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~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

進歩といえば進歩だが

2007年01月31日 23時16分49秒 | 家族・友人等
今日、娘のレッスンをちょっとだけ見ていた。

なんと・・・・
先生に言われる通りに弾いていた
いや、こんな低レベルの驚きではいけないとは思うのだが、それでもビックリした。
なぜ驚いたかというと、うちにいるときは、ほとんど今は鍵盤を触る様子なく
(そんなこと言ってないで触らせなければならないのだが・・・)
「カコは、指揮が好きなの」といって、<オペラじゃ(座)の先生(ちなみに大野和士氏のことです・・・昨夏に『オペラ座の怪人』メドレーを振られたのを実際彼女は見たもので)>のマネばかりしていて、鍵盤ものを触る時はただメチャクチャにたたいている。

その娘が曲がりなりにも弾いてます。
おおおお・・・音になっとる・・・
親馬鹿キワマレリ

が、このまま終わらせてくれる娘ではない。

先生、初歩のソルフェージュなのか
「先生の弾いた音弾いてみてね」とおっしゃって、簡単な音列を弾かれた。

先生 「♪ド・レ・ミ」
娘  「♪ド・レ・ミ」

  ・・・・・おおお・・・犬の<お手>レベルだが、すばらしいっ・・・


先生 「♪ソ・ファ・ミ」
娘  「・・・・・・むじゅかしい・・・・」
先生 「そっかぁ、むずかしい?じゃこれは?・・・♪ミ・ファ・ソ」
娘  「♪ミ・レ・ド」

・・・・・・・・・・・・こらっ・・勝手に曲、終わらせるな!


床山

2007年01月30日 17時02分20秒 | 家族・友人等
昨日バッグの中を整理していたら、美容院の500円割引券が出てきた。
10月に行った時のやつだ
しかも期限は1月31日。
ふだんの私は、500円の割引券につられてお札を飛び散らせてしまうような消費者ではない。
が、しかし現在とても気にかかっていることがあった。
それは、ピアノを弾いていてある箇所にくると、髪がシャッターよろしく両側からバサっと落ちてきて、いきなりの視野狭窄に陥ること。
しかも下手をすると目に入る。
10月まではロングだったもので、本番でも髪をしばってちょっと油でもつけておけば済んでいたのだが、今は妙な長さなのでどうにもならない。
うちでは娘の「ハートのカッチンどめ」を借りたりしてるのだが、いくらなんでもその姿で『運命』じゃ締まらなさすぎる。

で、決心しました。美容院に行きませう!

上記の事態を回避するためにはパーマをかけるのが早い。
しかし、パーマって結婚してからかけたことあったかしら?
どうせ時間かかるなら、この店は託児もあるので、ヘアマニキュアまでやってしまおう。

というわけで、はい、もう時間かかりましたよ~~~

その間ヒマなのでメールを数件。
「美容院で死んでます」という送信をしたところ、
ある友人・・・「仮装ちゃん、さりげに実はおきれいだから楽しみです」
と返信くれました。なんだかきいたことあるよなあ、同じようなセリフ・・とヒマなので思い出していたら・・・・思い出しました。
高校時代、友人に言われました。
「素材は悪くないのに、どーしてそこまでかまわないかね!!」
以前住んでいたところの公園ママに言われました。
「メガネかけてなくて化粧したら別人・・・もっとなんとかしたら!」
・・・私これだけで立派に公序良俗に反している気がします・・スミマセン(爆)。

別の友人からは・・
「美容院で死んでいる、ってことは大銀杏を結うのが大変ってことですか
・・そりゃあ、場所前(前回のブログの通り)ですからね、大銀杏は結わねば、です。
みなさん、私のヒマつぶしにご協力いただき感謝です。

で、どうなったかというとですね・・・まずは子供たちの感想から。
娘: 「お母さんの頭、おもしろーいっ!ふくらんでて」
息子:「どしたの、それ・・・もしかしてパーマ?・・・ううっ・・いつになったらとれるの・・・」

ヤッタ
気づかれないよりは、ヘンでもいいから反応してくれるほうがはるかにうれしい。

私自身の感想なんですが
べートーベンとシューベルトの間っぽいビミョーにロマン派な感じです。


場所前

2007年01月28日 18時40分35秒 | 家族・友人等
ここへきて、ドレスが仕上がったり、プログラムの原稿を書いたり、いろんな方から「もうすぐですね」と声をかけられたりと、いい感じにプレッシャーがかかってきているのだが、
どういうわけか体重増えてます

