~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

リッチな(?)合わせ練習

2008年02月28日 23時57分02秒 | 室内楽
本日、初めてフランクのソナタをグランドピアノで合わせてきました。

私のうちのピアノ室は、かろうじてバイオリンと合わせられるくらいのスペースしかなく、とてもチェロとは無理。
グランドピアノがあり、かつゆとりのある場所を・・ということで、Tさんのお宅を貸していただくことにしました。
Tさんのお宅には、一昨年の5月に室内楽のコンサート(仲間が集まって一日中室内楽を演奏する会)でお邪魔して以来です。この時は初めて室内楽に加えていただいて、ブラームスのピアノ五重奏の1&4楽章をやりました。
その時はたしか20名以上がピアノのあるお部屋に集っていたと思いますので、かなりの広さの音楽室(防音仕様)ですし、部屋の一角にはバーカウンターがあったりしてほんとに素敵なお宅です。

そのお部屋を二人占めすること、2時間あまり(実際はもっと長くいたのですが、別室でお茶飲んだりお昼食べたり、録音したものを聴いたりしておりました)。
ひさしぶりのペトロフのグランドは、ペダルがわ~んと良く効くので、ちょっといい気持ちです。国産のピアノに比べてコントロールは少し難しいのですが。
どうしてわざわざここで練習させていただいたかというと、グランドとの音量の調節もあるのですけど、チェロの立ち位置の確認をしたかったから。
今までの練習では、アップライトの設置場所の関係上、どちらかというとチェロの方がこちらのアクションを見て合わせることが多かったのですけど、本番がグランドの場合、ピアノのほうがチェロの動きを見ることが多くなります。
ソロの場合は楽譜と手を見ればだいたいOKですけど、アンサンブルはこれに相手が加わるので(もちろん四六時中、じとっと見つめてるわけではないですが)、慣れないと、視線の移動で譜面落ちしてしまうことがあるんですよね、速い曲だと特に。

さて練習ですが・・・

2回目くらいだとなんとなく合ってきますけど、やっぱり1回目というのは難しいです。連弾なんかでも思うのですが、特に本番ではそれぞれの緊張度も全然違うし、その時間までの過ごし方によって気分もかなり違うので、同じテンションで曲に入っていくのはやはり経験と合わせ回数なのかなあ・・という気がします。
やっぱり私は1回目はまだまだ気ぜわしい弾き方をしてます、自分でもよくわかる。
ソロならば勝手に走って自爆なりなんなりお好きなように・・で済みますけど、相手があるときは、それはいけません。ソロ以上に遅からず速からずの線をキープできないとダメです(泣)。

録音をこのおうちのご主人にしていただいて、帰ってからも何回か聴いてみました。
「全体の流れをぐっと把握して、起伏をもう少しはっきりつける」
「(これはピアノの技術的なことですが)pp部分で音量をぐっと落とすのは当然として、音色を変える工夫がいるし、ウナ・コルダとダンパーももう少し細かく自分で書き込まなければならない」
・・・・などが反省点。

その後聴きまくりました、フランクのバイオリンソナタの第2楽章(CDのものもあれば、昔テープに録ったもの、最近録ったものもあります)。

マイスキー&アルゲリッチ
デュプレ&バレンボイム
チョン・キョンファ&ルプー
オイストラフ&リヒテル
佐藤俊介&小菅優

それぞれ、個性的ですばらしい演奏なんですが、「うまいっ!」のは若きデュオ、佐藤俊介&小菅優。
小菅さんの神業的テクニックと豊かな表現には、あらためて「なんと凄い才能・・」と敬服です。


本番は4月ですから(その前に今週土曜あるところでちょっと弾く予定ですけど)、また丁寧に見直していきたいと思います。



自分を映すもの

2008年02月27日 18時59分11秒 | ピアノ
昨日は、ありえないようなどしゃぶりでした。

午前中に娘の再診に行きましたが、9時半についてCT撮影、その後診察、ここまでで10時半。会計は自動だったので数分。
なんとスピーディーなこと!!入院中のあのMRI一日待ちはなんだったのか・・・・・(泣)
娘の頭については、画像上気になっていた部分は色の変化からやはり「血液」であったと判明。ほかの病気等でもないし、もともとあったものでもなさそう。
よってあとは自然吸収を待つのみですが、この場所だともしこのまま袋になって残ってもなんら問題はないということでした。
一安心というところでしょうか?

