~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

ひさしぶりの練習会

2008年08月31日 22時48分51秒 | ピアノ
久々にサークルの練習会に行ってきました。

6月はジョイントコンサートで練習会はなし、
7月はM市であったのですけどこれには参加できず、・・・・というわけでだいぶひさしぶりです。

今日は11人だったかな?新しいメンバーも2人いらっしゃいました。
おばちゃんが取り囲んで新人さんが引いてしまうといけない、とおばちゃんはおばちゃんで語ってました(殴)。
結構ひさしぶりだったということは、私初めて聴く曲も多かったのですけど、それぞれいい味出してました。
ここ2ヶ月ほど、ちょっとしたミスでも「あっ・・」と言いたくなるような完成度も緊張度も高い演奏を聴き続けていたもので、練習会に出てなんだかほっとすると言っては悪いのですけど、やっぱり楽しく弾くってこういうことだよねえ、と原点に返った感じがして癒されました。

私はつい1週間前に本番を終えたばかりで持ち曲もなかったのですけど、イゾルデを弾く気分でもなかったもので、2日間練習した「熱情」の第1楽章と第2楽章(こちらは半分だけ)を雰囲気だけ弾いてまいりました。まだ下書きにもなってないです。・・・予告編ということでお許しを(逃)。

ところで、例のベートーべンのソナタを弾く会(一人一曲)なんですが、今日が締め切りで、私もエントリーしてまいりました。
全部で14名(本日夕方時点)、「悲愴」が3人いたほかは、14、15、17、19、20、22、23、24、25、27、32番といい具合に散らばっていたようです。・・・といっても、中期が多いようですけど。
Mちゃんに「ハンクラはいないの?」ときいたら、「半クラッチですか?」と(笑)。

ハンマークラヴィアのことなんですけど、あまり省略しないですかね?2ちゃんねる的縮め方でしたか(汗)。




高い楽譜には何も書いてない

2008年08月29日 17時16分59秒 | ピアノ
8月もあと2日で終わり。
家の中は、夏中かけて子どもたちが散らかしてくれたおかげで、とても人サマにお見せできるような状況ではなく・・・かといって大掃除&片付ける気力もなく・・・


ピアノは次の曲もやらないといけないので、コンペ前と変わらず弾いてます。
コンペ期間中は、7分程度の曲の細かいところをグルグル練習していたので、2時間も練習すればかなりやった感じになるのですけど、そうでないときは、譜読み曲やテクニックの練習や仕上げ間近のものとかいろいろ取り混ぜて練習するので、2時間くらいだとあっという間です。

ここのところ速い動きの練習を怠っていたので(ほんとはコンペ中でもちゃんとやらないといけないことなのですが・・・汗)、まずはそれからやらないといけません。

1.ハノン:スケール&アルぺジオ&カデンツを毎日ふたつくらいの調で(じょじょに増やしています)。不確実な音がないように。

2.ピシュナ:自分の苦手な動きを3曲ほど(これは、手を傷めるのがこわくてコンペ中はやってませんでした)

3.ショパン:エチュードを2曲。超ゆっくりていねいに

4.モーツァルト:2台のソナタの第1ピアノ(友人のMちゃんのリクエスト・・「う、上になってください」)の譜読み

5.ベートーベン:「熱情」ヘンレ版で一からやり直し。ペダルなどが全然入っていないので、今まで使った版も参考にしています。版が違うと印象が違いすぎて、今までの弾き方が疑問だらけ。なかなか進みません。



ところで、7月23日の新聞に吉田秀和氏が「ブレンデルの引退」という文章を書いておられました。
ブレンデル氏は今年いっぱいでの引退を宣言しておられ、今各地で引退公演をされている最中だとか(ちなみにこの記事を読んで、ブレンデル氏がワーグナー好きであることを私初めて知りました)。

吉田氏によると
「ブレンデルは、私はこのところ敬遠してきた。・・・・グールド、グルダ、シュタイヤーからプレトニョフといった連中が、色々テンポを工夫したり、装飾音や何かの遊びを加えた『おもしろい』演奏を聴かせる中で、あくまでも律儀に曲の構造と性格を浮かび上がらせる彼の演奏は立派だけれど、もうたくさんと言いたくなる。何か飽和した感じ。でも・・・
・・・・(ブレンデル自選の8枚組のCDの)何枚かを聴き直す中で、ベートーヴェンの第4番のピアノ協奏曲がとりわけ味わい深かった。昔のモノクロームの写真をじっくり眺めた感じ。そう、ここ数年、何か欠けていると思っていたのは、まじめで行儀正しい演奏に飽きたのではなくて、彼のピアノの音の性格を捉え損なっていたからだった。
いまだに鮮やかに残っているポリー二のあの磨きたてた石畳みたいに艶光りするピアノの音の美しさに比べれば、ブレンデルには陰影の深み、薄墨色のパースペクティヴの中での形態美を伝えるものがある。ベートーヴェンの音楽の懐の深さ、奥行きをたどるうちに仄かに見えてくる明暗の幾層にも重なった音の味わい。これはもう響きを超えた音楽なのだ。音響はまだ音楽ではなく、音楽は音響に始まり、音響に終わるものではない。・・・・・・・・・・・・・・・」

