~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

マイ掘り出し市

2008年03月31日 03時58分33秒 | 雑感
まだまだ片付け続行中なのだが、いろいろ変なところにひっかかって、大筋のところは進んでいない。

うちは、CDに関しては引き出し状のものに整理されているのが、「室内楽」「弦協奏曲・弦ソロ」「バロック」「声楽曲(オペラ含む)」「交響曲・管弦楽曲(これは年代でふたつに分かれている)」、
ざざっと棚に並べてあるのが「ピアノ曲」で、こちらの方が今ひとつよくわからなくなっている。というのは、カップリングのものだと、よく聴くほうを優先してそちらの作曲家のほうに入れてしまったり、あるいはものによってはアーチストで分けてしまったりしているので、とても全部を把握できていない。といっても、200枚には遠く及ばない(ピアノのみ)のでそうメチャクチャ多いほうではないと思うのだが・・。

今日あらためて整理していたら「?」な曲がたくさんあって、結構困った。
ショスタコのピアノコンチェルトが2枚あったのだが、これほぼ記憶にないし、バーバーやマックス・レーガーのコンチェルトはたしかに買ったような気はするが何のために買ったのかわからないし、ましてカップリングで入っている<ウィリアム・シューマン>にいたっては、えっと・・どなたですか?(殴)。
アレンスキーの2台ピアノの曲ばかりのCDや、バラキレフのピアノ曲集は買ったような気もするが、どんな曲が入っていたかはまったく記憶になかった。
・・・・もし、これを読んでいて、「あ、それ、私が貸したヤツ!」と思われた方がもしおられたら、おっしゃってくださいませ(泣)。
お借りしたものは自分に関してはお返していると思うのですが・・(主人の分までは知りません)。

モーツァルトあたりだと、私の記憶に薄いものはおそらく主人が買ってきたものではないかと思うのだが、それ以外は当然私のものであるはず。うちにはないと思い込んでいたショパンの舟歌は実はルービンシュタインのCDの中に入っていたり(殴・・ちなみに楽譜は持ってません)、ベートーベンのソナタの1番がリヒテルの演奏であったり(これはあまり音がよくありませんでしたが)、ラベルのコンチェルトがアルゲリッチのであったり、オイオイな掘り出し物が結構あった。


娘に「仮面ライダークウガ」のビデオを出してやるために、ビデオ棚をちょっといじったら、「トリスタンのイゾルデ」のビデオも2本出てきた。ウィーンとベルリン(国立歌劇場)のもの。これはたぶん何本かはあるだろうなと思っていたので、もしかするとまだあるかもしれない。


・・・・・もうイヤだ・・・・ああ・・・





ちょっとのんびり

2008年03月29日 23時06分34秒 | 家族・友人等
午後から子どもを連れて、サークル仲間のかじやんさんのお宅へでかけた。

ご自身も年度末で倒れそうなほどお忙しいのに、よんでいただくなんて申し訳ないのだけれど、たぶんこういう時間はピアノ好きの常として、楽しみでこそあれ苦ではないだろうと思うことにして、遠慮なくお邪魔した。

いつものことで、ダラダラしていたらかなり遅くなってしまい、行ってみたらみなさんすでにおそろい。メンバーは私をいれて4人、気心の知れた面々だ。

1人はまだお若い方なのだけど、あとの3人はおばちゃんなので相変わらずの話題・・・(爆)


うちの息子が中学生になることから、学ランの話になったのだが、これが「長ラン」「短ラン」だの、裏地が竜だのの話になり、ちなみにこの話題を持ち出したのはまつやんで、反応できたのは私のみ。
これって、年代の問題なのか、通っていた中学(高校)のガラの問題なのか・・・

それから、うちの息子が進学する予定の学校は昔は風呂敷を使っていたという話を二人からきいて「・・ウ、ウソだろ・・・」と思っていたところ、帰ってから主人にきいてみたら(うちの主人は同じ学校ではありませんが、系列校でした)、「そうだよ、使ってた」
・・・・・・何時代ですか?風呂敷っていったい?・・・・びっくりですよ。
私の中学時代の白い肩掛けカバンも自慢できたもんじゃないですけど。


あとは、みんなが交代で弾いて、ああでもない、こうでもない、と(笑)。
人のふり見てなんとやらなのだが、ほかの演奏を聴いていろいろ思うポイントはすなわち自分の反省点でもあるので、自分でもちょっと「ドキッ」としながらアドバイスさせていただいてます・・・そうは見えないかもしれませんが(笑)
だいたい人様に言うことというのは、自分でもできてないことですから(逃)。



いろいろ寄り道して帰ってみたら、今夜8時から午前3時まで仮面ライダーシリーズの放映しているではないですかっ!

