~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

「第4回カンマームジークアカデミーin 呉」明日3月29日(火)より!

2016年03月28日 14時27分54秒 | コンサート(企画、協力、出演 含む)

過去三年間のこの時期、さかんに「呉の室内楽セミナー」の記事を書いていたかと思いますけど、

今年と言うか、今回(第4回)は事務局のお仕事からは退かせていただきまして、

最後の演奏会だけお手伝いに馳せ参じる予定でおりました。

が、いきなりではございますが、明日からのセミナー(3月29日~4月1日)と、修了演奏会(4月2日)のスタッフとして合流することになりました。

そしてさらにいきなりではございますが、ここで明日からの「第4回カンマームジークアカデミーin呉」のご案内です。

いずれも会場は呉市文化センター内の施設です。

 

(修了演奏会チラシ)

 

講師は 

ピアノ:松本和将、下田望、

ヴァイオリン:上里はな子、島田真千子

ヴィオラ:坂口弦太郎、

チェロ:向井航、辻本玲

以上7名の先生方です。

 

今年も地元呉をはじめとして、愛媛、大阪、愛知、東京、ほか各地より参加の、

ピアノ14名、ヴァイオリン7名、ヴィオラ1名、チェロ6名、(小4から、音大を出てすでにプロとして演奏活動をしている方まで)、

の計28名が3月29日~4月1日までの4日間の講習(個人レッスン、アンサンブル、講座)を受け、

最終日の4月2日(土)にその成果を披露します。

修了演奏会はチラシのように13:30開演で、予定によると(あくまでも予定)18:30あたりから講師の方々によるコンサートがあります。

 

☆3月29日午前(9:00~11:30)には、「はじめてのトリオ体験」ということで、

地元呉を主とした小学生ピアニスト10人が、上里はな子先生(Vn)、向井航先生(Vc)と15分のトリオ共演&アドバイスを受けます。

これは第4回の今回の初めての試みです。(こちらの聴講は無料となっております。)

なお、29日午後からのセミナー本体の聴講は一日(コマ数問わず)1000円です。

 

 

☆今年は、個人レッスン、室内楽レッスンに加え、室内楽のアナリーゼ講座も開講します!

聴講の方も、聴講券(1日1000円)の中に含まれておりますので、追加料金なしでお聞きいただけます

<"室内楽のアナリーゼ講座"のご案内>

1.
日時: 3月30日(水) 9:00-10:00
場所: 3Fリハーサル室
曲目: メンデルスゾーン/ピアノ三重奏曲第1番 第1楽章

2.
日時: 3月31日(木) 9:00-10:00
場所: 3Fリハーサル室
曲目: ブラームス/ピアノ三重奏曲第1番 第1楽章

〜Piano 松本和将先生より〜
自分の楽器のソナタなどをアナリーゼすることはあっても、室内楽をアナリーゼしたことはあまりないのでは?自分の音だけでなく相手の音までちゃんと読むのはもちろんのことですが、その音がどんな構造の中のどんなフレーズ・和声の中にあるのか、まで分かっていればさらに気持ちのいいかけあいが出来ます。

 

ということで、いずれも平日の朝ということで、なかなかお出かけになりにくいとは思いますが、

春休み中の学生さん、ちょっと早起きして呉までいらっしゃいませんか?

(ちなみに私も明日は6時台にはうちを出て向かわないと間に合いません。間に合うのか・・・ドキドキ・・・・)

 

レッスンの時間割、セミナーの様子ほかはこちらのFacebook(カンマームジークアカデミーin 呉)でご覧になれます。 

 


3月の読書

2016年03月28日 13時58分20秒 | 見る・読む

3月も最終週となりました。

1,2月あれほど見まくっていた映画(wowow)はほとんどみず、

復活祭までにはと読み始めた聖書も遅々として進まず、

ピアノは弾いてたらしい・・・、本も読んでたらしい・・・・、という程度。

ただ、facebookやmixiには来る日も来る日もくだらないネタを書きつけているし、

messengerやLINEでも言葉の無駄使いをしておりますので、ボーっと過ごしていたわけではなさそうです。

ただただSNSのシモベと化しております。・・・・・・さまよえる個人情報

 

本については、なにがきっかけだったか、なぜ今なのか・・・、立原正秋の「たびびと」を読んでしまい、

そこから、鈴木佐代子著「立原正秋 風姿伝」、高井有一著「立原正秋」を読み、

立原が尊敬していた作家が川端康成、大岡昇平の両氏であったことから、

大岡昇平の「花影」を読み(立原が文体まで影響を受けたらしい)、そしてそのモデルであった坂本睦子さんのことを知りたいと、

久世光彦著「女神」を取り寄せたところです。

その一方で、大岡昇平の<女を書いたもの>ということで、「武蔵野夫人」をこれまた古本屋で求めてきた・・・・とこういう状態でして、

けっしてよろめき願望があるわけではないのですが、どうも爛れた方向へ、理性の叶わぬ方向へと読書が進んでおります。

このまま「ボヴァリー夫人」にいってしまうのか・・・・

はたまたスタンダール方面に行ってしまうのか・・・・・

さまよえる読書の旅、次回をお楽しみに(笑)。