~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

2019年 今年弾いた曲

2019年12月30日 20時32分45秒 | ピアノ

ああ、今年も終わりそうです。

一昨日まで気の抜けない本番があり、昨日今日と年末の買い物と掃除をし、明日一日でお節らしきものを用意し、元旦に出奔(?)という恒例のタイムスケジュールです。

今夜の「プロ野球戦力外通告」はもちろん外せない。

昨年のブログをみると、12月の半ばから約10日にわたって喉をやられ、ちょうどクリスマスのボランティアラッシュの時期、声が出なかった模様。今年は2回ほど「これはもしや、もしや、まずいのか?・・」ということがありましたが、自作の黒砂糖漬け生姜に焼酎をドボドボ入れてお湯割りし、そのせいか気のせいか知りませんが、なんとかしのぎました。

今年は例年よりちょっと多めの披露宴仕事、伴奏いろいろ。ベートーヴェンソナタは今年も2曲(なんとか暗譜)。二胡との初コラボ、鍵盤ハーモニカ四重奏。師弟コンサートでの松本さんとの2回の連弾。そして数年来事務局スタッフを務めている3月のカンマームジークアカデミーでなんと受講生までやってしまう・・という、「いい加減にせーよ、55歳!」な年でした。

そういう「度の過ぎた趣味」を重ねていて、今年はなにか(おそらく師弟連弾やらカンマーの経験から)ちょっと今までと違うなにかを得たような気がするのですが、ほんとに気のせいかもしれないので、書かないでおきます(笑)。

どちらさまもよいお年をお迎えくださいませ。

 

 

<今年弾いた曲>

(コンサート)

2月9日 デュオコンサート(@ザビエルホール) 「くらくらクーラウ~クッキークランチ・ポルカ~クラリネットがこわれちゃった」

3月8日 松本和将と±15AGEの門下生によりソロ&デュオコンサート(@南区民スタジオ)「子供の情景(全曲)」「ハンガリー舞曲 1&2番」

3月30日 カンマームジークアカデミーin呉(呉市文化センター) 修了演奏会 「メンデルスゾーン:ピアノトリオ第1番第1楽章」

4月13日  お好みコンサート(@南区民スタジオ)フォーレ=浅田陽子「エレジー」 

4月21日  闇鍋会(@ムシカ)「江南春色」「絆」「塞馬」(以上二胡と)、 メンデルスゾーン「ピアノトリオ第1番第1楽章」

5月26日 山のコンサート フルート伴奏(@個人別荘)10曲

6月8日 コンペ予選(@安芸区民ホール)フォーレ=浅田陽子「エレジー」

7月3日 子供のための七夕コンサート(@府中)8曲     

7月28日 リラックスコンサート(@尾道ミュゼッタ)フルート伴奏10曲 

8月3日 コンペ本選(@大阪音大)フォーレ=浅田陽子「エレジー」

9月15日 弦楽器発表会 チェロ伴奏(@安芸区民スタジオ)フォーレ「シチリエンヌ」、カサド「愛の言葉」

9月18日 集会所子育てサロンコンサート 9曲

9月23日 尾道コンサート(@ミュゼッタ)「テンペスト第1楽章」、「マメール・ロワ 第4曲」

10月20日 山のコンサート フルート伴奏(@個人別荘)10曲

11月3日 大学サークルOG会演奏会(@松尾ホール)「テンペスト第1楽章」

11月30日 ベートーヴェンのピアノソナタを弾く会(@安芸区民スタジオ)第13番、第17番

12月28日 チェロ発表会伴奏(@東区民スタジオ)シューマン「幻想小曲集Op.73」、シューマン「アダージョとアレグロ Op.70」、ハイドン「チェロ協奏曲第2番第1楽章」

 

(ボランティア)

病院通所リハビリテーションデイサービス:3月18日、6月10日、9月9日、12月16日

ご近所デイサービスステーション:納涼会 8月7日、8月9日、

                クリスマス会 12月19日、12月23日、12月24日、12月25日

ご近所地域交流サロンクリスマス会:12月22日

老人ホームクリスマス会:12月25日


「第12回ベートーヴェンのピアノソナタを弾く会」終了いたしました

2019年12月02日 13時51分02秒 | コンサート(企画、協力、出演 含む)

 

 

2008年11月9日(日)に第1回が開催された「BEETHOVENを弾く会 Klaviersonaten」も、なんと今回で12回。

初回は、たしかその前年暮だかその年の春だかに、楽器店の方2人とH先生と私の4人で、「主婦でも学生でも出られる、お財布に優しいベートーヴェンの会を始めましょう」と話し合いをしたのがきっかけ。とりあえず、楽器店お隣のビル内にあったスタジオで第1回をやることになりました。