すでに1号2号は終わっていて、V3・・・orz
今「アマゾン」やってますけど、やっぱりヘンだ(爆)。
アマゾンパンツっていうのも売っていたらしいが、着ていてリラックスできるってホントか?欲しい・・・・。


途中はともかく、「クウガ」は見たいのだけれど、そうすると3時まで起きているハメに?











春の公開レッスン

2008年03月28日 19時29分21秒 | レッスン&セミナー
地元音楽高校で連日開催されている室内楽セミナーのひとつ、ピアノの公開レッスンに行ってまいりました。

昨年は、友人のピンチヒッターで急遽「展覧会の絵」から数曲を松本和将さんにレッスンしていただいた私でしたが、今年は聴講で参加。

全部聴くと一日仕事なので午後の2人を聴きにいきましたが、この2人が日ごろ懇意にしているお嬢さん方。
1人は上の子のクラスメートAちゃんで、もう1人は昨年すでにソロリサイタルを開催したという期待の中学2年生Mちゃん。

Aちゃんはべートーベンの一番のソナタの第1&4楽章。
この曲は先日発表会でも聴かせていただいたのですが、よく弾いてました。
仕上げ(というか譜読み)にかなり時間のかかるお嬢さんなのですが、仕上がったものをステージで弾くと、練習の時とは別人のような出来栄え(笑)です。

先日聴いたときは、小6としては相当なレベルと思いましたが、これをコンクールにかける、あるいは年齢ということを考慮せずに、あくまでもベートーベンの楽曲ということで演奏するということであれば、まだまだやるべきことはたくさんあると感じていました。・・特に第4楽章の和音の鳴らし方。

通しで聴かれた松本さんは「勢いはすごい!これは認める」と。
で、「ベートーベンというとどんなイメージもってる?」とAちゃんにきいたところAちゃんは、
「情熱的・・あと怒ってる・・・」と(笑)。
「そうだね。あたってるとは思うんだけど、ベートーベンて繊細なところとかやさしいっていうのかな、そういうところもあると思うし、それが表現されないと、逆に情熱的なところが生きてこないんだよね。今の演奏はちょっと『いつも怒ってる』って感じかな」


だいたいレッスン、特に公開レッスンの時は、できてないところを言うことになってますから(笑)、「できている」ところをほめることはまずないです。
なので、ここであえて私がいうと、Aちゃんの演奏のいいところは「音がしっかりと鳴っていること」「キレやリズムに勢いがあり、聴いているものをのせること」「細かい動きまでよくさらっていて、流れとしては妨げるところがないこと」
といったところです。
まあ、これだけでもかなりのレベルとは思いますので、レッスンはさらにプラスαのことを求めているわけですが、大変重要なことでもあります。

ベートーベンについてはとにかく「美しいところ」「包容力を感じるような大きなところ」(これはたいがい、転調して長調になったあたりで表れることが多いように感じますが)をよく感じるようにと、私自身も何人かの先生に指導を受けましたし、自分でもそう思っています。

でもそれは、テクニックからいっても感情面からいっても、子どもの頃は大変難しいことだと思います。
テクニックからいうと、ピアノとかピアニッシモがうまく表現できること、あとレガート奏法がうまくいくことが条件になってくると思いますから、まずこの時点で相当難しい。
もっと難しいのはその箇所に表現されたものだと思うし、大人でも感じ取ることのできる人とそうでない人がいるかもしれません。

・・・なので、Aちゃんは「できてない」「弾けてない」と思う必要はまったくないと思うのだけれど、ベートーベンのソナタを弾くということは、それだけの内容を要求されるし、それを表現するためにいろいろな面から勉強したり感じたりしていかねばならない、ということを理解してほしいところです。

あとは、緊張感のある連続単音の弾き方(ドドドドというスタカート)、和音を弾く際(鳴らす際)の力の抜きどころ、などの指導を受けていましたが、いずれも難しいけれど、大変重要なことばかり。
松本さんは第一線でバリバリ活躍している30前のピアニストですから、レッスンの時は、自分でもよく弾いてくださいます。このベートーベンのソナタもご自分のレパートリーというわけではないと思うのですが、ほぼ全部弾いてくださいました。