夕方はひどい雨の中、娘の習い事にまた出かけましたが、このあたりから私くしゃみを連発。月曜夜にのどの痛みがあったので風邪とは思うのですが、今日になって鼻つまりがひどくなり、まさかもしやの花粉症デビューではなかろうか・・とおびえてます。
毎年この時期に「ああ・・ついに」と思うこと数回、とりあえずここまできてますけど、今年もそうなのかどうか・・・。


さてひさしぶりにレッスンに行って、まだ余韻を楽しんでおります。
この地に来てから何人かの先生にみていただく機会がありましたけど、どうも同じようなことを言われてるような気がしてなりません。
これは自分に頑固な癖があって治っていないのか?、それともピアノの先生というのは同じようなことを言われるのか?
私の場合は、身も蓋もなく(爆)まとめてしまうと
「動くな!」「たたくな!」「アッチェレランドするな!(もちろん必要ないところでですよ)」
ということです。
「動くな!」といっても、今は若いころほどは身体は動かしません、というより動けない。腕とか手首くらいの問題です。
「たたくな!」はですね、以前はフォルテ、ばんばん叩いてました。今はそこまではしてないつもりですけど、すごく音が飛んだときに余裕のない音を出すとこう言われます。
「アッチェレランドするな!」・・・・・・これは、死ななきゃ治りません(逃)。


それと自分でもすごく笑ってしまうのは、私自身が他人の演奏に対して感じたり、また意見を求められば口にするそのままそっくりのことを、自分が先生に言われること。
これってどうなんでしょう?自分の欠点を人の中にみつけやすいとか、実は相当意識してしまってるってことなんでしょうか?
長年師事している先生に言われるのなら、「いつも言われているから気にしてる」ということがあるかもしれませんけど、初めてみてもらう先生にあることを言われて「あれ、それどこかで聞いたことがある」と思うと、数日前に自分が誰かに言ったことそのまんまじゃん・・・というデジャブだか輪廻だかわからないような状態に陥ることがあります。


要するに「他人のふりみて」なんとやら、ということなんですよね。
そして「わかっているならやれよ!」ということでもあります。






本日のレッスン(その2)

2008年02月25日 21時14分01秒 | 室内楽
レッスン(その2)と書きましたが、実はチェロの先生が体調不良でキャンセル。
・・・ですが、せっかくなのでやりました、自主練。


今日は、いきなりお互いの音が良く聴こえました。
たしか今日で4回目だと思うのですが、アンサンブルっていきなりこういう瞬間が来ることがあるんですよね。
もちろん、それぞれがレッスンを受けてきたことは大きいと思います、特に私(汗)。

今日午前、ピアノ単独での問題もですけど、「ここで風を送ってあげると次が出やすくなる」とか、「聴こえなければならないのは、こちらではなく、そっちの音」とか合わせる上での注意を細かく受けたのです。
その場やうちでの一人練習では、「そうかなあ・・・」という感じだったのですが、実際合わせると、まさにその通り。

・・・・おそるべし、先生・・・・

ちなみに今私は、ほぼ暗譜してます。
友人も半年くらいこの曲をやってます。
単独で練習する分には、ちょっと倦怠気味なんですが(殴)、合わせてみるとやるべきことも見えてくるし、欲も出てくるし、「もう一人にしないでっ」って感じです(笑)。


あとチェロの伴奏を一つ、ピアノトリオをひとつ抱えてます。
しばらく楽しく過ごせそうです。




本日のレッスン(その1)

2008年02月25日 14時54分34秒 | 室内楽
午前中、フランクのチェロ(バイオリン)ソナタ第2楽章のピアノパートをみていただきに、某先生のところまで行ってまいりました。
私は、特定の先生に師事していませんので、曲と場合に応じて単発のレッスンをお願いすることが多いのですが、この先生は以前に2回レッスンをお願いしたことがあるのと、今回あわせる友人の師匠とトリオなどをされたことがあるので、そのご縁でお願いいたしました。


以前のレッスンは街中の楽器店であったので、ご自宅へは初めて伺いました。
ご自宅ということでレッスン時間にゆとりがあるので、少し雑談などをしたのちみていただきましたが・・・


自分でも困るくらい速く弾き始めてしまいました(泣)。
この曲はワンコーラス目(?)はピアノの独奏で、そのあと繰り返しにチェロが入るので、よくよく出だしのテンポは考えなければなりません。
でも、弾き始めてしまったものは仕方ありませんし。