私は、ドレスの下にギュウギュウの下着を着るのはまったくゴメンな人間なので、早い話「素の体形」で勝負(笑)しなければならないのに、これはないでしょ・・と風呂上りにボー然。
ついでに「この腹なんとかならんか・・」といたぶっていたならば
それを見た旦那
「もしかして演奏前に、腹たたいたり、顔をたたいたりして気合いれるの?」
・・・ううっ・・・・塩もまいてみるか?
「そんなことしたら 結びの一番 『展覧会の絵』 とかアナウンスされるよ」
・・・みなさん、もし上手に弾けたならば座布団投げ入れてくださいませ

鬼気迫るプロフェッショナル

2007年01月27日 21時35分07秒 | 見る・読む
まだなんだかドキドキしていてちゃんと記事にできるか自信がないのだが、
とにかく一昨日、テレビで指揮者大野和士氏の番組を見た。

大野氏については、10数年前、戦火のザグレブでオーケストラを振っておられる頃、そのお名前をしかと記憶した。

その後、長い時を経て、一昨年、地元の某付属中高の管弦楽団の公開リハーサルに来られるということを知り、これは是非行かねば、と出かけた。
かなり前のほうの席で、ワーグナーの「ローエングリン」前奏曲などのリハーサルを見学していたのだが、
指揮で表現される細かいニュアンス、
言葉によって伝えられる豊かなイマジネーション、
次々と指示をだして短時間でみごとに引き締まった演奏に変えるマジック、
・・そしてなによりも、全身全霊で音楽の神に仕えておられるお姿に衝撃を受け、半分壊れたようになって家路についた。

そして昨年、ほんとに奇跡のようなめぐりあわせなのだが、あるアマオケからお声をかけていただき、大野氏の指揮の下、1曲だけ参加させていただけることになった。(昨年の8月18~20日)
演奏に関しては初体験のシンセサイザーの扱いがよくわからず、自分としては「参加した」という満足だけなのだが、マエストロを間近で感じられたのはほんとに貴重な体験だった。
ほかのメンバーにくらべれば、曲も少ないし、飲み会も参加できず、時間的には短かったのだが、なにしろ「あ~・・目があった」「あ~・・着替えてる」「あ~・・化粧室入った」という状態であったので、それ以上の時間接していたら、壊れてしまったかもしれず・・・、たぶんちょうど良かったと思う(笑)。

一昨日の番組では、「本番直前に主役歌手が倒れる」という凄まじい状況の中、鬼気迫るリハーサルを進められる姿が映し出され、その上番組のテーマが<プロの仕事>というようなことであったので、「私には失敗は許されない」「すべてにおいて圧倒しなければ相手はついてこない」という厳しい言葉が並んでいた。
実際、日々真剣を自らの胸に突きつけるような厳しさで臨んでおられるのだと思うのだが、私が実際拝見した大野氏は、ちょっと照れたような笑顔がすてきで、子供が頑張っている姿などに接すると涙ぐまれるようなやさしい方だ。
それだけに、4カ国語を自由に操り、オーケストラ・合唱団・ソリスト・劇場スタッフをまとめていかれるエネルギーと凄まじいまでの努力を番組で拝見して、圧倒され、言葉を失った。

今年は、スカラ座、メトロポリタン歌劇場へのデビュー、またグラインドボーン音楽祭へも出演されるとのこと。
ますますのご活躍をこの上なく楽しみにしている。

(なお、この番組の再放送は31日の深夜25:10~25:54の模様です)

これって私だけ?