その時は17名18曲でしたが、今あらためてみてみると、その中で今回出演したのは、H先生とK先生と私の3人のみ。メンバーが変わったというよりは、ある時期から不動のコアメンバーができ、それに新規が次々と入り、そしてそのまま増えている・・・・といったところでしょうか。

私はもちろん毎回弾いてますし、第5回からは2曲を自分に課しておりますが(除く:ハンマークラヴィーアの年)、1に無事開催すること、2に(第10回から参加し始めた)3人の生徒がちゃんと曲を仕上げるようにすることが重要。で、決して手を抜くわけではありませんが、自分の演奏についてはそれらがちゃんとできての話。

今年は中学生から70代まで。たぶん一番多いのは50代。20名23曲でした。

今回「悲愴」「月光」「テンペスト」「熱情」という、タイトルのある曲にそれぞれ複数のエントリーがあり、これが散らばるようにプログラムを配し、27-1,2、31-1,2,3、はなるべく連番になるようにしました。あとは出演者の仕事や学校の都合によって出番を調整。

これだけ続いてくると、さすがに会のカラーみたいなものが出来てきて、音楽歴や個性、取り組む期間がまったくバラバラな割には、全体でなんとなく雰囲気があるというかまとまってくるんですね。以前はH先生の演奏はかならず最後だったのですが、ピアノの荒れ具合とかお客さんの来場しやすい時間を考えると真ん中付近がいいのかな・・と。昨年からそのように配しているのですが、H先生の部(2曲)を頂点として、これはこれでまとまりがいいような気がします。

生徒3人はいずれも50代ですが、今回は3人とも暗譜。暗譜マストではありませんが、暗譜するといいこともあるし、やったことないのであれば(ピアノを始めて7~8年の者もいるので)、人生経験として暗譜というものをしてみるのも悪くないよ~という感じで、じわじわと勧めてみて、結果皆無事に弾いてくれました。

昨年は(言い訳にしかなりませんが)、自分の出番が18時過ぎと20時付近で、かなり消耗してしまって結局楽譜を見たので、今年はなんとか(生徒に暗譜させた手前)暗譜で演奏しようと思って、とりあえずなんとかしました(笑)。いい演奏だったのかどうだったのかはわかりませんけど、「朝からスタッフやりつつ、終わりの方とトリで弾く」という状況には少し慣れてきたように思います。慣れたからといってなにかいいことがあるわけじゃないですけど(笑)。ただ非常に私にとっては弾きやすい環境になってきました。今回で16曲、つまりベートーヴェンのピアノソナタの半分を曲りなりにも人前で弾きましたが、特に緊張するわけでもなく、なにかに感謝しながら自由にできるようになってきた気がします。

この会目指して研鑽を積まれた出演者のみなさま、細かいことまで手伝ってくれてかつ演奏もしてくれたスタッフのみんな、そしてなによりも、神々しい31番32番の演奏と清々しい「気」をくださったH先生に心より感謝申し上げます。

来年はベートーヴェン生誕250年。少し大きいことを企画しております。
詳細はまたお知らせいたしますので、ご期待くださいませ(笑)。

 

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 11月30日(土)安芸区民文化センター 入場無料

 

(10:15開場) 

【第1部】10:30〜

 第13番  変ホ長調 作品27-1

 第14番  嬰ハ短調 作品27-2 「月光」

 第 8番      ハ短調 作品13 「悲愴」

 

 【第2部】11:40~

第16番     ト長調 作品31-1

第17番     ニ短調 作品31-2 「テンペスト」

第18番  変ホ長調 作品31-3

 

【第3部】13:10~

第20番  ト長調 作品49-2

第 6番   へ長調 作品10-2

第23番  へ短調 作品57 「熱情」

第31番 変イ長調 作品110

 

【第4部】14:30~

第 4番 変ホ長調 作品 7

第 8番    ハ短調 作品13 「悲愴」

第14番 嬰ハ短調 作品27-2 「月光」

 

 【第5部】15:50~

第31番 変イ長調 作品110

第32番  ハ短調 作品111

 

 

【第6部】16:45~

第16番  ト長調 作品31-1

第17番  ニ短調 作品31-2 「テンペスト」

第22番  へ長調 作品54

第23番  へ短調 作品57 「熱情」

 

 【第7部】18:10~

第12番 変イ長調 作品26

第 5番   ハ短調 作品10-1

第14番嬰ハ短調 作品27-2 「月光」

第13番 変ホ長調 作品27-1

  (19:22 終演)