弾き終わって、
「えっと・・・相手はチェロですよね・バイオリンでなくて?・・・ちょっと速すぎますねえ」
ごもっともです。

その後2時間にわたって、レッスンがありましたが、簡単にまとめると

「トリオなどと違って、バイオリンソナタとかチェロソナタとか言う場合は、相手の楽器に合わせた音にしたほうがいいのでは(つまり、弦の擦るような音などをなるべく意識して取り入れる)」

「相手の弾けるテンポと聴き手の聴けるテンポの両方を考慮する」

「細かい音をちゃんと弾こうとするより、流れを大きくとらえて、和音の変わり目などをしっかり意識してペダルも濁らないように踏みかえる」

「横に流れるべきところでタテゆれをしない(無駄な動きをしない)」


ちょっと痛かった(笑)のは・・・

「情熱をコントロールして、知的で洗練されたフランス的な表現にするのはセンスです」


「こまかいところまで濃くやりすぎない


なにもしないでさっと流れて美しいところを作る」


「相手に寄り添うだけでいいところなのに、下のほうで何かやりたくて仕方ないみたいに動くのはやめましょう(笑)」


・・・ああもう、おっしゃる通り。
実は今日のレッスンで一番苦労したのはペダルでもテンポでもなく、「ピアノの音(粒)が立ちすぎるところを抑える」表現でした。
つまり「・・・ドロドロドロ・・・」っとうなりや風のように弾くということなんですが、これ私「イゾルデ」でも大変苦労しております。


本日夜は、チェロとの合わせ&レッスンの予定です。




小帰省

2008年02月24日 19時02分50秒 | 雑感
昨日の午後、あまりにも子どもたちがヒマそうで時にケンカっぽく、このままだと私も参戦した血の日曜日(殴)になりそうな予感がしたので、いきなり行ってきました・・・鹿児島。


思い立ったのがすでに15時すぎてましたので、それから家のことをすませて着替えを用意してとなると、早くて18時台の新幹線。
到着は22時です。それから実家に行くと遅くなりすぎるので、駅近くのホテルをネットで探して予約。


バタバタっと旅の人となりました。
実家には昨年の4月に娘を連れて日帰りしてますが、息子も一緒となると一昨年の5月以来。
いきなりだと日帰りでもなんでもすぐできるのですが、逆にぼんやりと予定すると、行事が入ったり、誰かが体調不良だったりでなかなか行けないのはなぜ?


なんとか22時頃に着きました。
予約していたビジネスホテルはまだ新しく、支払いもチェックアウトもすべて機械で。
ベッドも部屋もゆったり気味で、これに朝食ついて二人で(娘は無料)10500円はお得です。


今朝は10時すぎにチェックアウト。実家に11時ごろ着きました。
鹿児島市内、きれいになってますよ。ここ数年で相当変わりました。今年の大河ドラマ関係で観光にも力入れてるようです。


実家では、もう動かないと思われていたステレオでレコードをかけましたが、これが回転は問題ないとしても、音が砂あらし状態。
針の問題なんでしょうが、盤によっては勝手にエコーがかかったり、あらぬところでフェードアウトになっちゃったりで、怪談もどきです。
まあ、初めてレコードを見た息子は実際かけられただけでとりあえず喜んでましたが・・・。

ピアノの方も、平均律にはほど遠く、自然にまかせて古楽器っぽい不可思議な音になってましたが、とりあえず弾けました。


あとは娘がとにかく「花を摘みたい」というもんで、うちの庭やら近所を散歩して、花というよりは草みたいなものを摘んできました。
蕗の葉や椿の花、馬酔木の花、それに(種類はわかりませんが)桜の花を失敬してまいりました。
こう並べてみると、やっぱり暖かいんですね、ここは。


娘は3本もの木に登り、もう完全な復活ぶり。・・・どうしても何かに登りたいらしい・・・


こう書くと、いったいどんな田舎にお住まいで?と思われそうですが、いちおう普通の団地なんですよ。


帰りは17時ちょっと前発の新幹線。
もうすぐ博多です。

第2回登校日

2008年02月23日 20時46分13秒 | 雑感
今日は、息子の進学先の第2回登校日。

午前の1時間半くらいの間、保護者と子どもが別々に、入学にあたっての注意事項をききました。


開口一番校長先生、
「ちょうど合格発表から1ヶ月がたちましたが、この間、さまざま誘惑があったことと思います。
ほかの学校から誘われてどうしようか悩まれた方もいるでしょう。ここにいるみんなはもう、この学校に入るよな?今日身分証明書の写真も撮るんだから、どこにもいくなよ」

