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~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

ショパンばかりの

2008年11月30日 22時10分19秒 | ピアノ
夕方、1時間ほど某コンクール(ショパンばっかりのやつです)を聴いてまいりました。
目的は、懇意にしているお嬢さんが出られるのでそれを聴きにいったのですけど、ひきつづきアマチュア部門があり、4人が参加されていました。
エチュードの10-9や革命、エオリアン、あと舟歌とかバラードの4番などが弾かれました。
何年か前は私のような「冥途の土産」組というか、まあ好きなワルツやムリ目のソナタを爆死覚悟で弾いて、けっこう止まったりとか無限ループに陥るコンテスタントがいないでもなかったのですが、そのような方はまったくおられなかったです。
エチュードは充分な速さで弾かれ(なかには超高速も)、もちろん目だったミスはありません。だいたいショパンの長い曲は最後の最後に難所があって、弾くほうも聴くほうもド緊張するものですが、難所も難所と思わせないテクニック。
いやあ、みなさんすばらしいレベルでいらっしゃいます。私にはとてもというかまったく弾けません。

ただこれはあくまでも私の趣味ですけど、テクニックに難がない一方で、破綻ぎりぎりの興奮もなかったような・・・(逃)


やっぱりこのコンクールには私はなじまないな、とあらためて思い、帰途についたことでした。


冷みかん温みかん

2008年11月30日 13時23分18秒 | 雑感
今日は主人がいなかったので、子どもふたりと電車でヴァイオリンのレッスンに伺ったのですが、10時になってもドアが施錠されたまま。
・・・いやな予感・・・・
電話をしてみましたところ、「今日は遠くへ行っててレッスンはないのですよ。いらっしゃいました?」と。
基本的に日曜10時ですけど、演奏会やツアーなどでご不在のことが多いので毎回確認するのですけど、先週は何もおっしゃらなかったので、いつもの通りであろうと出かけたのですが、やはり確認するべきでした・・orz。
でもうちはまあ近いからいいのです。中には片道何時間もかけて通っていらっしゃるお弟子もおられることであり・・・。

帰りにショッピングセンターでちょっと買い物&食事。
一袋だけみかんを買ったのですが、そこのPOPに
「温野菜、シチューに!  ○○○みかん」とありました。
いや、いくらなんでもシチューはないだろう、なにかの間違いだろうと気持ちの整理(笑)にかかったのですが、そこへある記憶が・・。
5月に行った周防大島の宿で見たポスター、
「大人気!!  みかんなべ」。
季節的にやってなかったようでしたし、もしやっていたとしても注文する勇気はとてもなかったのですけど、もし「みかんなべ」があるなら「みかんシチュー」もあるのではないか、と。

私の郷里もみかんはたくさんとれる土地で、給食ではひとり数個ずつ配られたものでしたし、冷凍みかんは普通にありましたけど、さすがに温野菜やシチューやなべはなかったです。
いったいどうやって調理し、どんな味がするのか?
ご存知の方いらっしゃいましたら、ぜひご一報を!




もう週末です!

2008年11月28日 18時57分42秒 | ピアノ
実は12月1日にM氏のレッスンを受けるのですが・・・

レッスンの曲を何にしようと考えたあげく、昨日から弾いてるのが
ラフマニノフ=コチシュの「ヴォカリーズ」。
・・・いちおう初見ではないです。一昨年の12月、サークルのクリスマス会で、練習不足のロクでもない演奏をいたしました(殴)。
そのときは、練習不足もありますけどどうも曲の構造がよくわからなかったのです。で、この前思い出して楽譜みてみたら、そうでもなくて「今なら少しは弾けるかも」と思いいきなりレッスンを受けることにしました。
氏は2000年にこの曲を含むCD「ヴォカリーズ」を出しておられます。
短い曲だし、まだまだヌーボー状態(笑)なので、じっくり教えていただこう・・とある種の開き直り中。
でも、この曲と「イゾルデ」をセットで弾くと、メロディーや内声の出し方にどことなく共通点があって、意外におもしろかったりもします。
ぼちぼちやります・・って来週の月曜じゃないですかっ(汗)。


