~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

ロンな暑さ

2014年05月31日 10時13分14秒 | 雑感

梅雨の前に真夏がきたのかというくらい暑い。

スーパーには「どうした??」というくらいずらずら~っとスイカが並び、メロンなんか居場所がなくて、メロンどころか「ロン」。先日は北海道の公園でセミがみられたとか。5月にこんなに暑いのは1967年以来だそうだけれど、さすがのそのころの記憶はなく・・・

昨晩は暑さのあまりほぼ無意識のまま、寝巻きを脱いでしまっていて、朝方「ガタッ」と誰かが入ってきたような気がして、逆「ヘの字」の形のまま飛び上がり、あわわわわとズボンを履いて、心臓バクバク。あやうく、腰をやってしまうところでした(泣)。

ところで、昨日は私にとって新時代の幕開きみたいな日でした(笑)。

ひとつはヌーブラ、もひとつは老眼鏡。

ヌーブラは、これまでいろいろ勧められてたんですけど、いまいち勇気がなく、タンスにしまいこまれてました。・・・ついに、そう、ついにですよ。

完全装着してお出かけし、「いつ取れるかいつ取れるか」とワクワクしてたんですが、用事済ませて、帰ってきて、「さあ、着替えよう」と思っていたときに、「あれ、なんだっけ。これ?」というわけで、していたことすら忘れてました。それはそうですよね、元々医療用のものですし、そんなテキトーなものではないでしょう。

そして後者ですけど、

まあ、いろいろオシャレに言いつくろってみたところで、いわゆる「老眼鏡」ですからね。ガンとしてそう言ってみる(笑)。

私、家のなかではメガネで、でかけるときにコンタクトレンズというパターンですが、この「出かけた先」がつらい。メガネはだいぶ弱く作ってあるのでなんの不自由もありませんけど、コンタクトで演奏会を聴きにいって、色のついた紙に色字とか、ある一定以下の大きさの字とかのプログラムをいただいた日には、隣の人が先に読めるんじゃないかというくらい離さないと全然読めません。そろそろ今の腕の長さでは足りません(汗)。

これじゃ商売(ではないけど)にならないので、娘がメガネを作り替えに行ったついでに買ったわけですけど、娘は「お化粧したときは、コンタクトじゃなくて、メガネかけたほうが絶対いい!」っていうわけです。

・・・どして??

それはまあ、子供たちは彼らのこれまでの人生のほとんどを「メガネかけたすっぴんのお母さん」と暮らしてきているわけなので、「化粧してコンタクトしてちゃんとした服着てるおかあさんなんて、おかあさんじゃない(赤ちゃんだったらおそらく泣きだすレベル)」という気持ちがどこかにあるはずではありますが・・・。

だからね、若くて化粧してコンタクトしてちゃんと服着ていた人と結婚して、一緒に暮らすようになったら、そのあと逆に「・・・・」となるわけよ。赤ちゃんなら泣きだすレベルでね。


松本和将ピアノリサイタル ベートーヴェンピアノソナタ全曲シリーズ Part 4

2014年05月25日 21時49分03秒 | コンサート(企画、協力、出演 含む)

 

珍しく、あまり日を置かず更新です。

鉄は熱いうちに打て、レビューは忘れないうちに書け、・・・いつもそういけばいいんですけど、なかなか(笑)。

 

   

 

左から第1回、2回、3回、4回 というわけですが、並べて早送りするとたぶんアニメーションになるかと(笑)。たぶん過去にそれぞれのレビューも書いているはず・・・。

さて、本日のプログラムはこちら

第16番ト長調

第10番ト長調

第15番ニ長調(田園)

第17番ニ短調(テンペスト)

 

ライブというのは不思議なもので、どんな方が聴きにこられるか、お天気、会場、聴く人弾く人の心身状態、・・・いろいろなものが微妙に影響し合って唯一無二の空間が生まれます。

このベートーヴェンチクルスは、会場は一定、お客さんもすべての(あるいはほとんどの)回に足を運ぶ方がおそらく何割かを占めているはずで、わりに安定した条件のもとのコンサートだと思うのですが、

それでも1回1回がかなり違います。(プログラムが違うのは当たり前ですが・・)。

個人的感想からいくと、今日は響きが非常に良かった。晴天であり、ピアノの具合も良かったのでしょうし、なにかに共鳴して雑音が生じるということもほぼありませんでした。

そして、「テンペスト」については、これまで何回か聴いているし、ある意味、安定した相互関係で聴けたように思うのですが(もちろん演奏そのものは緊張感に満ち満ちたものです)、