今年は結局、定員より5名オーバーの193人が入学するらしいのですが、今年は某市にある県立中高の人気が高く、私立は恐々としていたらしい。
「うちには県立中高のある市からの14人も、無事通ってくれることになってよかった」と言っておられました。

私立はどこも悩みは同じなのですねえ。



今日のお話は校長先生、生活指導の先生、進路指導の先生からでしたが、内容はいたってシンプル。


「6年間、弁当をよろしくお願いします」


「携帯、パソコン、ゲームについては親の管理下で願いします」


「勉強については、基本的に親はやれと言わず、自主性を尊重してください」


「公共の場(特に乗り物)でのマナーを入学までに教えてください」


の4点でした。


弁当については、この学校は「アツい」ときいてましたので覚悟してましたが、保護者のなかには、卒業時、校長先生に「6年間の弁当写真集」を贈られた方もおられたそう。
「いやあ、ほんとに工夫されてるもんですね。あそこまでしなくてもとは思いますが」とおっしゃってましたが、最後の弁当の日に自分で弁当箱を洗い、正座して親に礼を言った子のエピソードなどなど・・、私は娘の「トイレ!」で中座したのですが、帰ってもまだ弁当話は続いてました。


携帯は禁止、パソコンはリビングで使用する、ゲームは自主性にまかせない(まかせるとまず数時間はやめられない)、などなどこれらのものに手を焼いておられる様子がアリアリ。
学校というより、世の中全体が手をやいてますからねえ。禁止するだけで解決することでもなし、難しいところです。


勉強の自主性については、面白い話がありました。
ある時校長先生が授業で「お母さんが『勉強しなさい』と言った回数を今週数えてきなさい。それが宿題です」と言われたのだそうです。
すると、120回という子もいれば、0回という子もいた。
反応の方も
「自分は『勉強しなさい』といわれたほうが勉強するからいい」という子もいれば、
「『勉強しろと』言われるとやる気がなくなる」という子もおり、
結局は「子ども次第」という話になったんですが、
「『勉強しなさい』という代わりに、『お母さん聖書でも読もうかな』と言ってみてください。どう反応するか興味あります」

とおっしゃったのには、ちょっとびっくり。うちでそういうこと言ったら、驚きのあまり、息子は勉強が手につかなくなります、間違いなく。



集まった子どもたちを見ると、親でも間違いそうなくらい我が子に似た子が多いです。
息子もそうらしく、よく友達と人違いして声をかけてしまう、と。

ほんとに「似た者」の集団なのかどうなのかはこれからのお楽しみですね。


ところで、全然関係ない話なんですが、五十音順に193名を並べて、ア行だけで50名いたそうです。

それってすごくないです?

小学校最後の参観&懇談

2008年02月23日 00時29分44秒 | 家族・友人等
本日(22日)午前中にちょっと楽器店に用事で行き、その後すぐに娘を迎えに幼稚園へ直行。
そのまま小学校の参観&懇談、その後学校行事(PTC)の準備で6時ごろまで作業。

参観が終わったら兄妹連れ立って帰ってもらう予定が、娘の「校庭で遊びたい」の頑固な主張で校庭へ。そこまではいいとして、これがワガママ炸裂だったらしく、兄がプチッ!・・ですったもんだのあげくに息子のみ帰宅。
結局PTCの作業には娘連れでいったもののこれがあっけなく爆睡。そうこうしているうちに、息子が様子伺いに学校へ戻ってきてこちらはおばちゃんたちと一緒に作業に参加と相成りました。


参観は、クラスの一人一人が前に出て話をするものでした。
内容は、自分の生い立ちだったり、小学校の思い出だったり、10年後20年後の自分自身に語りかけるものだったりいろいろ。
うちの子はなんだかシマラナイ口調で(笑)、小学校の思い出というか、これから卒業までにやりたいことなどを話していましたが、ほかの発表のなかには、出生時の体重が900グラム台だった話とか、子どものころ海に落ちた話とか、タバコを誤飲した話とか、夫婦喧嘩で母親が家出した話とか、12歳にしてすでにこれだけの波乱万丈かいっ?という感じで、私は娘に気をとられてちゃんときけなかったのが、返す返すも残念でした。
発表の中には、親や先生へのダイレクトな感謝の表現も多々あって、ただでさえ涙腺の弱い担任の先生はもう大変・・お母さんたちもかなり涙指数高く、時間をオーバーしての参観だったのですが、みなさん熱心に聞き入っておられました。