次は中2のMちゃん・・これはすごいです、リストの超絶技巧練習曲の10番とショパンのコンチェルトの1番。
そんなたくさん弾くの?とびっくりしたんですが、リスト弾いた時点でなぜ2曲なのかわかりました。

リスト弾き終わって、松本さん思わず拍手
「中2だよね?すごいなあ。言うことないよ。この曲のキャラクターは十分表現できてるし、テクニックも問題ない。それにふつうにしてるとやわらかい感じなのに、座るといきなり空気変えるし。これって教えられてできることじゃないからねえ。・・・ほんとに中2?」

私はちょっと前に某所でこの曲聴きましたけど、今日は近くで聴いていたせいかそれともMちゃんの調子良かったのか、ほんとにすばらしかった。
松本さんは言うことなくて「何か困っていることとかありませんか?」
Mちゃん「えっと・・ステージではすごく速く弾いてしまうんです」(・・・超絶を速く弾いてしまう、という時点でフツウではないのだが・・・)

「それはねえ・・・音楽家の課題というかねえ・・」と苦笑い状態でしたけど、自身のコンチェルトの時の経験とかを話されて
「リハーサルの時とかにね、なるべく客席のほうを見てみたりね・・うちで練習するときも横を向いてみたりね・・そうすると思いがけないところから自分の音が聴こえてきて、他人の耳のような感じで『あ、今走り気味だった?』と演奏しながら気づくことがあるよ」

椅子に並んでかけて、リラックスした姿勢で、一人称も『オレ』で(笑)、まさに音楽家同士の雰囲気。松本さん自身も「こうして話してると大人と話してるみたいなんだけど・・・中2だよねっ?!」(←ちょいしつこい・・爆)


そのあとは、ここからは「上級者のみのお席」みたいな内容のレッスン。
「すごく速いオクターブのパッセージでも小指そのものを動かして音色を作る」とか、「盛り上がり方のバリエーションがもっといろいろあるといいね」などなど。しかも、松本さんも弾くんですよ、その場でいきなり超絶10番をバリバリと。

次にショパンのコンチェルトもあって、こちらは「ショパンは人によっていろいろあるんだけど・・」といいつつも、主に音色の変化とか長いフレーズのもっていきかたの指導がありましたが、これもその場で弾くんですよ、松本さん。しかもほぼ暗譜。

たしかコンチェルトはラフマニノフの2番3番、ショスタコ、などなどをたくさんのレパートリーをお持ちだったと思いますが、どれでもさっと弾けるもんなんですかね?・・・・すごすぎる・・・



その後休憩だったので「昨年はお世話になりました」とご挨拶したら、とりあえず覚えていてくださったようで、フランクのチェロソナタのCD(趙静&松本和将)を買いつつ、
「・・実は、近々これの2楽章弾くんですよ(泣)」というと、
「あれは難しいよね、ほんとに」とおっしゃってて、あそうか、やっぱり難しいんだよかった(なにもよくはないのだけれど)、と思ったことでした。


今日は聴講料1000円で、いい演奏をたくさん聴くことができて、ほんとにお得。
こんな時間はほんとに幸せです。
・・・うちに帰ると模様替え中で部屋はメチャクチャ、子どもは一日中ブラブラ・・・(泣)



すべての道は・・

2008年03月28日 02時06分51秒 | 雑感
知人のブログや、ブログへのコメントなどをみてちょっと思ったこと。


なにごともその道でお仕事をしていこうと思ったならば、まんべんなくいろいろできる器用さも必要かもしれないけれど、ある分野に特定した専門性というか個性がやはり欠かせないでのはないかということ。
そういうことは私がいうまでもなく、社会でお仕事をされている方々は痛感されていることなのだろうとは思うのですが・・・。


たとえば、私の古い友人で学校の勉強も英語もあまり好きではないのだけれど、なぜかドイツ語だけが好きで、日常会話にはほぼ問題がない者がおりました。
ドイツ系の会社の秘書も勤めていたし、私からみれば「すっごーい!」という感じだったのですが、彼女にはいわゆる「専門分野」がなく、通訳にしても翻訳にしてもキャリアを重ねようとするとちょっと苦しいものがあり、結局はいろいろな条件が重なってドイツ語を生かしたお仕事はやめてしまいました。
・・・また、これはかつての話なんで聞き流していただきたいのですが・・・
私、10年くらい前までの数年間、だらだらと翻訳の勉強をしておりまして(今ではすっかり忘れきってしまい、中学生以下のレベルと思います・・汗)、できたらジャンルをしぼって仕事につなげられたらいいなあ・・と漠然と思っておりましたが、だらだらやっているうちに気付いたのは、「自分は英語が好きなのではなく、英語を通して日本語の表現を探ることそのもの好きなのだ」ということ。
好きなジャンルも文学系の英日翻訳に限られていて、これではお仕事としてはまずムリ・・・・・ということで未練なくやめてしまい、今では英語そのものを読むこともまずありません。
いや、語学でなくとも、忘れ去っているのは日本の古典文学でも同じことで、文法なんかはもう全然わかりません。主人にもあきれられるくらい・・(汗)。単語も忘れましたねえ。ただ、単語も文法もあやしいのに、読むのは別に苦痛ではないです。