3曲の長調のソナタについては、まるっきり初めて聴いたということもあり(こちらは楽曲そのものは幸福感に満ちた安定感のあるものですけど)、一瞬一瞬が新鮮で、変な表現ですが「むさぼるように」聴きました。

なんだろう・・・・・こんな音聴いたことあったかな??というくらい良い音で、それが「きれいな」とか「美しい」とか「凄い」という形容ではすまない感じなんですね。

どういったらいいんだろう・・・・とずっと考えてました。

そして、至った表現が「純度の高い音」。なんの純度か?と言われても困るんですけど(汗)。

ここのところの氏の超多忙生活は、あまりよくない表現でいうと「音楽に追われる生活」とか「音楽に心身を支配される日々」とかいうことにもなるんでしょうけど、

集中して集中して底が抜けたときに訪れるような「自由さ」のようなものも感じ、記憶に残る演奏のひとつとなりました。

 

さて第5回からはいよいよ後半に入っていきますね。

次回第5回は8月28日(木)19:00~ 

場所は、同じくライフワンです。 


どこまで短くなる??

2014年05月23日 20時38分20秒 | 雑感

12日ぶりです。

毎日のぞいてくださる方もおられるので、せめて週1回は更新しようと思っているのですが、なにをしているわけでもないのに(なにもしてないからこそ?)、書くこともなく、日が過ぎます。

・・・ま、あれです、便りのないのはよい知らせ(違)。

この間、ステップを聴きにいったり、母の用事につきあったり、ワイドショーをみたり、週刊誌を読んだり、専業主婦、ヒマでごめん」みたいな暮らしをしてましたけど、

人間またいつ「寝る暇くれ~~」みたいな介護生活等に陥るかもしれず・・・。 今のうちです(なにが)~~と言いつつ、9日後ステップだったりします。

 

さて、昨日は美容院にいってまたまた短くしました。

今年初めまではセミロングだったのに、その後少しずつ短くなり、いよいよ日差しの強くなってきた昨日、ついに襟足解禁。・・・これは焼ける。真夏はきっとパリパリのクリスピー(汗)。

加齢で髪の質が落ちてきて、いろいろ面倒見きれず、「ええい、切っちゃえ」となってしまったのですが、きっとこのあと、「もう全然まとまんないから、ちりちりパーマかけちゃえ」となり、一見「・・お、おじさん?おばさん?」という外見に推移していくのではないかという予想。

今まで「おばさんってどうしてああいう風にするかねえ」と不思議でならなかったひとつひとつが、確かな理由とともに我が物となっていく無情な時の流れ・・・・ああ、虞や虞や汝を如何せん。(すみません、ぜんっぜん関係ないですね)

 

それはともかく、いよいよ好きな季節になってきました。

これで、むわ~~っと湿気が襲ってくればもう言うことありません。

・・・・・そう、今のうちだっ!

 

明後日のコンサートのお知らせです。 もう第4回なんですね~

 


サロンコンサート無事終了しました

2014年05月11日 08時45分11秒 | コンサート(企画、協力、出演 含む)

先日どさくさにまぎれて告知させていただいたサロンコンサートですが、昨日無事終了いたしました。

小さい空間なので、積極的にお知らせもせず、友人知人でお時間がある方だけで・・・・と思っておりましたが、私の演奏をいつも聴いてくださる方、初めての方、隣県からお越しくださった方、お初の方、あと「いつまで聴けるかわからないから」と寄った息子(笑)、などなど、演奏前にチラッと見やったらそれなりの満席感で、思わず腰がひけました(汗)。

これが150席のスタジオとかだと、ものすごくさびしい光景なんですが、狭いところだといっぱいな感じ(笑)。でも、そもそも、マイクなしで声が通るところで、相手の顔を見ながらしゃべる内容に反映していこう、と思ってましたので、理想的な状態でした。

前日にヤマハの友人に、仕切りをお願いしてましたら、プロフィール紹介のあと、「仮装さんに関する3つの誤解を解きます」ということで、<音大出ではない><独身ではない><現代曲だけ弾くひとではない>となかなかナイスな導入をかましてくれまして、だいぶ緊張がほぐれました。・・ありがたい(涙)。

ずっと聴いてくださってる方は、2年前にも私がこういうフランスの小品系を弾いたのを覚えておられると思うのですが、そうでない方は、「現代曲だけ」「ベートーヴェンだけ」「編曲ものだけ?」と思ってらっしゃるかたもあるので、そもそも「なぜにこのような企画を??」というあたりを最初にきいてもらえてよかったと思ってます。