午後からはかじやんさんが来られて、おもにヴァイオリン曲の伴奏練習。
なぜかちょうど、たまたま在宅していたダンナをひっぱりだし、初見でロマンスヘ長調を弾かせ(オニ妻っ)、ボウイングやら間やら確認。
ほぼ全部を初見で弾いてもらい(ちなみに私も初見ですが・・汗)、考えてみたらいったい何年ぶりに二人で弾いたのかと思うほどひさしぶりでした。
たぶんかじやんさんのお嬢さんはもっとスマートに弾かれると思うのですけど、私とダンナだと、オールドロマンスみたいなタメの効いたモンになっちまいました(爆)。
参考どころか悪しき刷り込みに遭ってしまったかもしれませんが、まあこういう演奏もあるのだ、ということで(汗)。





お友達は素敵だ

2008年11月27日 17時05分28秒 | 雑感
午前、友人の転妻よしこさんのお宅にお邪魔させていただきました。

よしこさんとは4年ほど前でしたか、ポゴレリチのHPを通じて知り合ったのです。
ある日クラシカジャパンで若かりしころのポゴレリチの映像が放映されたのですが、そのときのショパンの2番ソナタ「葬送」の演奏にショックを受け、ポゴレリチのプロフィールを知りたくなり検索していたところ、HPがヒット。
もちろんそれまでにポゴレリチの名前や演奏傾向は聞き知ってはいたのですが、異常なほどの「気」に圧倒され、いったいどんな人生を送った人なのか・・と。
それでHPを読んでみましたところ、管理人のよしこさんが実は同じ学年であり、実はごく近くにお住まいである、ということがわかり、こちらから連絡をとらせていただきそれ以来親しくさせていただいております。

街中でお会いしたり、演奏会でご一緒することはたびたびなのですけど、ご自宅にお邪魔したのは初めて。
いや~、目の保養をさせていただきました。
ブログから拝察するに、「生活感がないほどモノがない」「カーテンや家具類がお好き」「無類のお掃除好き」という、まさに我が家と点対称(?)のお部屋であろうと思っておりましたけど、想像以上のお宅、モデルルーム仕様でございました。
最近リビングに棚を設置されたり(もちろんオーダーで)、サービスルームをご自身の書斎にされたり、との記事があったので大変楽しみにしておりましたが、いやうらやましい。「まだ新しいですから」とおっしゃってましたが、実は我が家と半年ほどしか居住年数は違わず(うちも新築マンションでした・・汗)、住人と内容物によっては部屋というのはこのようなアリサマになるのだということを、ぜひうちをご覧いただいてご納得いただきたいと思いました(爆)。

本日なにをしに伺ったかというと、今は中学生になられたお嬢様が以前はシルバニアコレクターでいらしたということで、「もしよろしければ仮装さんのお嬢さんにお譲りしますが・・」というありがたいお申し出を頂戴し、コレクションを拝見にいったのです。
で、「こちらなんですけど」と示されたものが・・・
・・おおっ・・
「畳半畳くらいの面積×うちの娘くらいの高さ」に箱およびいろいろな小物が積み上げられていて・・・・・すごすぎるっ!これどこに入ってたのですか?うちはもうタンスをどかそうが、ピアノの下が全部ふさがろうがいただきますけど(爆)。
よくよく見れば、「ピザやさん」とか「アイスクリームショップ」はわかるとして、「和室セット」「身体測定セット(←だったかな?)」、小物でも車椅子とかいろいろマニアックなものがあって、シルバニアおそるべし。すごいです。
とりあえず手持ちでいくつかいただいて帰りました。ありがとうございましたっ!



昼はこれまた友人とランチで大盛り上がり。
門下問わず、楽器問わず、でなんか音楽工房でも立ち上げるか?(・・もちろん100%冗談ですよ)という話になり、ではなんと命名しようか・・
某先生門下の有名な「○の会」(これは<出藍のほまれ>にちなんだ名称とうかがってます)にあやかって(・・あやかるなんて恐れ多いことはもちろんしませんが)、「赤の会」?
・・で、そのココロは・・・「朱に交われば赤くなる」

ワルいお友達と遊ぶのはみなさんやめましょうね!(笑)





チェンバロレッスン(クープラン)

2008年11月26日 22時46分49秒 | レッスン&セミナー
昨日は11時から14時まで、娘の通う造形教室の、展覧会の後始末。
・・・・・・またまた働きましたよ。
画材関係、文具関係の細かい物品のひとつひとつを所定の場所に収め、
展示物をひとつひとつ丁寧にはがして、一人一人に返却できるようにする。
絵の道具や工具なんか、「これなんに使うのか?」みたいなものもたくさんあり、このトシになっても知らないこと多いのだなあ・・と妙な感心をしてしまいました。