英語などは、これからは読み書きは当たり前の時代でしょう(というよりすでにそういう時代なのだと思いますが)。
凡人には「読み書き」まででも、相当な大変さなのですが(国によってもかなり違いがありますし)、でもそれは英語圏の方にとっては当たり前のことなんですよね。
日本人であっても読みにくい古典文学にしても、これはもう読めてなんぼで、読めないことには研究もなにも始まらない。


それをいうなら、楽器だってある一定のレベルまでは弾けないことには始まらない。どういう楽曲も可もなく不可もなくのところまでは弾けて、聴いているほうも「ああ、こういう曲ね」とまずはすっと分かることが大事。
そこから先がえらく長く厳しい道のりになるわけで、ここからの極め方、あるいは生来備わっているものによって、たとえば「モーツァルトなら誰それの演奏」「このピアニストの音が好きでたまらない」などという分化が生じてくる。


今日たまたま読んだ冊子の中に次のようなくだりがありました。

故河合隼雄氏が、ある指揮者に「深い音とはなにか?」とたずねたところ、
その指揮者(日本人ではないです)はしばらく考えたのち、
「音にその人のトータルパーソナリティが全部掛かっていて、聴く方もトータルパーソナリティが反応する時、深いというのだと思う。それはいつもいつもできることではないが、それができる時がある」と答えられたそう。


まずは、形が整うくらいの技術を身につけ(もちろん技術だけが一人歩きしてもいけないでしょうけど)
次に、「この人はこれだ!(このジャンルだ)」と言われるくらいにあるものを掘り下げ、
最終的には、送り手と受け手が深い部分で反応できるような機会が持てれば理想的
・・・ということでしょうか?


どんな道も大変なものですね。
ただどの道も結局は同じところに通じている、ということでもあるような気がします。




鉄を打つタイミング

2008年03月26日 22時58分31秒 | 家族・友人等
昨日は、娘の再々診。
頭部CTを撮ったところ、血腫は認められず、無事吸収されたようだということで、晴れて「すべり台事件」卒業となった。
落ちたのが2月14日だったので、1ヶ月半たたずに終了ということで、思ったよりも早かった。・・やれやれ・・・


今日はいつもなら4時から娘のレッスンだったのだが、できれば午前中にと思い先生に連絡してみたところ、「どうぞ」ということで11時半からにしてもらった。
今日はたっぷり朝寝坊をしたうえ、幼稚園もなく、なかなかの集中力。
先生も「午前中だと違いますねえ」と(笑)。

休みに入ってから、練習のほうも少し丁寧に私がみてやっているので、いつもよりはまともだったが、やることは相変わらずだったりする。
『ちらちらこなゆき』という曲を、「この曲は音が小さいほうがいいと思う」とメゾフォルテを無視してピアニッシモもどきで弾く。
先生、「ほんとじゃ、そのほうがきれいかもね」
・・・・よかったです、話のわかる先生で(泣)。

イヤだイヤだと言っていた黒鍵も、なんとかすべらなくなってきたらしく、
「これ発表会で弾いたら、聴いてる人が『おお、ファとドにシャープがついてる!』といってくれるかも」とちょっと得意気な感じも。

ただ、まだどうしても指がしっかり立たないところがあって、特に小指は難しい(当たり前ですが)。
私も注意するし、先生も注意するんだけれど、注意するともれなく肩が上がってしまう。
これって笑えるんですが、うちの子どもだけでなく、習って間もない子どもに「指をもう少し立てられるかな?」というとたいがい肩があがります。
で、肩を触って落としてやると、指も寝てしまう(爆)。