懇談も6年間で最後とあって、子どもがつらい思いをした出来事、親が子どもの成長を感じたことなどなど、出席者が多かったこともあって予定時間はるかにオーバーで終了した。
これまたもらい泣きと感涙の嵐・・・。

だいたい学年末の懇談というのは、幼稚園のときから、毎年といっていいほど涙続出なのですが、やはり小学校最後というのは感慨ひとしおといったところなのかもしれないです。

・・私は本日は、娘が気になって気になって、それどころではなかったのが残念なのですが、こういう場面ではあまりドバーっとは泣かないような気がします。卒業式はわかりませんが。
私が弱いのは、マスゲーム的なもので(笑)、子どもたちの行進とか、ディズニーランドのパレードなんかはなぜかうるうるっときます。
あと、演奏聴いて感激したら手をつけられないです・・・これは鼻水すすれないですからね、ええもうありとあらゆるところから洪水(爆)。


子どもたち同士では受験の話はしないように学校で言い渡されていたらしく、だれがどこに合格したとかほとんど知らないみたいなんですが(うちの子だけか?)、今日の懇談ではお母さん方がちらほら話をされていて、いかにお母さんがたが受験で消耗されたのか、話のはしばしから伝わってきました。
本番の日の体調が悪くてダメだった・・というのがやはり一番気の毒な感じでした。
こればっかりは・・と思います。うちも受験後は体調不良などなどで大変でしたから。

ただ「こればっかりは」なんですけど、「これだけは」ということでもあるように思います。
子どもの場合は「体調が悪くてはいけない日」というのは少ないのですけど、大人になるとそうもいかなくて、一流になればなるほど代わりのきかない立場になるわけです。
本番を健やかに迎えるというは、なにげないようで、大変なことなのだとあらためて思いました。


精神面からくる体調不良のお話もたくさんありましたけど、かつては(今も?)神経が細く、ちょっと風が吹いただけでお腹が下るような(笑)過敏性腸炎の時期もあった私です。
図太さと繊細さは紙一重かもしれませんよ(自分で言うか・・・逃)。









娘、復活

2008年02月22日 00時01分37秒 | 家族・友人等
今週いっぱい自宅静養させようと思っていた娘ですが、もう昨日まででこちらがギブアップ・・・・。
たのむから、幼稚園行ってくれ・・・月謝も払ってるんだし(殴)。

というわけで、本日(21日木曜)から復帰です。いちおう今日明日は、帰りは園バスでなく、お弁当の終わるころに私が迎えに行って路線バスで帰ることしました。・・・なぜならば、お弁当あとの自由時間に転落したわけでしたので、先生方も気をつかわれるかもと思いまして。


朝の園バスに乗せてしばらくすると、幼稚園から電話がありました。
「今日から来られてよかったです。えっと、お遊びのことなんですが、保育で縄跳びをさせているのですが、させてもよろしいでしょうか?。
ちなみに、今カコちゃんは元気にサッカーをしておられます」

・・・昨日まで「外遊びはしばらくしない」と言っていたような気がするが。きっと、こちらの空耳であろう・・・・・。


とりあえず園には、大型遊具での遊びと冒険ランド(傾斜のある裏山のこと)はしばらく様子見ということで、と伝えました。


午後1時に幼稚園へいきましたら、園長先生が「今日はひさしぶりだったので、ハジケておられました(笑)」。
ほかの園児より一足先に帰りましたけど、あまりのお天気のよさに園近くの大きな公園へ。最初は私とシーソーをのんびりやってましたが、すぐにすべり台を見つけ直行。

・・・・「すべり台は怖いからしない」と昨日までいっていたような気がするが。おそらく私の幻聴であろう・・・・・。


禁止してもいたし方のないことなので、そばについてましたけど、さすがに下からは登りませんでした。当たり前ですっ!
いったい少しは懲りてるんでしょうかね?