今日はチェンバロのレッスン。
昨日そんなこんなで日中はまったく練習どころではなかったので、夜キーボードでコソ練。・・・またまた、付け焼刃のドロナワの一夜漬けです(殴)。
子どもたちを送りだしてから、やっぱりシャワー浴びていこうとダッシュで浴びて、バスに。
9時半にうちを出て先生宅に着くのは11時ごろになります。バスの中で譜読み(ちなみにこれはチェンバロの曲ではないです)をしていたら、気がついたら降りるバス停。
片手に楽譜をひっつかんだままバスカードを探っても見つからず。あきらめて小銭を探すも100円足りず。しかたなく1000円札を両替しているうちに小銭をばらまき・・・という凄まじいオタオタぶりで、我ながらあきれましたねえ。


レッスンの前に、サークルのコンサートの感想などを伺いました。
先生も「いい会だったわよねえ」と感心されていて、ほんとにひとりひとり熱心に聴かれていたようでした。
・・で、
「フランス組曲よかったわよ~。仮装さんのピアノを聴いたのは1年ぶり(2回目)だけど、うまくなったわねえ。去年はちょっとね・・・自分に酔ってる感じもあったけれど」
・・・・せ、先生、去年お聴きになったのは、私の生涯の恥とまで思っておりますあのショパン10-4のことでございましょうか?そうですよね、それしかお聴きになっておられないですもん。そうでしたら、どうか「削除」かけてくださいませ(涙)。
あれは、自分に酔うどころかまったく余裕なかったし、とくに事故があったわけではないですけど、内容的にもうサイテーで(泣)。でも聴かれてしまったもんは仕方ないですねえ。デキのよかったものもそうでないものも、公開の場で弾いた以上責任は負います・・・ハイ。

「あなたまた(ピアノの)リサイタルやったらいいわよ。えっと、フランス組曲と・・」
「いえいえ、リサイタルはできないですよ、そんな簡単に。こういうのいいなあ、という組み合わせはありますけど。たとえばクープランを何曲かとラヴェルの<クープランの墓>、でもしフランス組曲いれるなら、フランクの何かあまり大きく無い曲も」
「最初はスカルラッティを弾くのよ」
「ええ!?最初にスカルラッティですか・・・(驚)」
「で、いつどこでやるの?」
「まったく決まってません、ほんとに(泣)。楽譜すらまだ持ってない状態ですから・・。それに来年の4月か5月にアンサンブルだけの会を今企画中で。これはだいたいの内容は決まってますけど、出演者はまだ最終決定してませんし、日時も場所も」
「じゃあ、ソロは再来年ね」

・・・なんともお返事のしようがありません・・・。それにこんなフランスがらみのものをどっと並べていったい弾けるものかどうか。
まぼろしの企画に終わりそうな予感・・・・

それはともかく、とりあえずはアンサンブルの企画を詰めないと。
今年中には決定したいと思います。


チェンバロは楽しかったです。相当好きですね、私。
1ヶ月に1度しか楽器に触れないのが残念ですが、このご縁もそろそろ1年になります。



サークルのサロンコンサート

2008年11月25日 16時04分28秒 | ピアノ
11月の3つめのピアノイベント、サークル発表会が終わりました。
ほんとに今月は弾くのと働くのが常にセットで、リサイタルなどを聴きにいくと逆にどうにものんびりすわっておられず、空いてる席が気になったりしてきょろきょろしてしまいます。・・・・ビョーキに近いです(泣)。
なので、緊張するのも自分の出番の3つくらい前からと割り切って、あとはただの働くおばさん。

サークルは人手が多いし、ほぼみなさん社会人ということもあり動きがいいので、さくさくと進みました。司会、会計、セッティング、その他いろいろおつかれさまでした。
出演者数は23、プログラムは全部で29。
毎月の練習会に出席しているメンバー以外にも、コンサートのみの出演者、あと家族の出演者もいて、ピアノ連弾(4つ)のほかバイオリンの演奏(2つ)もあり、曲もクラシックからポピュラーまでいろいろです。
私がいうのもなんですけど、客観的にも面白い会なのではないかなあ・・と思っています。