・・・ピアノって難しいんだな、て思う瞬間・・・


こういう段階をクリアしていくのは、チビチビの練習もなのだが、ある程度固めてやっているうちに「おっ!」と超える瞬間があるもので、
それはみんなが経験していることだと思うのだが、娘は先日2日間で数時間プールに浸かりっぱなしだったところ、いきなり浮き輪なしで、プカプカと浮かんでいた・・・いや溺れて浮かび上がったのではなく、「浮ける」ようになっていたということです。

よくピアノなんかは、毎日15分だとか30分だとか区切って練習する(させられる)子どもが多いと思うのだが、練習というのは当たり前だが濃淡があるもので、ある時は漫然とボーっと指だけ動かす練習をしていてもかなわないが(そういう練習も必要だと私は思っている)、気が向いたときは「これがクリアできるまで」と時間無制限で取り組むのが理想だと思うし、そういう瞬間を見極めてなるべく親も邪魔をしてはならないと思っている。


それはたぶん勉強でもなんでも、同じなのだろう。
ただ、「これがクリアできるまで」と時間無制限でやらせると、ゲームはいつまでも終わらないかも・・・・(泣)



つくし

2008年03月24日 20時48分50秒 | 雑感
近所の友人からつくしをもらいました。

子どもたちがたくさん収穫したのだそう。
軸の部分は佃煮やおひたしにしていただきますけど、頭の部分も食べられるときき、今日は頭の部分を湯通し、軸の部分をさっといためて食べてみました。

頭部分、ほろ苦くオツというか微妙に大人の味でよろしい。
軸の部分は子どももよろこんで食べました。

あまりにワイルドな野草は、食べられるのかどうか自信がなくて躊躇しますけど、こういう身近なものは、季節感があっていいですね。
うちも、摘みに行こうっと。



別府 その5

2008年03月24日 00時25分17秒 | 家族・友人等
帰りは白いソニックで小倉まで。


2泊3日の最終日の23日(日)は朝から、雨。
11階の部屋から見える外界は真っ白。
8時半からのプリキュアを見て、9時に朝食バイキングへ行ったのだが、これがかなり混んでいる。

・・みな、朝早くからバリバリ観光をするのはやめてしまったようだ・・・


11時のチェックアウトまで部屋でボーっとしていて、その後、ボウリングでもしようかと行ってみたのだが、これが国体予選の真っ最中で3時間待ち。
もちろん、そんなものあきらめてすぐに他へ。
卓球したり、またもやゲーセンへ行ったりし(本日私は、もぐらたたきのみ)、あとはどこかへ行こうかと提案したのだが、肝心の子どもたちが全然乗らない。

仕方なく駅へ行ったが、時間は余ってるし、早い時間のソニックは満席だしで、近くの家電量販店でブラブラとする羽目に。


ところで、駅へ向かうバスから見たものに不思議なものが・・・
どうということのないビルの縦長の看板なのだが、ピンクの地に白抜きで「エッチ ビル」


また、プラットホームの売店の看板・・「プラット ピット」


そして、第10回別府音楽祭のチラシ
<総監督/大分県外国人名誉県民 マルタ・アルゲリッチ>


おお、アルゲリッチは大分の名誉県民だったのか!


お土産は
「ざびえる」「ドン・フランシスコ」「かぽすリキュール」。

・・やはりキリシタン大名の土地、お菓子も南蛮のかおりがいたします・・



別府 その4

2008年03月23日 08時42分36秒 | 家族・友人等
昨日午前はどこへ行くかがなかなか決まらず・・・


12歳と5歳、しかも男児と女児では興味の方向がまったく違い、これをまとめるには遊園地かなにかに行けばいいのだろうが、それもなんだかなあ、という感じ。


結局、上人ヶ浜という砂温泉のあるあたりに行くことにした。

ここは自然のままの植生が(ある程度?)残された海岸らしいが、遊歩道が作られ、石や貝や花の収集癖のある娘は大喜び。

そこを一往復し、あとは海岸線を2キロほど歩いて昼食、そこからまたホテルに戻った。

それからは子どもたちのリクエスト通り、館内のゲームセンターとまたまたプールに行き、夜まで遊び倒した。

ここのゲーセンは某ゲームメーカーのものなのだが、他の場所でもそうだったように、16歳未満はたとえ保護者同伴でも18時まで(そういえば、他のところでは<日没まで>と書いてあった)。


夜になると風紀が乱れるのか?(笑)

コインゲームのにはどう見ても、パチンコ系の方々が張り付いていたりもするし、たしかに夜遅くまでいるところではなさそうにも思う。


終わってみると「なぜこんなくだらんものをゲット?」という感想を持つのが常なのだが、
「あの一瞬の興奮と後悔は芸術に似ている!」と馬鹿をかましたところ、息子が
「おお、名言!」と(・・・納得するなよ)。


ピアノでなくギャンブルにはまってても、私としてはなんら不思議はないです(泣)。

そういう意味では、特に上等な趣味というわけでもなんでもなく、たまたまなのだということを改めて自覚。


それにしても・・
誰かクレーンゲームの秘訣教えてくださいっ!