2007年01月26日 12時36分59秒 | ピアノ
「月光 第3楽章」のミスタッチが減らないことに頭を悩ませてますが、その対策として、今日は、ひさしぶりに「目をつぶって弾く練習」やりました。

以前、録音をせずに練習していたころは、目をつぶって弾いたり、部屋を真っ暗にして弾いたりして、音を聴く訓練もしていたのですけど、ここのところ、ちょっとごぶさた・・・。
これをやると「手ぬるかった箇所」がはっきりします。

今日も、本番仕様の速度で、情け容赦なくやりました。
もうガッタガタです。笑っちゃいました。でも、ミスの原因も見えてきます。
跳躍のあとの着地のミスが多い・・・・・・ポジションが体に入ってない
アルペジオの乱れがある・・・・・・・・・鍵盤の間隔について手や指に誤解(?)があり、目で見て修正しつつ弾いているので、タイミングがおくれたりはずしてしまったりする

こういう箇所をとりだしてあらためて「手を見ずに練習」してみます。
ミス自体にこだわるつもりはないのですが、たったひとつのミスタッチ君が本番では大変大きく大きく成長してくれるもんですから、言葉は悪いが「しらみつぶし」くらいのしつこさが理想です。

この「ブラインド」な練習ですけど、私の場合は、別の目的でも時々やります。

どういう目的かというと・・・

私、なぜか本番中に目にトラブルが多い。
コンタクトがちびっとずれたり、
「目の上の肉に塗ったもの」が目に入っちゃったり、
まつげがのぞきこんだり、
どーして、たった数分の間にそんなことが起きるのかわかないのですが、とにかくこれまで何回かあります、そういうこと。

なので、一種の保険として「視覚に頼らない」練習もしなければ、なのです。
だいたい本番は舞台袖にメガネを持ちこんでいたり、目の付近には何も塗らないように気をつけたり、いろんなことしてますけど、見ないで弾ければそれにこしたことはないです。

それにしても、
たくさんお化粧して激しい動きをされる、俳優さんとかダンサーの方々とかはそういうトラブルにはどう対処されてるのでしょう?

いつも気になってるのですが・・・・・

親の背中を見て育つのか?

2007年01月25日 12時36分28秒 | 家族・友人等
この前のレッスン以来「運命」の見直しに時間をとられていて、こんなことでいいのか・・・と思うのだが、やりだすとこれまた止まらないことなので、今は仕方がない。

今日、はたと考え付いたのだが、この曲を勉強し演奏の方針を決めたのは2003年であって、まだ中古のアップライトを弾いてるころだった。
今回また弾くにあたって、真ん中のペダルは使う箇所を決めたが、もっとウナ・コルダも使っていいのではないか?特に、管楽器のあとで弦楽器のみが出てくるところなどは・・・。
と思い、いろいろやってみると、もういけません。ハマり過ぎてしまう。
さらに、細かい部分のニュアンスが気になり出したりして、そうするとCDをとっかえひっかえ聴くという事態に。

最初は冷静に聴いているのだが、途中から自分でもなにやってるんだかわからなくなり、完璧アブナイ人に。
弾く時はまだ、正気がないと弾けないのでそこまでいきませんけど、聴いてるときはなんだか自分でもわからない。

ふとみると、うしろで娘がなにやらアクションを・・。

「なにやってるの?」
えとね、おかあさんの踊りのマネ

・・・・・・踊りじゃないっ、指揮だ指揮!!

娘、三連発

2007年01月24日 19時24分36秒 | 家族・友人等
今日、娘のピアノのお迎えに行ったところ、先生がうれしそうにおっしゃったのです。

「やっと、いう通りに弾きましたあ」

このごろは、めったにピアノに触らないし、楽譜を書かせてもすべての音に「真ん中のド」のような横線を入れるしで、もうどうしましょう状態。レッスンもさぞや・・と思っておりましたし、実際先生も
「なにしろ仮装さんの遺伝子をたっぷり受け継いでおられるので、なにが飛び出すのか予測がつきません(爆)」とおっしゃっていたこのごろでした。
(↑・・冷静に考えてみたならば・・なぜ私の遺伝子をついでいたら、何が飛び出すのか予測がつかないのだろうか・・・)
お願いしている身としては「先生の指示に従った」というだけで、なんだかホッとしたのでした。


この娘が先日、いきなり私の顔を指差して驚きの声を上げました。
「おかあさん、おかあさん
目の上の肉が緑だよ!
私、一瞬なんのことかわからず、自分でも「えっ」と思ったのですが、
それはどう考えてもめったにすることのないアイシャドウのことでした。
それにしても
「目の上の肉」って・・・・・・

もうついでなので三連発なのですけど、
さっきあまりの散らかりように
「カコちゃん、お片づけしてちょうだい」と言ったわけです。
するとですね・・・
「こどもは全部は片付けられないのよ。
つかれるから