みなさん時間の無い中、よく準備をされていました。
メンバーのなかには、過去にピアノを専攻して現在は教える立場の人もいますし、子どものころやっててまたやり始めたという人、大人になってから始めたという人、ずっと独学で弾いているという人、・・ほんとにさまざまな人がいます。
ジャンルにしても、クラシックばかりの人もいれば、ポピュラーやジャズをやる人もいます。
普通はこれだけキャリアに開きがあると、なかなかひとつのコンサートとしては成り立たないと思うのですが、なぜか成り立ってしまう。無理やりでなく自然に成り立ってしまうのがなんとも不思議です。

ここのところ私、ほんとにいろいろな方がたと演奏その他でご一緒する機会があって、子どもは子どもで、プロの演奏家はプロの方で、それぞれ学ばせていただくものは限りないのですけど、こういうアマチュアの仲間というのはどこまでも自分の基盤なのだなあ、と思うことしきりです。
みな弾くことに情熱があるのはもちろんのことなのですが、聴くことの情熱がすごい。それも技術的なこととか理論的なこと等の専門的なことではなくて(もちろんそういう部分ありますけど)、もっと深いレベルで聴くことにみな真摯であることに心うたれます。そういうレベルで聴くと、逆に表面的に体裁を整えた単に巧い演奏などは吹き飛んでしまうわけで、それは演奏するものにとっては怖いことでもあります。

会そのものは和気あいあい、ティータイムもあってお客様とも交流、楽しいひとときでした。
私も家族で参加(弾いたのは私と娘でしたが・・)、楽器から遠ざかってひさしい主人もなにかしらも刺激を受けたようで(・・・なんの刺激かわかりませんが・・逃)、「バッハいいなあ」「シューベルトいいなあ」などなど言っておりました。

私も、正味1週間で用意したバッハの「フランス組曲第5番」(もちろん以前練習したことはあります)と、ラフマニノフの連弾(「コンチェルト1番第1楽章」から)で参加し(それと娘との連弾のおまけもありましたが・・汗)、それなりに楽しく弾けました・・・・チェンバロの師匠がこられたのにはびっくりでしたけど。


とりあえず一段落。
レッスンはチェンバロやピアノやらありますけど、本番はあとは12月20日になります。
・・これはひさしぶりに「イゾルデの愛の死」。自分でもこの曲をまた弾くのを楽しみにしています。








半年ぶり?

2008年11月23日 20時52分15秒 | 家族・友人等
思い立って美容室へ行ってきました。
いつから行ってなかったのかわからなかったのですけど、店のほうから「5月以来ですね」とにっこりされてしまいました。
その間に一回くらいは別の店でカットくらいはしたんじゃないか、と思うのですけど、記憶にありません。

せっかくなので、ヘアマニキュアもするかと思って、してもらったはいいのですけど爆睡。・・・「仮装さん、おつかれですねえ」と言われましたけど、別に疲れてなくても必ず寝ますもん、乗り物の中とか美容院とか風呂の中とか、時にはトイレでも(殴)。治安がいいからといって無用心ですけどね。
で、「(マニキュア)乾かしますね」といって放置されたところで、眠ったままクセで頭をザザっと掻いてしまい、指にマニキュアがべトっと(泣)。
慣れないことはするもんじゃないですね。

「髪細いですねえ」と何回も言われるのですけど、「ええもうトシで毛根がね」としか返事のしようもないし、終わって「あ、髪きれいじゃないですか!」とほめられても(ほめられたのか?これ)、「日頃の手入れが手入れだけにね」としか返答のしようがないのは、なにも私が寝ぼけていたからではありますまい。

無理やりペットサロンに連れてこられた野良犬の気分。
いつもほどぐったり来なかっただけよしとしますか。


お父さん買って!

