけてくれ、

お花も知人経由で依頼、

そして、ピアニストの友人が毎年熱心に聴いてくれます。

ほんとうにみなさんありがとうございます(泣)。

 

曲はそれぞれの持ち寄りなので、全体のまとまりはもちろん無いのですけれども、

なるべく曲については私の方でも調べて、MCを入れるようにしています。

曲数が多いので楽ではないですけれども、いい勉強になります。7回もこの曲数しゃべっていれば、けっこうなもんです(笑)。

 

私自身は今回、

ブラームスのバイオリンソナタ第2番の第1楽章、

ブルッフのバイオリン協奏曲第1楽章、

ブルッフのコル・二ドライ、

グリーグの「ぺールギュント組曲」より<朝><アニトラの踊り><山の魔王の宮殿にて>(連弾:セカンド)、

をやりましたけれども、

前日までにそれぞれを2~5回合わせてまして、アンサンブル三昧の楽しい約2週間を過ごせました。

 

そうそう、朝10時からずっとリハにも立ち会ったのですが、

なんとなく姿勢固まってきちゃってる人も多かったので、

朝ふと思いついたことを実行に移しました。・・・プログラム0番で、ラジオ体操第1をやる(笑)。

私としては多少のリアクション、「え?」「(笑)」みたいなものを期待していたのですが、

みな真顔ですくっと立ち上がり、ぴしっぴしっと体操していて、「これって予定調和的な何かだったん?」とこちらがびっくりしました。

 

というわけで、個人的にはライフワークとも思っている、恒例の会を今年も開催することができ、

みなさんから多くの幸せとエネルギーをいただいて、新年度がスタートしたなとあらためて思っております。

来年は4月22日(日)@ムシカ の予定です。

またお会いいたしましょう!

 


3つのコンサートが終了いたしました

2017年04月10日 15時38分14秒 | コンサート(企画、協力、出演 含む)

    

 

先月告知をさせていただいたきりで、

経過報告も、重ねてのお誘いもせぬまま、3つのコンサートが終了いたしました。

3月28日(火)の「第5回カンマームジークアカデミーin呉」の<スペシャルコンサート>@呉市文化ホール、

4月1日(土)の同じく「第5回カンマームジークアカデミーin呉」の<修了演奏会>@呉市文化ホール、

4月9日(土)の東広島西条での「松本和将ピアノリサイタル」@東広島芸術文化ホール くらら大ホール、

以上、企画・チラシから、当日のステージ裏までトータルでお世話させていただきました。

3月28日~4月1日は室内楽セミナーが呉市文化ホールで行われていたわけで、こちらにも毎日通って、受付け・聴講・写真撮りをさせていただきました。セミナーの様子も詳しくご報告したいのですが、長くなりそうなので、またいつか機会があれば・・ということで。

 

もちろん、これらは私ひとりでやれたことではなく、

呉の方は、呉市文化ホール、公声堂さん、講師の先生方、お手伝い・スタッフの方々

くららの方は、東広島の松元先生はじめ、多数の方々のご協力、当日の強力なスタッフの方々(多くは友人でもあります)、もちろん演奏者の松本和将先生

チラシ・チケット・プログラムのデザイナーさん、

それぞれのコンサートやセミナーにご来場いただいたお客様方、

多くの皆様のお力あってのことで、感謝してもしきれません。

心より御礼申し上げます。

 

<2017.3.28 スペシャルコンサート>18:30開演、20:35終演

   

 

<2017.4.1.修了演奏会> 13:30開演、20:05終演

受講生演奏31プログラム、講師演奏2プログラム 

 

    

 

<2017.4.9 松本和将 ピアノリサイタル> 14:00開演、16:20終演

   

 

 

・・・・とここまで、公式発表であとは個人的な感想です。

 

昨年度第4回カンマームジークアカデミーは、実際にセミナーが始まる直前より参戦し、それまでの準備にはまったくタッチしていなかったのです。

今回は、どう考えても、最初から乗らないとダメな感じだったので、第4回が終わった直後の話し合いから加わり、要項の見直し、イベントの企画(今年が初めてのスペシャルコンサート)等の細かい取り決めからやっていきました。

なので、開講するころには、受講生のお名前はほぼ覚えており、あとはお顔だけ・・・ということに。

昨年とは、そのあたりが全然違いましたね。

あたためる期間が長ければ長いほど、企画はかわいい。それだけ自分の時間も注ぎ込んでますから。

仕事で関わっているわけではないので、別にやらなければならない、ということは一ミリもないわけですけども、乗った以上は降りない主義です。

元、滅私奉公モーレツ社員(死語・・・笑)。モーレツ過ぎて、ただの主婦になりました。

 

それはさておき、

今にしてみると、どうも私にはそのケがあったとしか思えないのだけれども、

こうバックステージにいる時間が長いと、どうにも興奮が抑えられない。・・・・生きてる気がする。

もちろん、自分が出演者として控えているとしたら、死んだ気しかしないのだけれど、

そうでなければこの薄暗さと異界性がたまらない。

なんか体験あるこの感じ・・・・とつらつら考えて思い当たったのが、

デパート時代のバックヤード。

もうバックヤード、たまりません。段ボールとほこり、文房具、異国から運ばれてきた商品の匂い。

これですよ・・・・・裏のかほり。

加えて、大好きな高湿度があれば、もう言うことありません(笑)。

 

・・・・ああ、脱線しました。

来年も、状況が許せば参戦します。