楽器はもちろん響いてなんぼですし、響きのない音は表情に乏しく、美しさにも欠けます。
ただ、いろいろな演奏(老若男女、プロやアマや子どもなどなど)を聴いていて、「音響を追求して自在に楽器を操って行く先にはいったい何があるのだろう・・」と思うことがあるのも事実です。
楽譜を読み取りしっかりした構成で、音響にすぐれ、迫力に満ちた演奏・・・・バランスの取れた演奏がすばらしいものであることはいうまでもありませんが、ピアノやホールがすばらしく立派になった今日、音響の魅力にとりつかれ、音楽を離れて音響が一人歩きしてしまっている演奏もないとは言い切れません。


今日、ヘンレ版の楽譜を読んでいて、ふと上記の吉田秀和氏の文章を思い出しました。
「熱情」は弾こうと思えばいくらでも、派手にもアクロバティックにも弾ける曲ですし、実際そうした演奏も少なくはありませんが、楽譜から受ける印象はそうしたものとは違っているような気がします。
それがどのようなものであるのかは、これから時間をかけて考えていきたいと思います。











夏の終わりと次のこと

2008年08月27日 20時52分25秒 | ピアノ
昨日今日と洗濯に追われました・・・ゼーゼー。旅行から帰るとこれが大変です、ほんと。

昨日は午後6時から子どもたちのバイオリンのレッスン。
丸3日間弾いてないのだよなあ、大丈夫だろうか?・・と昼間に娘に弾かせてみたところ、楽器を構えてまっすぐ立つことすらおぼつかない。まして、音程なんかメチャメチャに近く・・・・orz
娘自身もショックを受けつつ、小1時間ほど身体の位置を直し、指の位置を直ししてやっとなんとかレッスンが受けられるくらいの状況に。
息子のほうは本人にまかせてレッスンに行きましたところ・・・
ヲイヲイな状態だったのは息子のほう。先生も「う~ん、戻ちゃったねえ。楽器が鳴らなくなってるよ~」と残念そう。一方娘のほうは「彼女、良いですね」ということで、直前の泥縄的特訓が功を奏したようでした。
実は、レッスンそのものが先生のご都合で2回飛んだうえに、こちらも旅行で練習不足。初心者、特に子どもの場合はこういうブランクはこたえます。

今日午前は、娘のピアノのレッスンでしたけど、こちらは幸いというべきか、先週たくさん曲が上がり、新しい曲がほとんどだったもので、譜読み状態のレッスンでOK。


午後からは、娘とプールへ行ってきました。明日から幼稚園が始まるので夏休み最終日ということになります。
実は、東京のホテルで月曜にプールに入ったのですが、ザーザー雨の中の屋外プール。さすがに長時間は泳げず、欲求不満の娘をなんとかしなければこの夏は終わらないというわけです。
4時間ばかり、泳ぐというより浸かってまいりました。高齢出産をするとこういうことが大変なんですよ(笑)。妊娠や産むのもですけど、走ったり泳いだり、習い事の練習につきあったりする忍耐と体力がいる。産むより育てるが難しです。

そのあと楽器店に寄り、ベートーベンのソナタアルバムⅡのヘンレ版を買ってまいりました。
もともとは子どものころ全音の1&2巻を買い、その後は園田氏の校訂版を使ったりしていたのですが、やっぱりヘンレ版買わないとダメだな、とあきらめて(殴)一昨年とりあえずⅠ巻を買ったのですが、このときは5670円。
昨年6000円台に上がったときいていたのですが、今日みたら7560円。・・・・コロス気ですか(泣)。
こんなことなら古本屋で半額以下のやつを買っとけばよかったと思うのですが、ベートーベンをケチるのもなんだか気がとがめて、新本を買おうと決意したのはいいが、なんで2000円近くも値上がり?ガソリンのせいですか?
某会員割引で1割引いてもらっても相当なお値段でした。・・いや、これくらいでお金がかかると嘆くなんて、ピアノ弾きは逆に幸せだと思わないといけないんですけど(・・ここのところバイオリンの付属品かれこれでクラクラきてますから)。