2008年11月22日 16時16分31秒 | 雑感
今月は週変わりで違う曲弾いてます(笑)。
あさってのサークルの発表会では、バッハのフランス組曲第5番。繰り返しなしで一通り弾きます。あと連弾で、ラフマニノフの2番コンチェルトの第1楽章の超ダイジェスト版。
「フランス」は以前弾いたことがあるとはいえ、チェンバロバージョンだし、そのまんま弾いて録音してみたら、なにかこうエラク妙で(笑)、やっぱりピアノ寄りの弾き方しないと・・と思って練習。気がついたら暑くて脱ぎまくってました。・・・・いったいどんな「フランス」なんでしょ(爆)。
ラフマニノフは超ダイジェストでもあるし、とりあえず雰囲気だけは出していきたいな、と。

         ~~~~~~~~~~~~~

さきほど、台所を片付けてましたら、娘が寄ってきて真顔で言いました。

「ねえ、お父さん買って!」

・・・は?・・・・

「お父さんだけいないからお父さん買おうやあ」

・・へ?・・
私の記憶が正しければ、うちには、生れ落ちてからもうじき半世紀を迎えるという<お父さん>がいるはず?

で、娘を見ますと手にはウサギの人形を握っている。シルバニアファミリーってやつです。それのお母さんと子どもはいるのだけれど、どうもお父さんがいないらしい。・・・そうだったっけ?
なんでもお母さんと同じ大きさのウサギはいるらしいのだけど、お母さんと同じ大きさだとお父さんじゃないそうで、やっぱりお父さん「買って!」ということらしです。
しょうがない・・・<お父さん>買うか(笑)。


そのちょっと前に、娘、お兄ちゃんと戦いごっこやっていて、いきなり
「あ~っアストラムライン!!!」
・・・・お兄ちゃん、「おまえ広島の子だなあ」と大爆笑(ちなみにアストラムラインというのは、羽田からのモノレールみたいな乗り物です)。
で、ほんとは何をいいたかったのかというと、お兄ちゃんの解説によると正解は
「アストロン!」らしい。
ゲームに出てくる強力なバリアらしいのですが、いつのまに娘そんなものを覚えた?



     ~~~~~~~~~~

元気な娘を見るにつけ、某幼稚園でおこったすべり台の事故で意識不明になられたお子さんの回復を祈らずにはいられません。
ほんとに不幸な事故だと思います。一刻も早くお元気になられますよう・・(祈)





娘の展覧会&就学時健診

2008年11月21日 17時18分48秒 | 家族・友人等
昨日は夕方から、娘の造形教室の展覧会に出かけました。
とてもとても作品数が多いので、ひとつひとつをじっくり拝見というわけはいかなかったのですが、たとえ幼稚園生でも小学校低学年でも、印象の強い作品というものはあるもので、遠くからでも「あれっ・・・・」とすーっと引き寄せられたりします。
演奏というのは、たとえこちらが聴きたくなくても、演奏時間いっぱいはお付き合いしなければならないのですが、こういう作品というのは、むこうから働きかける何かがなければ、一瞥してスルーということになってしまいます。
そうやって人の足をとめるだけでもすごいことなのに、ましてや高いお金を出して購入させてしまう、とか、何年も(ものによっては何十年何百年も)鑑賞され続ける、なんていったいどういう引力なんだ、と思います。
もっと絵画も見なきゃなあ・・と思うのですが、いわゆる「名画」とよばれるものだと私はほんの2~3枚見ただけでエネルギーにやられるというかアタルというか、ぐったりきてしまい、入場料の半分も見ないうちに意識がもうろうとしてきます・・・・私、絵画には体力・精神力がありません(爆)。
それはともかく、こういう子どもを中心とした作品展は楽しいです。会期中にあと一回くらいは行きたいのですが(アステールプラザ一階にて24日まで開催中です)。

今日は、娘の「就学時健診」でした。
この3月まで息子が通っていた小学校。卒業式以来ですから、8ヶ月ぶり。
息子の時も、健診があったはずなのに、なぜかまったく記憶になく、実際行ってみてもなにひとつ思い出せない。まるで、第一子のように新鮮な体験でした(殴)。
・・・ほんとに息子は就学時健診を受けたのだろうか?

眼科・内科・耳鼻科・歯科・視力検査・聴覚検査とやりましたが、とくにどうということもなく進んでいた娘、視力検査でやってくれました。
これはいちおう数名を集めて、ランドルト環(Cみたいなあれです)のあいているところを手で指し示すよう説明があったのですが、順番が一人目だった娘は舞い上がったのかわけがわからなかったのか、示されたランドルト環(たぶん1.2くらいの大きさ)をみて
「・・・・オモテ・・・・」

で、先生(これは小学校の先生で専門医ではありません)が大きなランドルト環を見せて「これのあいてるとこ、どこ?」ときいてそのときは手で上を指したりしたのですが、次に示された小さなランドルト環をみて、またまた
「・・・・ウラ・・・・・」

