本日、初めてフランクのソナタをグランドピアノで合わせてきました。
私のうちのピアノ室は、かろうじてバイオリンと合わせられるくらいのスペースしかなく、とてもチェロとは無理。
グランドピアノがあり、かつゆとりのある場所を・・ということで、Tさんのお宅を貸していただくことにしました。
Tさんのお宅には、一昨年の5月に室内楽のコンサート(仲間が集まって一日中室内楽を演奏する会)でお邪魔して以来です。この時は初めて室内楽に加えていただいて、ブラームスのピアノ五重奏の1&4楽章をやりました。
その時はたしか20名以上がピアノのあるお部屋に集っていたと思いますので、かなりの広さの音楽室(防音仕様)ですし、部屋の一角にはバーカウンターがあったりしてほんとに素敵なお宅です。
そのお部屋を二人占めすること、2時間あまり(実際はもっと長くいたのですが、別室でお茶飲んだりお昼食べたり、録音したものを聴いたりしておりました)。
ひさしぶりのペトロフのグランドは、ペダルがわ~んと良く効くので、ちょっといい気持ちです。国産のピアノに比べてコントロールは少し難しいのですが。
どうしてわざわざここで練習させていただいたかというと、グランドとの音量の調節もあるのですけど、チェロの立ち位置の確認をしたかったから。
今までの練習では、アップライトの設置場所の関係上、どちらかというとチェロの方がこちらのアクションを見て合わせることが多かったのですけど、本番がグランドの場合、ピアノのほうがチェロの動きを見ることが多くなります。
ソロの場合は楽譜と手を見ればだいたいOKですけど、アンサンブルはこれに相手が加わるので(もちろん四六時中、じとっと見つめてるわけではないですが)、慣れないと、視線の移動で譜面落ちしてしまうことがあるんですよね、速い曲だと特に。
さて練習ですが・・・
2回目くらいだとなんとなく合ってきますけど、やっぱり1回目というのは難しいです。連弾なんかでも思うのですが、特に本番ではそれぞれの緊張度も全然違うし、その時間までの過ごし方によって気分もかなり違うので、同じテンションで曲に入っていくのはやはり経験と合わせ回数なのかなあ・・という気がします。
やっぱり私は1回目はまだまだ気ぜわしい弾き方をしてます、自分でもよくわかる。
ソロならば勝手に走って自爆なりなんなりお好きなように・・で済みますけど、相手があるときは、それはいけません。ソロ以上に遅からず速からずの線をキープできないとダメです(泣)。
録音をこのおうちのご主人にしていただいて、帰ってからも何回か聴いてみました。
「全体の流れをぐっと把握して、起伏をもう少しはっきりつける」
「(これはピアノの技術的なことですが)pp部分で音量をぐっと落とすのは当然として、音色を変える工夫がいるし、ウナ・コルダとダンパーももう少し細かく自分で書き込まなければならない」
・・・・などが反省点。
その後聴きまくりました、フランクのバイオリンソナタの第2楽章(CDのものもあれば、昔テープに録ったもの、最近録ったものもあります)。
マイスキー&アルゲリッチ
デュプレ&バレンボイム
チョン・キョンファ&ルプー
オイストラフ&リヒテル
佐藤俊介&小菅優
それぞれ、個性的ですばらしい演奏なんですが、「うまいっ!」のは若きデュオ、佐藤俊介&小菅優。
小菅さんの神業的テクニックと豊かな表現には、あらためて「なんと凄い才能・・」と敬服です。
本番は4月ですから(その前に今週土曜あるところでちょっと弾く予定ですけど)、また丁寧に見直していきたいと思います。
私のうちのピアノ室は、かろうじてバイオリンと合わせられるくらいのスペースしかなく、とてもチェロとは無理。
グランドピアノがあり、かつゆとりのある場所を・・ということで、Tさんのお宅を貸していただくことにしました。
Tさんのお宅には、一昨年の5月に室内楽のコンサート(仲間が集まって一日中室内楽を演奏する会)でお邪魔して以来です。この時は初めて室内楽に加えていただいて、ブラームスのピアノ五重奏の1&4楽章をやりました。
その時はたしか20名以上がピアノのあるお部屋に集っていたと思いますので、かなりの広さの音楽室(防音仕様)ですし、部屋の一角にはバーカウンターがあったりしてほんとに素敵なお宅です。
そのお部屋を二人占めすること、2時間あまり(実際はもっと長くいたのですが、別室でお茶飲んだりお昼食べたり、録音したものを聴いたりしておりました)。
ひさしぶりのペトロフのグランドは、ペダルがわ~んと良く効くので、ちょっといい気持ちです。国産のピアノに比べてコントロールは少し難しいのですが。
どうしてわざわざここで練習させていただいたかというと、グランドとの音量の調節もあるのですけど、チェロの立ち位置の確認をしたかったから。
今までの練習では、アップライトの設置場所の関係上、どちらかというとチェロの方がこちらのアクションを見て合わせることが多かったのですけど、本番がグランドの場合、ピアノのほうがチェロの動きを見ることが多くなります。
ソロの場合は楽譜と手を見ればだいたいOKですけど、アンサンブルはこれに相手が加わるので(もちろん四六時中、じとっと見つめてるわけではないですが)、慣れないと、視線の移動で譜面落ちしてしまうことがあるんですよね、速い曲だと特に。
さて練習ですが・・・
2回目くらいだとなんとなく合ってきますけど、やっぱり1回目というのは難しいです。連弾なんかでも思うのですが、特に本番ではそれぞれの緊張度も全然違うし、その時間までの過ごし方によって気分もかなり違うので、同じテンションで曲に入っていくのはやはり経験と合わせ回数なのかなあ・・という気がします。
やっぱり私は1回目はまだまだ気ぜわしい弾き方をしてます、自分でもよくわかる。
ソロならば勝手に走って自爆なりなんなりお好きなように・・で済みますけど、相手があるときは、それはいけません。ソロ以上に遅からず速からずの線をキープできないとダメです(泣)。
録音をこのおうちのご主人にしていただいて、帰ってからも何回か聴いてみました。
「全体の流れをぐっと把握して、起伏をもう少しはっきりつける」
「(これはピアノの技術的なことですが)pp部分で音量をぐっと落とすのは当然として、音色を変える工夫がいるし、ウナ・コルダとダンパーももう少し細かく自分で書き込まなければならない」
・・・・などが反省点。
その後聴きまくりました、フランクのバイオリンソナタの第2楽章(CDのものもあれば、昔テープに録ったもの、最近録ったものもあります)。
マイスキー&アルゲリッチ
デュプレ&バレンボイム
チョン・キョンファ&ルプー
オイストラフ&リヒテル
佐藤俊介&小菅優
それぞれ、個性的ですばらしい演奏なんですが、「うまいっ!」のは若きデュオ、佐藤俊介&小菅優。
小菅さんの神業的テクニックと豊かな表現には、あらためて「なんと凄い才能・・」と敬服です。
本番は4月ですから(その前に今週土曜あるところでちょっと弾く予定ですけど)、また丁寧に見直していきたいと思います。