なぜⅡ巻を買ったかというと、11月のベートーベンのソナタの演奏会にそなえてのことなんですが、実はあらかじめ決めてた曲は11番(Ⅰ巻)です。
これはこの夏、1、3、4楽章と譜読みをし(なぜか2楽章がまだ)、ざっと弾ける程度にはなっていたのですが、11月のほかの本番との兼ね合いやこれから練習したい曲のことなどをいろいろ考えるに、一回弾いた曲をやり直したほうが良さそうだ、と思い、「熱情」にしようかとここ2日間ほど考えていたのです。
この演奏会の窓口をやっている友人にエントリーの状況をたずねましたところ、今のところ5人で、曲は14、15、24、25、32番らしい。あと、私の知る範囲でエントリーされそうなのは、19、20、27番で、11番も23番もかぶらない可能性は大きいです。
ただ今回の眼目は「全楽章を弾く」ということなので、構成のことなどを考えるなら、一度暗譜した曲のほうがいいかもなあ・・ただ「熱情」全楽章弾くのは精神的にも身体的にもきついなあ・・と迷いましたけど、大枚はたいて(爆)楽譜を買うことで勢いをつけましたです。

で、ここにも書いちゃったのであとに引く気はないのですけど、誰か止めてくれないかな、と思わないでもない(殴)。
・・・ほんときついんですよねえ・・・






ファイナルのことなど(その2)

2008年08月25日 23時57分18秒 | ピアノ
昨日は結局、自分の出演カテゴリーの演奏をモニターで眺めたのみで、急ぎ品川に向かい家族と合流。

ホテルにチェックインしたあと、ITOYA(言わずとしれた文具屋ですね)に行きたいという息子のため、銀座にUターン。
息子がITOYAにいる間、娘と風月堂で軽食。アフタヌーンセットは1800円でボニュームもあり二人分たっぷりと思いましたが、娘のためのオレンジジュース950円也で「おおここは銀座でした」と素に戻りました(爆)。
そのあとは教文館(本屋です)、山野楽器と、なんだかいつものコースをたどることに。
でも山野楽器では、たまたまフェア(3大名器)で置かれていたべヒシュタインとベーゼンドルファーを試弾させてもらい、午前中に弾いた王子ホールのスタインウェイと合わせ、半日で3大名器を制覇(笑)。べヒシュタインいいなあ・・・欲しいなあ・・・しかし、うちのグランドより小さいのに950万円也!


それはともかく、決勝で弾かれた曲をとりあえずUPしておきます。

1.リスト:3つの演奏会用練習曲より「軽やかさ」&アルベニス:スペイン組曲「セヴィーリア」

2.ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調Op.5 第5楽章

3.フォーレ:ノクターン第6番変ニ長調 Op63

4.演奏者自作:マズルカ第36番イ短調

5.ショパン:幻想曲へ短調Op.49

6.ワーグナー=リスト:イゾルデの愛の死<楽劇『トリスタンとイゾルデ』より>

7.ベートーヴェン:自作主題による6つの変奏曲Op.34

8.ヒナステラ:ピアノ・ソナタ第1番Op.22 第3、4楽章


実は正確な結果を先ほどWeb上で確認したのですが、だいたい予想通りというか、納得の行く結果でした。

1位はヒナステラ。2位はフォーレ。

2位の方は私と予選から一緒で、これまで書いてきたように、ほんとに素晴らしい腕前ですし、決勝ではこれまでで最高の演奏をされていたと思います(モニターで拝聴しただけなんですけど)。
ヒナステラの方はですね、私の2番あとだったということもあるし、控え室で知り合い(A2に1位になったNさん)と話し込んでいたこともあって、チラチラとしか聴いてないのですけど、確かな打鍵とインパクトはモニターごしにも伝わってきました。
一見もの静かな雰囲気で、魅力的な微笑をたたえた方なのですけど、舞台袖では、跳躍と拡張とおぼしきアップをされていたので、結構激しい曲を弾かれるのだな、と感じていました。
衣装も、ロングではない黒の地味目なものでしたけど、本番では、それまでのコンテスタントの、いかにもB2らしいちょっとゆったりめの雰囲気を一掃する曲想でインパクトありました。

入賞のおふたりは多分、私よりも人生の先輩方とお見受けいたしました(・・・違ってたらごめんなさい)し、すばらしい演奏でいらしたので、心からお祝いを申し上げたいと思っております。