・・・あのですね、ふつう同じ口で言うにしても「ウエ」とか「シタ」とかいいません?なんで「オモテ」「ウラ」なんですかっ!(泣)
検査担当の先生は、息子が6年のときのほかのクラスの担任で、私は委員で何回も仕事でご一緒しています。用紙を返すとき笑いながら「やりかたがわからんかったかもね」とおっしゃてましたが、さすがに3人目くらいの子からはちゃんとできてましたもんねえ(泣)。
で、娘はほんとに視力がいまいちなのかなんなのかよくわからず、最後の面接で「とりあえずどこかで調べたほうがいいかも」ということになりました。
この面接の先生は、息子のときの理科の先生。
途中の検査では5年の時の担任もいらしたし、面接のほかのブースには6年の時の担任もいらっしゃいました。
いやあ、また戻ってきたなあ、という感じです(笑)。
そういえば5年の時の担任が「あら・・つぎつぎと!(笑)。もうこんなになったんですね。やっぱり似てますね」とおっしゃいましたけど、「つぎつぎ」って、うちは二人しか子どもいないんですけど・・・・多産に見えるんでしょうか?(爆)。








いきなり寒いじゃないか

2008年11月20日 23時03分39秒 | ピアノ
いきなり寒くなりましたねえ・・ブルブル・・・

私の記憶が確かなら、15日の土曜は暖かいというか暑いくらいで、16日の日中もそんな感じ、月曜まではどうってことなかったのですけど、火曜の朝べランダに出たら「ウソっ」という寒さ。ベビーバスで飼われているカメもまったく水中で固まったまま。生きてはいるようですが、半冬眠状態。
だいたい毎年11月になるとカメは室内に入れてましたが、今年はちょっと遅め11月半ば過ぎに部屋飼いとなりました。
今週やっとエアコンの掃除できるかなあ・・と思っていたら、いきなりこの寒さかい、という感じです。私は、別に暖房はまだ必要ありませんが、家族のなかにはそれぞれの部屋でつけている気配もあり・・・。

昨日は雪もちらついたらしいですけど、私は知りません(汗)。
午前はピアノ部屋にこもってまして・・・。狭い部屋なので弾いていればとくに暖房も要りませんし、電気は天井灯だけなので経済的。
そうはいっても、なかなか身体があたたまらないと速い曲なんか弾く気が起きない。いきなりエチュードなんか弾いたら骨折です(爆)。
寒い時期のコンクールに出たことがあるのですけど、それは夜で、しかも寒々とした会場。しかも、ショパンのバラ1とか弾いたりして・・・。寒かったことくらいしか記憶にないです。
この前ショパンのコンチェルトソロを弾いた中学生のMちゃんは、夏でも指先がすぐ冷たくなるらしく、いつも小さいカイロを演奏の時は携行しているようですけど、それでも超高速の「黒鍵」とか「10-4」とか弾いちゃうので、冷たくても動く人は動くってことなんでしょうね。
反対にどんなに指先が暖かくても血が通ってても、動かないものは動かない、ということでもあります(泣)。

私は、速い曲でもまあベートーヴェンならばごまかしつつも動かないではないですけど、ショパンのエチュードになると、うちではたとえ弾けても、人前では金縛りみたいになります(笑)。・・・もう他人の手に近いです。要はほんとには弾けてない、ということなんですけどね。一時期はモーツァルトの細かいパッセージもそんなでしたけど、こちらは少しマシになりました。

ただ、弾けさえすれば(~ほんとに弾けさえすれば、ですけど)、速くてややこしい曲いうのはあまり忘れようもないし、勢いがつけばいろいろ考えずにすむので、本番でもあっという間に終わります。テキは、ゆっくりとした音数の少ない、一見弾きやすそうに見える曲。ソナタでいえば2楽章にあたるところです。
こういう曲は曲の練り方もですけど、暗譜も意外にスムーズにいかなかったり、本番でも弾いてるうちに「あれ?次の音は?」と思うこともあるし、で、なかなか手の内に入ってきません(泣)。

だからと言って、速くてややこしいエチュード弾け、いわれたら逃げるしかないですけど(殴)。

要は何弾いても簡単じゃないということですけど、やっぱり寒いと動かんよなあ・・・それでなくても動かんのに。