~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

いずこの社会も

2006年10月27日 18時15分57秒 | 雑感
昨夜、教育テレビをつけっぱなしにしていて、23時ちょっと前に画面にちらっと目をやったら、そのまま釘付けになった。

クラゲを盾にサバから身を守るアジ

という文字と絵が目に入ったからだ。

?????

そのまま見続けていると、どうも話は、クラゲの増殖によって海中でどんな現象が起きているか、ということだった。
クラゲにはたくさんのプランクトンが寄生していて、それを食べるためにアジがクラゲの周りに寄ってくる。そして一緒に移動する。

講師が言う。

ところが、アジの中には皮膚がただれたようなものがいます。これはきっとクラゲにさされたんでしょうね。私も海に潜るとよく刺されます。
それでも、クラゲの周りにいっつもいるということは

アジはクラゲがだあ~い好きなんでしょうねえ

講師の目はカメラを通り越して、遠くを泳いでいた

いっておくが、これ<視点・論点>という大変大変お堅い番組なのだ。

あまりにもシビレタので検索してみた。
この方「魚類心理学」の専門家で、HPも開いておられた

読んでみたらさらにハマった。
なんでもお魚の中にもDHAが不足しているものがいて、
こういう魚は、集団行動がちゃんととれないのだそうだ。なので、お魚も「頭の良くなる食事が必要」という話や、
子供を育てるには「7ほめて3叱る」くらいがいいというが、魚だとどうなんだろうか、とか
もうそれは魚の気持ちにそったお話が満載だった。

・・そうか
「DHAを多く含む」といわれるお魚すらも「DHA」をちゃんととらないと、魚社会でうまく生きていけないのか・・・

魚もほめるといい行動をするのだろうか・・・
でも、魚を「叱る」っていったいどうするんだろう・・・


以前ハマッた「ナマコ」の本川先生(『ゾウの時間ネズミの時間』の著者でもある)に続き、この先生、これからマイブームになりそうな予感です。