決勝では講評はありませんし、点数や順位も10月くらいまで(特集号がでるまで)わかりませんけど、私としては、予選から決勝まで気持ちよく納得のいく時間が過ごせました。

応援してしてくださった方々、どうもありがとうございました。
今回もいろいろな出会いあり、かけがえのない経験ありで、楽しく過ごせました。
半年以上に渡る準備のポイントポイントで適切なアドバイスをくださったM先生、ありがとうございました(・・決勝のプログラムに掲載されるとは知らず、指導者名を予選のエントリー用紙に書かず、失礼いたしました。まさか決勝に残るとは思わなかったもので・・涙)。

ひとまずコンペの巻は終わりです。









ファイナルのことなど(その1)

2008年08月25日 08時55分32秒 | ピアノ
昨日のことを忘れないうちに。

一昨日は、夜10時くらいに会場にほど近いホテルに着きました。
いったん荷物を置いて、コンビニで翌朝の食べ物を調達。
部屋に戻り衣装を出してみたなら、ひどくクシャクシャになっていたので、出しっぱなしのシャワーの横にかけて蒸し(笑)、シワ伸ばし。

12時頃には寝ました。
翌朝(つまり昨日)は7時過ぎに起き、しばらくは寝たままイメージトレーニング。目覚める前に夢を見ていて、これが指揮者の大野さんだったもので(笑)、何を注意されていたか反芻。

朝食はスコーンとティーバックのアップルティーのみで、9時過ぎにチェックアウト。

会場の前にはすでに出演者が到着していて、エントランスが開くのを待っていましたけど、これがなかなか開かない。ここで、よっしーとそのお友だち(ブログつながり)、私の学生時代の友人とも会えました。
東日本選出のファイナリスト3人ともひとしきりしゃべり、だいぶうちとけてきたところで開場。

受付では、翌日の表彰式とパーティーに出るかどうかを一人一人に確認され(私の知る範囲では、出ると言った人はいませんでしたが)、控え室はどこで、階段があってどうで、と言われましたが、一発ではとても覚えられない(殴)。
なんとかなるでしょ、と控え室に向かいました。

控え室までの廊下には、過去このホールで演奏してきた大物アーチスト(ほとんどが来日)のサイン入り写真がズラズラっとかけられていて壮観(写真)。ひとつひとて見たかったのですが、時間がなくパス。
控え室はそう広くはないですけど、ソファーやモニターがあり、ほどよく薄暗くていい感じでした。設備自体は兵庫の芸文のほうがすごいですけど、雰囲気があって落ち着きます。

私は着替えはほぼホテルで済ませてきたので、そうやることもなく、時々モニターで演奏を見たり、自分の楽譜を見たりして順番を待ちました。

モニター見てると、みんな<ピアノ>曲で(当たり前)、<ピアノ>を弾いてるなあ(これまた当たり前)、って感じで、なんだかこの列に混じって審査されるのが妙な感じ。
他人事とまではいきませんけど、予選本選と違って、コンペの緊張感はまったく襲ってこず、「イゾルデ普及大使」としてただ演奏しよう、と(笑)。

舞台袖に入ってからも、ひとつ前のショパンの幻想曲には聴き入ってて、好きなとこは歌ってたし、自分ではもはやコンクールではなかったです。
これだけ色々な曲がそれぞれの個性でもって素晴らしく弾かれると、比較のしようもないし、好み最優先(笑)。
変な話なんですが、「ああ、自分はピアノ好きじゃないな。オーケストラ曲なんかをたまたまピアノで弾きたいだけで、そういう意味では完全に物好きのスタンスだ」と今さらながらはっきりと悟り、庭に出るような感じでステージに出ました(殴)。

演奏は、練習でも時々ひっかけるところはそのままひっかけ、いつも上手くいくところはそのままいつものように、弾いたように思います。
なので、あれで今の実力そのままです。
スタインウェイは弾きやすかったし、会場の音響もよかったですが、スタインウェイの良さをつぶしてしまった箇所も多々あり、そういう点は、これからの課題です。


モニターで見ていた感じでも、私はピアノに関する技術としては、8人中そう上のほうではなさそうだったので、まあ結果はそれなりに、と思います。

会場では、何年かぶりに懐かしいコンペ仲間たちと再会し、それだけでも来たかいがありました!

それと、帰りぎわ若いガタイのいい男性から、「よかったです!一番だと思います」と声をかけてもらい、一人でもそう聴いてくれたなら、これは「イゾルデ普及大使」の役目はそれなりに果たせたかな、と自画自賛。

「お好きな人にはたまらない、編曲モノ弾き」としての行く先に光が(爆)。

終わりました!

