~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

下田望 辻本玲 デュオリサイタル

2015年05月10日 23時27分50秒 | コンサート(企画、協力、出演 含む)

 

本日行ってまいりました。

下田望&辻本玲 デュオリサイタル

いちおうお手伝いもすることになっておりまして、ゲネプロも聴かせていただくことができました。

 

ピアノの位置をちょっと変えてみたり、いろいろと調整しつつ、進行。

 

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県民文化センター 開演17:30

 

カサド:愛の言葉

ブルッフ:コル・ニドライ

ベートーヴェン:チェロとピアノのためのソナタ第3番イ長調

    ~~休憩~~

ラフマニノフ:ヴォカリーズ

チャイコフスキー:ノクターン

ポッパー:ハンガリー狂詩曲

ショスタコーヴィチ:チェロとピアノのためのソナタニ短調

<アンコール>

 ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ

 ピアソラ:オブリビオン

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私自身、チェロの伴奏をすることもあるので、弾いたことのある曲もあれば、よく聴く曲も多く、とても楽しみにしていたプログラムでしたが、

「これぞ本番」というものをひさびさに聴いた感じで、最後まで集中して聴かせていただきました。

とにかく、辻本さんが巧い。前々からよくわかっていたんですが、あらためてです。

望さんの演奏もこれまで何回も聴かせていただく機会はあったのですが、細かなところまでますます美しく丁寧に弾かれていて、素敵。

ミニレクチャーがあったこともあり、ショスタコーヴィッチのソナタが私としては今夜一番のヒットでしたけども、

ブルッフ、ラフマニノフ、それとアンコールのラヴェルなどは望さんの伴奏巧者としての音色・ニュアンスも光っていた気がしたし、

なんといっても、どこまでもおふたりが音楽に真摯に妥協なく向き合われていることがひしひしと伝わってきて、これに一番心を打たれました。

演奏会に行くと「さすがプロ」と思うことはよくあり、今夜もある意味ではまったくその通りだったのですが、「音楽にプロもアマもない、ただ真摯に向き合うのみ」というメッセージをいただいたような気がいたしました。

  

 

 


Sound Bouquet@Musica 2015(4.29)

2015年05月07日 23時37分27秒 | コンサート(企画、協力、出演 含む)
 

毎年恒例のSound Bouquet@Musica(通称 闇鍋会)今年も無事終了いたしました。
今回入れて5回のうち、1回だけ別会場の年がありましたが、ほか4回の会場はムシカです。
今年初参加が(伴奏等も入れて)5人、総勢22名の大所帯となりました。
 
数年前、ここで、門下腕前性別年齢問わずの闇鍋会をやろうと思ったきっかけは、
某チェリスト先生門下の発表会が同じくこの場所で毎年開催されており、
演奏もさることながら、チェリスト先生のMCがめちゃくちゃ面白かったので、
MCも含めてみんなで楽しめる会にしようと思ったことなんです。
 
で、今年は私は14と15の伴奏ピアノと最後の連弾をやったのですが、
初めてお会いするお客様何人かから、「おしゃべりが楽しかったです」と言われ(笑)、
まさに本望だと思いました。
 
珍しい曲あり、名曲ソナタの楽章リレーあり、
学生、レスナーさん、趣味、演奏活動されてる人、
年齢も下は12歳から、上は言わないお約束、
・・・・・・といろいろでしたが、リハ・本番・打ち上げと終日音楽三昧。
来年もまたやりましょう。
あ、予約入れないと(笑)。
 
 
 
<プログラム>

4月29日(水・祝) 13:30~16:50 ムシカ

1.オカリナ 宗次郎: 水心

2.ピアノ  サバネーエフ: プレリュード 
              スクリャービン:エチュードOp.2-1 Op.42-1

3.ヴァイオリン&ピアノ モンティ:チャールダーシュ 

4.ピアノ  バッハ:インヴェンション 第2番 

5.ピアノ  ベートーヴェン:ソナタ第23番「熱情」ヘ短調Op.57 第3楽章 

6.ピアノ  ベートーヴェン:ピアノソナタ第24番「テレーゼ」嬰ヘ長調Op.78第1楽章

7.ピアノ  ベートーヴェン:ピアノソナタ第25番「かっこう」Op.791楽章 

8.シューマン:ピアノ四重奏曲 第2楽章 

                 ♪休憩♪

9. ピアノ  クレメンティ:ソナチネ ハ長調 Op.36-3 

10.ピアノ  ベートーヴェン:ピアノソナタ第17番「テンペスト」ニ短調
                                Op31-2 13楽章

11.ピアノ  シューベルト:即興曲 Op.90-3
 
12.ピアノ  アルベニス:エボカシオン

13.ピアノ  ラヴェル:道化師の朝の歌

                 ♪休憩♪

14.ヴァイオリン&ピアノ  マスネ:タイスの瞑想曲

15.チェロ&ピアノ  メンデルスゾーン:無言歌 

16.ピアノ   吉松 隆:「タピオラ幻景 Op.92」より
                            光のヴィネット・鳥たちのコンマ ・風のトッカータ

17.ピアノ   ベートーヴェン:ピアノソナタ第8番「悲愴」ハ短調Op.13 1楽章

18.ピアノ   ベートーヴェン:    同上    第2楽章

19.ピアノ   ベートーヴェン:    同上    第3楽章  

20.ピアノ連弾 ラフマニノフ:「パガニーニの主題による変奏曲」より第18変奏
          グリーグ:トロルドハウゲンの婚礼             

ご無沙汰しておりました

2015年05月06日 12時37分53秒 | 雑感

   

もう5月になっていて、しかもほぼ1週間経過してしまいました。

なんと・・・

ここ一か月のこと、書かねばならぬことがたくさんあるのですが、まずは近いことからぼちぼち。

昨日は、広島にきて初めてフラワーフェスティバルに行ってきました。

2001年4月から住んでいるので、15年目にして初体験という・・・

だからといって、毎年ゴールデンウィークになにかしていていたのか、と言われても特になにも思い出さないです。

娘が広島ならではの某授業で耳にした話によると、「フラワーフェスティバルの起こりは、カープの優勝パレードの興奮が忘れられず」とかいうことらしい。

ほんとなんだろうか? 

昨日は歩いている途中で、「12対0で、今カープ勝ってます!!」という声が某大学主催の模擬店からきこえてきて、

まさかと笑っていたら、ほんとでした。・・・・すみません。いや、めでたいです、よかった。

 

ところで、ここ一か月、

4月8日(水) 娘の中学入学式

4月24日(金) 中学参観・懇談

4月26日(日) 松本和将ベートーヴェンソナタ全曲演奏会第7回

4月29日(水・祝) サウンド・ブーケ@ムシカ (通称:闇鍋会)

4月30日(木) 母の引っ越し(私のうちで同居)

5月1日(金)  家庭訪問

 

というのがおもな行事で、この間はひたすら、片付け。(4月13日~24日のショパンコンクール予備選のネット配信をみたり、闇鍋会の合せ練習をしたりもしましたが)

なにしろ母が越してくるということで、うちの6畳一間を空けたわけですが、もともと母はひとりで広めの2LDKに住んでいて、家具は鹿児島から運んできたものがかなりの量。しかも、老い先短い心のよりどころとしてはなかなかこれらを捨てることができない・・・・・という。

当然こちらの持ち物を大量に捨てることになり、息子が進学で出て行ったり、娘が部屋移ったりもあったので、総棚卸して、捨てるべし捨てるべしの日々を過ごしたわけです。

引っ越しの翌日(5月1日)にはすっかり片付きましたが、いまだに右ひじ付近がぴくぴくしております。