どこで習ったっ!そんな言いぐさ



私、小心ものにつき・・

2007年01月23日 22時04分55秒 | ピアノ
今日は、登校時の見守り当番があったり、カール・ベームやチョン・ミョンフンの「運命」のビデオを見ながらシコを踏んだり(・・・でなくて、足腰を使っての力のため方の練習、かな?・・・・)、昼には遊びにきてくれた友人二人とピアニストのレアビデオ(?)を見て盛り上がったり、といろいろなことがあったのだが、
夕刻、これらの記憶が吹き飛ぶくらいのある出来事があった。

来日中のP氏による公開レッスンがあるということで、私は某所にでかけた。
かねて交流のある、中学1年のMちゃんがレッスン生のひとりであったし、一度P氏のレッスンを聴いてみたかったので。
会場に着いてみたらレッスンは30分ほど押していて、その間私はMちゃん親子や、このイベントのスタッフでもある友人2人と話をしたりして時間をつぶした。
そのうち、「ま、化粧室でも行っていきましょう」と入った・・・

個室からでたら、洗面台にMちゃんの先生でもある、著名な某先生が立っておられた。
自然、私はならんで立つことになった。
ふつうに会釈くらいはしました・・・そのとき
「リサイタルされるんですって」

「は、はい・・・・
いや・・あのう・・ハゲシク後悔しております・・・
わたくしのようなものに・・・1時間のプログラムなぞ・・・・その・・・とても・・・・とても・・・・」

「えっと・・・15日?・・でしたっけ?」

「い、いえ12日です。精一杯やりたいとは思っていますが」

「きっと得られるものがおありになると思いますよ」

そのあと、化粧室のドアを引くのか押すのかわからずバタバタしたあげく、やっと出ることができた。

あ゛~~~~~   びっくりした。
考えてみれば、某先生のお耳に入っていても別に不思議ではないのだが、いや、その、心の準備がですね・・・
とにかくバクバクでした。


Mちゃんの演奏はまたまた大変すばらしかった。
P氏も「すばらしい音楽家」というようなことをおっしゃっていたように思う。
そうはいってもいろいろなことを次々いわれるのがこういうレッスンの常ではあるのだが、
ある和音やフレーズにおいて特に、「祈り」や「宗教的なもの」を深く感じて弾く(曲はリストの「波をわたるパオラの聖フランシス」)ということ、曲もレベルも違えど私もこのごろよく師匠に言われることなので、大変興味深くうかがった。
残念ながら、時間の都合ですべてはきくことができなかったのだけれど。
それにしてもP氏、もう1台で弾きつつ教えておられたのだが、これがやはりというかなんというか、「おおっ!」と身を乗り出したくなる演奏。しかも、違う曲を例に出されて弾いたりもされたのだが、これもまた「おおっ!」。
やっぱりすごい・・・・・・・


レッスン「6つの変奏曲」「運命」

2007年01月22日 14時07分02秒 | レッスン&セミナー
朝早くから音大に出かけたのですが、本日異様に学生多し。
しかも各練習室から音しまくり・・・・何?
(あとで確認したところによると後期試験だとか。じゃあ、日頃の朝の閑散としたキャンパスっていったい・・・)

少しだけ早くついたので、お手洗いによったのです。で、腰掛けようとした時なにかが目の端に・・
「・・・・・フォルテ」
え?なんでトイレにフォルテという文字が?幻覚か?
その文字はどうも背側の棚に積んであるロールペーパーのなかにあったような気がしました。
で、もう一回目を凝らしてみてみると
<芯なしフォルテ>
どういうことなんですかね、これ。音大だからわざとシャレでこんな変な名前のペーパーを購入しているのか、それともほんとにたまたまなのか?
「芯なし」までは理解できるとしてどうして「フォルテ」って続くんでしょ?
「あなたのフォルテは芯がないわね」なんて言われたら普通凹むでしょ?
それをわざわざトイレでまで・・・