2008年08月24日 13時16分50秒 | ピアノ
10時開始の、演奏順6番(8人中)でした。

そう上がりもせず、気分よく弾けました。またまた細かいことはおいといて、ですが(笑)。

さすが決勝。みなさん素晴らしい演奏でした。一緒に弾かせていただいただけで冥土の土産です。
聴きにきてくださった方々、お花をくださった方々、どうもありがとうございました。

本番の詳細はのちほど。

上京しました

2008年08月23日 20時54分38秒 | 雑感
今朝は6時半に起き、洗濯と練習。
こういう時は防音室はありがたく、7時から8時過ぎまで弾くことができました。

8時半にうちを出て、13時半に東京駅着。
荷物(私のだけです)をロッカーにつっこんで、家族で主人の実家へ。
こちらに着いたのが15時過ぎ。

夕食がすんで、先ほど20時過ぎに私だけまた東京方面へ戻るべく、今電車の中です。

天気が悪く、肌寒いくらいです。うっかりショールをコインロッカーに入れたままにしてしまい、お義母さんから上着を借りました。
今日気温が低いのは東京方面に限ったことではないと思うのですが、秋が来るのは西に比べるとやっぱり関東地方は早いです。

ここで鹿児島を持ち出すのもなんなんですけど、子どもの頃、9月初めに東京に行ったことがあるのですが、、まるっきり真夏の格好のまま、涼しすぎる夜の羽田で途方に暮れた記憶があります。

それにしてもひさびさにこちらへ来ると、交通費だけでお金バンバンなくなります(泣)。
長距離移動しているので当然なんですけどね。

コメントありがとうございます

2008年08月22日 21時16分34秒 | ピアノ
昨日の記事にたくさんコメントをいただきありがとうございます。
はい、ちょっと忙しいので、申し訳ありませんがお返事はまたそのうちに・・・ということで。

24日は、私が確認しているだけで5人ほど聴きにきてくださるようで、ありがたいことです。
予選は知る限りで3人聴きにきてくださいました。
本選は出演者に知り合いはなく、関西方面のアクセントをシャワーのように浴び、完全にアウェイな雰囲気の中で弾いて参りました。
決勝で、知り合いの方に聴いていただけるのはほんとにうれしいことです。客席から「好意的な気」が発されているのは、弾きながらもわかるものなので、大変心強く思っております。

明日からは、携帯からの更新になります。
当日夜の結果発表は、もしかしたら逃げてるかも(・・じゃなくて、家族とどこかで遊んでいるかも)しれませんが、記事も楽しいものが書ければいいなあ、と思っております。

・・・では!
まだ準備すんでないし、茶碗も洗ってませんので失礼!


旅の仕度に思うこと

2008年08月21日 15時04分18秒 | 雑感
そろそろ旅行の準備にかからねばなりません。

ピアノというのはこういう時は楽な楽器で、楽譜と(コピー譜でもOK)、着替えと靴だけあればまずは演奏するのに問題ありません。
これがバイオリンだと楽器を担ぎ、替えの弦やら弓の具合の心配もいるだろうし、チェロだと飛行機に乗る際は座席がひとり分いるし、伴奏が必要な場合は伴奏者の手配も考えなければならないでしょう。
ピアノは行って弾きさえすればいいんです(笑)。行った先の楽器に合わせなければならないという苦労はありますけど、荷物が少ないのは四十肩(五十肩?)の私にはありがたいことです。

荷物で思い出したのが、オリンピックの<棒高跳び>の「棒」。この「棒」の長さは個人の自由だそうなのですが、やはりそれなりの長さは必要で、これは飛行機では手荷物扱いなのだそうです。
もちろんこれは、折りたたみ不可能な接ぎのない一本形成で、選手によっては数本を持ち運ぶのだそうです。この長さの手荷物って大変だと思うんですよね。
そこでまたまた思い出したのが、<馬術>のウマのことなんですが、たしか自分のウマを世界中の大会に伴うんですよね?どうやっておウマさん運んでいるんでしょうか?

子どもが0~2歳のころは、自分の演奏の用意とともに、ベビーカー・子どもの大量の着替え・おむつ・おもちゃ・ミルクや乳児用飲み物・離乳食などなど大変な荷物でしたけれど、それでもまあ年一回は遠征して弾いていたわけなので、それに比べればほんとに楽になりました。
今となっては、当時「そうまでして弾きたかったのか?」と思わないでもないんですけど(笑)。

まあ、乳児抱えながらフルタイムで働いているお母さんたちにくらべれば、ほんとにうらやましく贅沢な話ですね。