~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

園見学&授業参観

2006年10月16日 13時07分59秒 | 家族・友人等
午前中、娘を入れようかと考えている幼稚園の見学に行った。

この地区の幼稚園は上の子の編入時に多少は見学しているし、見学していないところでもそこに通わせているお母さん情報だとか、だいたいの傾向(宗教や力を入れている分野)は噂できいているので、今回ここしか見学の予定はない。逆にいうと、ここに入れなかったら路頭に迷う。。。(今、思いついたのだが、もしなんらかの理由でアウトになった時のために、第2候補の願書は用意しておくべきですね・・汗)

園長先生は、私より少しお姉さんかしら・・というくらいの年格好でとても感じの良い方。わかりやすくかつ温かみのある案内をされた。
宗教や、特色となる分野があるわけではないこと、
自由保育ではなく設定保育であること、
あくまでも子供主体ということで、お母さん方参加の行事(バザーや親子遠足など)はないこと、
昼食はお弁当で、お箸で食べ、巾着を使わず布で包むこと、
人工の遊具は置かず、山の斜面を利用した遊び場ですべり遊びや泥遊びをすること、
などなど当たり前といえば当たり前なのだが、今では逆に珍しいとも言えるようなことをひとつひとつ説明された。

最後は、写真のような自然の地形を利用した斜面で子供たちは遊び、栗を拾い、もう明日からでも通いたいくらい気に入って帰途に着いた。
幸いというべきか、この子たちが生まれた年(2002年)は2000、2001年に一種のベビーブームが起きた反動からか、出生数がかなり少なく、もしかしたら並ばずに入れるのではないか・・というお話だった。

・・・そうか子供の少ない年なのか・・・なにかと広き門なのは悪くないです

午後からは、小5息子の授業参観。
家庭科の授業で、メニューは小松菜とソーセージの炒め物だった。
小松菜は、生活科の時間に、子供たちが土地の開墾・肥料作り・虫取りなどすべて手作りで育ててきたもので、本日収穫。当然葉っぱは虫食いでアナだらけだ。

通常授業参観は失礼ながら結構退屈もするものだが、今日はそれどころではなかった。
フライパンを火にかけっぱなしにしてる班はあるわ、男のだけの班では小松菜はみじん切りになりそうだわ、葉っぱだけむしっている班はあるわ、水分たっぷりの小松菜をフライパンに投げこんで「ぎゃ~」と腰の引けてる女の子はいるわ、・・で、もうお母さんたちはハラハラドキドキ、見ちゃおれんという状態。
試食タイムは親もご相伴にあずかったが、味はなかなか良かった。小松菜全然苦味なかったし。
片付けは片づけで、いつまでもデカいボールやらザルやらをシンクに入れたまま、そのうえで水を飛び散らせながら皿を洗い、洗剤の泡が頭についたりしてるしで、この光景を黙ってにこにこ参観してくれ、というのはかなり過酷だった。
今日は保護者もいつになく多く(ほぼ全員だったのではないか)、やはり「調理実習だからいってみるか」という下心(?)はありありだった。

今日は、自分のことは結局なにも進まず(涙)、家事と子供関係で終了。
いや、ほんとはこういうのがあるべきお母さんの姿なのかもしれないのですけどね・・・。