別府 その3

2008年03月22日 01時44分38秒 | 家族・友人等
4時間ほど地獄を歩き回って、結構疲れてたのですが、ホテルに帰った娘、
「プール行く!」


今回2泊するホテルはおそるべきファミリーレジャー型で、ボーリング場にゲームセンターにプール(造波プール&洞窟回遊プール&巨大スライダー&幼児用プール)などなどがあります。
もちろんわかってて予約したのですが、思ってたよりもはるかに大きなホテル。


プールに向かったのですが、行けども行けども着かない。
池袋や新宿駅の西から東へ抜けるくらい、いやそれよりも遠いように思われます。
各施設は廊下でつながっていて、もちろん歩いて行けるのですが、実は送迎バスも走っている。


この馬鹿デカさがちょっとした事件につながってしまいました・・

2時間ほど泳いで、更衣室に入る前に息子に「出口でね」と言っていたのですが、私と娘が出てみたらどこにもいない。
受付のお姉さんは「男性は全員出られました」というのですが、精算とかはなかったのだろうか?と気になるし、プールで頭打ったと言ってたのも気になる。

でもどこにもいないということで、これは続いて行く予定だった風呂に行って待ってるに違いない、とそちらに向かいましたが、風呂は建物がまた別で、風呂だけで、街のスーパー銭湯などはるかにしのぐ規模。
おまけに宿泊者だと受付も必要なく、特にここが「入り口」という関所もないわけです。

・・たぶん入ってしまったに違いない・・


風呂から上がってから娘と探しましたが、ポイントポイントのおやすみ処みたいなところにも姿は見えず・・。

夕食時間のリミットは迫ってるし、なんとかせねばとフロントに連絡したのですが、こちらへもなんの連絡もないもよう。
これはもう「ヘンなおじさん」に連れ去られたのかも・・とも思いました。お好きな人がいないとも限らないし・・


それはともかく、フロントとも相談して「館内放送しましょう」となり、呼び出しの依頼をした直後、
・・いましたよ。疲れきった息子が。

だいたい想像はついたのですが、まずは「出口」を風呂の出口と勘違い、次に風呂がわからず、なんとかたどり着いて入ったものの、今度は出口がよくわからず、仕方なくまたプールに戻ったり部屋に戻ったり、相当な距離をウロウロしていたらしい。


自他ともに認める方向音痴くんの大受難でした。

別府 その2

2008年03月21日 22時06分39秒 | 家族・友人等
地獄へ行って参りました。


ちょうど昼くらいにホテルに着いたのですが、チェックインはまだできないので、そのまま地獄めぐりへ。


過去に私、由布院は二度来ていますが、別府は初めて(だと思う)。
一度はやってみたいと思っていた地獄めぐりですけど、全部で8ヵ所もあるとは・・畏れ入りました。


8ヵ所通しの券が、大人で2000円。
この8ヵ所は6ヵ所と2ヵ所に場所が分かれていて、まずは最初の6ヵ所。


1.海地獄
2.鬼石坊主地獄
3.山地獄
4.かまど地獄
5.鬼山地獄
6.白池地獄


写真は「鬼石坊主地獄」です。

途中で昼食をとり、3キロほど離れた2つの地獄へもいきました。これはたまたま、1時間に1本だか2本だかのバスが来てラッキー。

7.血の池地獄
8.龍巻地獄


どうも「地獄」というのは、
「青や白や赤の色のついた美しい池状のもの」
「岩のあちこちから高く噴気が上がっているもの」
「泥がボコッと持ち上がるもの」
とあるようでしたが、私は「フツフツとたぎったあんこのような」泥系のものが好みでした。


息子は、科学的なことを何か言いながら見てましたが、娘は娘で、あちこちに飼われている動物(温泉熱を利用して飼育されている)を見たりして、結構喜んでいるようでした。

「毎日が地獄です」というTシャツも売ってたりで、なかなか地獄面白いところ(笑)でした。