1時間ほど遊んでうちに帰ってみると、玄関にうちにはありえないビッグサイズの靴が2足。
息子が友達を連れてくるとは言ってましたが、これ小学生のサイズか?
これが小学生のサイズだったんですよ、驚き!27センチはありそうです。
リビングからはうちにはありえない低音が!ほんと小学生かね、君たち。

驚いたのは私だけではなかったようで、むこうも私が何か言うたびに振りかえって、「この人って、ほんとにお母さんだよねえ?」という顔をしてる。
しまいには一人が「平和な家庭だなあ」とわけのわからないことを言いつつ、私のいる台所まできて「ねえ、<大富豪>のやり方って知ってる?」。

・・・・私、小学生のお友達と思われましたね、きっと。どうもうちに来た子たちは、自分のなかの「お母さん」イメージを打ち砕かれて帰っていくようであります・・・・



いつの間にオクターブ

2008年02月20日 21時51分54秒 | 家族・友人等
1週間ぶりにピアノの話題・・といっても私のことではありません。
息子です、小6の。

先月23日に受験が終わったあと1週間高熱、その後のあまりのヒマ状態を見るにみかねて、「何か弾くように!」と言い渡したところ、数日は狂ったように「いつも何度でも」をキーボードでエンドレス練習。これはすぐ弾けるようになった模様です。
なにか1曲クラシックも弾いたらどうかね?と言ったところ、「何か選んで」というので、2年前やめる直前にブルグミューラーの<アラベスク>を弾いていたことを思い出し、「ブルグミューラーの<バラード>はどう?」と楽譜を見せると、「いきなり、そんな・・」と音符の多さ(多いですかねえ?)にいったんはスルー。
しかし、2日ほどでなんとか弾けるように。
・・・2年前よりメチャ譜読み早くなってる!受験で頭を使うこと覚えたのか?(殴)


その後キーボードだけで好きに弾いてましたけど、本日「はい、グランドで弾いてみましょう」と私に連れ込まれました。
さすがに鍵盤が重いらしいですね、和音が鳴りにくい。
それと、ずっとお休みしてましたから、指がヘロヘロしてて頼りなく粒がそろいません。
・・・・・うーん、どこから手をつけたものか・・・

一方でびっくりしたのは、脚はペダルに楽々届き、また手の大きさも私と大差ないこと。


とくに「習いに行く」気はないらしいので、私が時々みてやるにしても、今のちょっとしたやる気と(今だけかもしれんが)、楽器に合う体格に成長したことはなかなかおいしい感じ(笑)です。

ちなみに彼は、小1からのんびりやってましたので、小4の1月でチェルニーは100番練習曲の途中、あとはソナチネをやってました。


・・・・この時期にこんなことやっとくといいかも的なお知恵をお借りしたいです。よろしくお願いします。




入院番外編

2008年02月19日 23時54分28秒 | 家族・友人等
さて、今回娘が入院していた病院ですが・・・

ちょっと前に友人が入院していたのですが、彼女は半端でない冷え症のはずなのに、そちら方面にはなんら問題がなかったと言っていたので、いったいどれほどの暖房なのか、と興味を持っておりました。

初日に泊まった救命救急センターは、大きな部屋にダダ~っとベッドがならんでいるので、暑くもなく寒くもなかったのですが、あとの2泊をした小児科は、はっきり言って亜熱帯。
小児科フロアに降りたった時にすぐに「もあ~~」っときました。
夜も温度下がらないですよ、これが。

私は、自分の寝巻きなんか持ってきてないし、ほんとに着たきりすずめで、夜はそのまま寝るしかなかったのですが、長袖シャツ一枚でも暑い。
仕方がないので肌着を脱いで素肌に一枚着てましたが、今度は脚が暑い。
仕方がないのでズボンを脱いで×××一枚で寝てましたが、掛け布団一枚は娘がズズーっと持っていってしまったりしてましたので、おそらく夜回りの看護師さんは見たくもない光景を見せ付けられ迷惑されたことと思います。

寒いよりは暑い方がいいと思いますし、患者さんに合わせた温度設定なのだとは思いますけど、外は雪がちらついているのに、半裸でないと寝られないというのはすごいことです、ほんとに。

別に私は異様な暑がりというわけではないです。
うちでは、暖房をかけた中で、厚手のトレーナー上下を着て寝ていますから。


ちょっと驚きの「真冬に熱帯夜」体験でした。