~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

親知らず成敗記

2006年10月06日 14時23分45秒 | 家族・友人等
先週歯医者に行った時「この親知らずは抜かなきゃ治りません」といわれたもんで、今日「抜き」に行った。

ところが先生、
「ああ、腫れはひいとるね。どうしますか?抜きますか?今日やりますか?」とヤル気いまいちな感じ。
これまで私のかかった歯医者は、もれなく「抜歯好き」で、こっちが「・・・じゃあ、抜きます・・」と言おうもんなら、舌なめずり状態でペンチを握ったもんだ。

私 「でも、これ抜かないとそのうちまた腫れたりしますよねえ?抜いといた方が安心ってことないですか?」
先生「そりゃ、あればうっとうしい言うことはあるね。ま、すぐ抜けるとは思うんじゃけど」
私 「あとの3か所は全部抜いちゃってるんで、これも抜いときたいんですけど」
先生「ええよ。すぐ抜ける思うし。ただ、そう思うとっても、たまに骨癒着しとることがあるからねえ。この前も女の子に『こんなん簡単じゃけえ』いうたら、これが骨にひっついとってから、大変じゃった」
私 「そういう時って、どうするんですか?」
先生「そりゃもう力まかせよ。骨から剥がすみたいにして抜かんとしょうがない。歯茎切開して、骨の一部削るみたいにしても感染の危険が高まるしね」
私     (・・・歯医者で肝だめし・・・)

いったい先生は抜きたいのか抜きたくないのか?
でもすでに手の方は、チャッチャと器具の用意を始め、気がついたら麻酔をブスブス刺されていた。

先生「針が曲がる・・・うっ、細いけえねえ。・・写真でみたら、すぐ抜けそうじゃったけどね、親知らずだけはわからんもんねえ」

・・・・まだ言うか・・・・

先生「痛い?口ひっぱるからね」

   ポトッ

結構、根性なしの親知らずだった。あっけなく抜けてしまいおった。
しかも抜いてみたら、相当な虫歯で割れてさえいた。ほぼ歯肉に埋まっていたから、このまま放置したらロクなことにならなかったであろうことは明らか。
たぶん抜いて正解だったと思う。

先生「うがいはしばらくせんでね。血餅がはがれると感染して痛うなったりするから」
私 「水は飲んでもいい?」
先生「ええよ。水やお茶や食事はかまわんよ。ブクブクうがいはやめとって」

先生、私そんなワイルドなうがいしませんっ。
たぶん食事のほうが激しいような気がする・・・