なぜ企画したかといわれると、簡単にいうと「自分の勉強のため」なんですが、フランスものというとドビュッシー、ラヴェルの楽曲が圧倒的に演奏機会が多く、でもそれらは相当な難易度であり、しかも名演満載ということで、ちょっと手を出しづらい。で、今回の場合は、動画サイトの「フランスの小品集」みたいな、作業用BGM的なものを聴いていて、気になる曲をピックアップし、その中から、3~4曲と、あと過去に弾いたことのあるものを組み合わせてプログラムを組んでみました。

基本的には、週末の昼下がり、お買いものついでにでも寄っていただき、小一時間ほどゆるいひとときをお過ごしいただければ・・という感じですが、せっかくなので、各作曲家の生まれた年代、過ごした場所(地図持参)、あとちょっとしたエピソード的なしゃべりも込み。

連弾は、昨年7月の演奏会でも共演させていただいた方にお願いし、彼女がほんとによくいろいろ調べたり勉強されたりされるかたで、演奏も一生懸命一緒に掘り下げてくださるので、最後の最後まで発見やら修正やらがあり、これもまた勉強になりました。

チラシ、司会、調律、会場のセッティング(調音パネル入れてくれてありがとう)、写真、あと無言有言の励まし・・・・この程度の小さい会でもほんといろいろな方のお世話になりました。

そして、毎度毎度さまざまな曲をレッスンに持ち込んでも、ちゃんとみてくださる師匠に感謝!

<サロンコンサート ~フランスの小品とドビュッシー小組曲>

日時: 2014年5月10日(土)15時~16時

会場: ヤマハ広島店3階サロン

入場料:無料(30名程度)

 

プログラム

・セヴラック: 休暇の日々から  第1集より   

       「公園でのロンド」「古いオルゴールの聴こえるとき」 

・フォーレ : 無言歌 第1番 Op.17-1 

・フォーレ  : エレジー(演奏者編曲)

・ラヴェル  : 亡き王女のためのパヴァーヌ 

・プーランク : ジェルヴェーズによるフランセーズ

・プーランク : エディットピアフをたたえて 

・ドビュッシー :  小組曲 (連弾)      

         1.小舟にて 2.行列 3.メヌエット 4.バレエ

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ご来場くださったうえ、たくさんのプレゼントをいただきありがとうございます。

受付を置いてなかったので、今となってはどなたからいただいのかわからないものも多く、おひとりずつお礼を申し上げられなくてすみません。

実は、昨日は40代最後の日で、本日50代に突入いたしました。いい日を過ごせて幸せです。

         

 


ゴールデンウィーク終了

2014年05月06日 23時37分33秒 | 家族・友人等

あっという間にゴールデンウィーク終了です。

私は27日(日)に弾き合いをやったあと、5月10(日)に本番を控えてまして、そう遊んでもいられなかったのですが、映画はなぜか2本観に行きました。

ひとつは「テルマエ・ロマエⅡ」で、娘のバイオリンのレッスンのあとにふたりで。

もうひとつは「アデル、ブルーは熱い色」(2013 フランス)を一昨日ひとりで。

後者はたまたま、Youtubeで映画予告をランダムに見てましたら、アンテナに引っかかりました。「おお、見てみたい」と思って探してみたら、なんと今現在市内で上映中だという。

昨年のカンヌ映画祭でパルムドール受賞だそうですが、3時間の作品でかつR18。

女性同士の恋愛の話で、かなりのシーンがありますので、「みなさんぜひご覧ください」とは申し上げにくいですが、

授業でふっと『クレーヴの奥方』が出てきたり、どうってことない女の子同士の会話でサルトルが出てきたり、「画面いっぱい顔」のカメラ使いとか、ひさびさに見終えてからも引きずってます(笑)。

昨日、今日と、これ関連の動画を探して見ているのですけど、日本語字幕のものなんかほぼない。インタビューのフランス語のものがわからないのは当然としても、英語のものくらいわからないかな(でも30分ある)と思うのですが、これがほんと雰囲気しかわからず・・・悔しすぎる(泣)。あんまり悔しいので、ヒマがあったら流してますけど、20年以上英語やってないに等しいので、おいそれとは回復しません。・・・・・というくらいある女優さんに惚れ込んでます(笑)。

 

さて、娘のほうは3日から本日6日まで、関東の祖父母のうちに行ってまして、これはこれでずいぶん楽しんだもようです。

これは娘からの私へのお土産。グソクちゃんです。

本物はなかなか手放しで「かわいい」とは言いにくいですけど、これならいけるかも。よく見ると、けっこう細かい作りになってます。(デカく見えますけど、掌にのるくらいの大きさです)