おはようございます。
いきなりですが、私は「くだらないこと」「無駄なこと」「寄り道」が大好きです。
どういうわけか「無駄のない効率の良いこと」を好むように思われがちなんですけれども、まったく違う。ただし心底「ボーッと」していることはあまりないです。外からはそう見えることがあったとしても、頭のなかはくだらないことでフル回転状態。
ふだん徒歩での移動が多いのですけれども、とにかく裏道に寄っては、他人んちの構えや、小さいお店をチェックする。
寄り道はともかく、「くだらないこと」と「無駄なこと」については、結果そうであっただけで、自分としては大真面目です。
たとえば、映画『死霊の盆踊り』が、あそこまでくだらない、世にもまれなZ級映画であるなんて、事前には予想もつかない。これはくだらなさすぎて、むしろ得難い経験でした。映画は今はそこまでみてないですけども、事前リサーチしないで、ドバっと借りていた時期は、打率3割以下だったような・・・・
今では、ネット上で妙なところにちょいちょい入り込んでは、「ほえええ、こんな世界があるのか」と感心することたびたび(殴)。
これは「くだらないこと」「無駄なこと」というより「寄り道」といえるのかもしれませんけれども、「将来つきたい職業」なんて、大学4年になっても二転三転。公務員試験も一般企業も受け、教育実習も受け、出版社の紹介もあったようななかったような・・・・、結局はデパートに就職。当時としてはけっこうありふれた話ではあります。
就職してからも、デパート→医学系出版社→病院秘書と7年程度の間に3つも職を変え・・・・、どう考えても落ち着きのないやつだ。
それも別にクビになったり、会社があぶなくなったわけではなく(今でいうブラックな会社もあるにはありましたが)、むしろ、頼まれもしないのに残業したりのめり込みすぎては飽きる・・・というパターン。
趣味にしても、表向き「学生時代4年間ピアノサークルに所属し」となっており、そのこと自体は決してウソではないですし、ちゃんと発表会にも出ていたのですけれども、所属していたサークルは、ほかに「筝曲」「日舞」。あと個人的に「茶道」を週2、「着付け」も習っていたので、ほぼ毎日なにかの課外活動があり、さらに、夜のアルコール活動とか、寮の仕事もたまにやったり、ごくまれにアルバイトやったり、・・・ほんとにまとまらないやつだ。
それからすると、来年で結婚25周年だとか(内容・実態不問)、子供がとりあえず育っているとか、ピアノを再開して18年だとか、同じ師匠に10年もついているだとか・・・・驚きです。奇跡です。今、道に迷ってる若い衆、安心してください。
そういえばですね、病院秘書やってるとき(たしか28~29歳時)に、あるアルバイトの方から面と向かってこうきかれました。
「うちの娘(都下でも有名な進学校に通っていらしたはず)が、あなたに似ているんです。あなたのような人生を送らずに済むにはどうしたらいいと思いますか?」
・・・・・・知らんがな、そんなこと。こっちがききたい。