腹筋がヒクヒクするのをなんとかおさめてレッスン室へ。

本日1曲目はソナチネアルバムでもおなじみのベートーベンの「6つの変奏曲」。
これタイトルはいろいろなんですけど、「パイジェルロの歌劇<水車小屋の娘>の・・・」とたいがいついてます。
曲の解説にも「初心者向け」と書いてありますけど、私は技術的なことはともかくとして「ほんとに初心者向けなのか?」といつもいつも思ってしまう1曲です。
(私としてはモーツァルトの「きらきら星」と並べたいくらい・・・)
変奏曲というのはレッスンに持っていくと、見かけ上「単純で易しい」テーマについて鬼のように指導を受けることが多いですが、本日もご多分に漏れず。

「このテーマはイタリアの歌曲で
♪ネル コー ピウ ノン ミ セント~♪ と歌います。
♪ネル コー ピウ ノン ミ セント♪ ではないです。
テヌートの意味を取り違えないように。」
に始まり、指使い・和音のニュアンス・ペダルと、たった20小節の曲に細かいご指導。
でも、考えてみれば歌曲なんかだとこれくらいで十分1曲の長さだったりもするのだし、ほんとに一音一音を不用意に出してはならないのでした。
それにしても私自身が「唯ぼんやりした不安」(←20年ぶりくらいに思い出した芥川龍之介・・・笑)を感じていた数箇所を、一回聴いただけですべて指摘され、その解決策を一挙に示されたのには今更ながら、びっくりしましたです
やはり弱音の表現については指摘されました。音自体がへタってはいけないのだと。
「声楽でも、Pでの表現というのは、強い腹筋とちゃんと開いた喉があってこそできるものなのです。
ピアノで弾く時もしっかりした打鍵であることがフォルテ以上に求められます。一回フォルテで練習してみて、しかるのちに音量を落とす練習をしてみてください」



本日2曲目「運命 第1楽章」
弾き終わって
意気込みやりたいことはよく伝わりました。
・・・ですが、全部を頑張りすぎると聴いてるほうも<いったいこれはいつまでもつのか・・・>と不安ですし、エレメントがつぶれてしまって、聴きづらくなる。
テーマというのは、普通に弾いても聴き手には伝わりますから、一回一回に気合を入れすぎず、もっと、<ここは和声、ここはリズム、ここはメロディー>と整理して弾いた方がいいでしょう。
でないと、チェルニーの延長みたいになってしまう。

それと、べートーベンは強弱の幅が非常に広いので、クレッシェンドはピアノから始め、徐々にもっていかないと、全部がぬりつぶされてしまう。
道具は、ドライバーからブルドーザーまで使ってください

で最後に、
「弾かないで楽譜を見る時間をもっととったらどうかな・・・」

・・・・はい、今夜は道具の使いどころに知恵を絞ってみます。





カチッと入りたい

2007年01月21日 12時04分09秒 | ピアノ
またまた夢の話で恐縮なのですけど、
「パソコンで記事を書いて、投稿しようとしていて、(マウスの)エンターキーを押すのだけれども、押せども押せども入らない」という内容の夢をみていて目が覚めました。
なぜか眠ったまま手にはしっかり携帯を握っていて、左角を必死でクリックしてました
そりゃ入るわけないって・・・・・・


で、起きて、ここのところちょっとたるんできた自分にカツをいれるべく、録音しながら練習していたのですが・・・・

シューマン、この前までまあまあと思っていたのですが、よく聴いてみればヘンなところ続出。
自分で自分にレッスンというわけですが、もう文句タラタラ・・・粘着・・・・
スラーのかけかたがヘンとか休符が短いとか、まあそういうことは普通にでてくるわけですけど、
なにが気に入らない、ってリズムです。
夏場もシューマンのリズムには苦労しましたし、ピアノ曲でもシンフォニーでも独特のリズムのあることは重々承知なのですが、
私の弾いてるのはそんなに妙なリズムでもないのにハマラナイ
今回の曲でいえば「珍しいお話」と「木馬の騎士」がリズム全開の曲なんですけど、第一段階クリアしたと思っていたのに、やっぱりツボに入ってない。
ブラームスもリズム難しい作曲家ですし、ベートーベンのリズムもすごいですけど、シューマンのはなんていうんですか、複雑とかいうよりは
脈の打ち方が違うんじゃないか?
というような根本的なとこに私の場合行き着いてしまうわけです。


・・・そこまで考えてしまったところで、夢の記憶に戻りました。
シューマンのリズムにも「カチッ」とちゃんとエンターキー入れたいです。・・
まだ寝ぼけて携帯クリックしてる状態