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~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

2020年 今年弾いた曲

2020年12月30日 21時36分08秒 | ピアノ
短い一年でした。

今年1月に、ご近所サロンで新春コンサートをしたときに、共演の二胡奏者から自分が訪ねた中国の地の説明があり、その際に「今、武漢が大変ですが・・・」と、ちょっと話題に上がったのを思い出します。
2月には、3月のコンサートやイベントの中止や延期を余儀なくされましたが、それでも「5月くらいには収まってるかな」という希望的観測。まさかこの年末年始に過去最悪の状況になっているとは誰も予想しておらず・・・
「年末年始は帰省も控えよ」ということで、うちは家族バラバラに新年を迎えます。
おそらく、初の「おせち写真なし」元日になるはずであります。

というわけで、コンサートも非常に少なかったのですが・・

・1月25日(土)ご近所の地域交流サロンでの「夢LIVE」
私と二胡、ボーカルの友人とで、小さいコンサートをしました。
早春賦、異邦人、ラストエンペラー、賽馬(二胡&電子ピアノ)
燕になりたい(ボーカル&二胡&電子ピアノ)


(2月末、3月、4月の本番は中止または延期)

・6月21日(日)恒例のフルート&ピアノのコンサート春の部


・6月24日(水)ご近所の百歳体操後のミニコンサート(チェロ&電子ピアノ)
星に願いを オーラリー 大きな古時計 浜辺の歌 渡る世間は鬼ばかり 愛のあいさつ
ふるさと

・7月11日(土)室内楽のコンサート
ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲全楽章


・9月16日(水)乳幼児対象のミニコンサート(チェロ&ピアノ)


・9月23日(水)ご近所の百歳体操後のミニコンサート(チェロ&電子ピアノ&ボーカル)
秋の長調メドレー(紅葉、赤とんぼ、里の秋)、秋の短調メドレー(月の沙漠、荒城の月)
ムーンリバー&マイウェイ、愛の讃歌。  ほかに友人の弾き語り(東京キッド、Let it be)

・10月12日(月)絵と音で楽しむ「ねこ」のひととき(電子ピアノ、朗読、絵画展示)
二週間前に同茶房で出会った、猫の絵を描くアーチストさんとのコラボを急遽決行(笑)。


・10月18日(日)プチライブ&ベートーヴェンリレーコンサートリハーサル会
新しく入ってきた小学生男子君の初ステージともなりました。
一部は、ピアノソロ、ピアノ連弾、マンドリン&ピアノ、マンドリン&二胡&ピアノ、二胡&ピアノ という、アンサンブルを含めた緩い発表会。
二部はベートーヴェンのソナタ全楽章を5人でリハーサル。


・10月25日(日)恒例のフルート&ピアノのコンサート 秋の部


・11月28日(土)弦楽器の発表会(伴奏)
ブレヴァル:チェロソナタハ長調、 ヴィヴァルディ:チェロソナタ第3番
リヒャルト・シュトラウス:チェロソナタヘ長調より第1楽章

・12月5日(土)、6日(日)ベートーヴェン生誕250年記念ピアノソナタ全32曲リレーコンサート(第13回 ベートーヴェンのピアノソナタを弾く会) ※詳細は1つ前の記事で



ボランティアは、3か月に1回伺っている、通所リハビリテーションの施設に2月に行くことができました。がそれ以降は、近所のデイサービス、老人ホーム含め、感染拡大防止のため立ち入り禁止。
披露宴は15回・・・それでも15回もあったんだなあ、とびっくりです。
生徒は、今までにない年齢層が3人増。

今年初め頃に、グリーグのコンチェルトを練習しながら「・・・三度をなんとかせねば」と思い、よろよろとショパンの25-6に取り掛かり、
ベートーヴェンのソナタもなぜか三番を弾くことになり、「これは今年は三度を練習せいということだな」と思い、念仏のように今年は三度を唱え、じゃない、練習しました。
25-6はいまだ継続中、というか歯磨きレベルで、弾かないと気分悪い感じです。まだ上手には弾けないけど(笑)。

なんだかシマラナイ終わりになってしまいましたが、来年は良い年でありますように!






ベートーヴェン生誕250年記念「ピアノソナタ全32曲リレーコンサート」

2020年12月15日 19時09分40秒 | 雑感
このブログの存在を忘れるくらい時間が経ってしまいました。
相変わらず新型コロナは収まっておらず、8月の第2波に続き、今は第3波と言われるものの最中のようです。
広島でも、この1週間で恐ろしい増加を見せており、今週から市内のホール等は休館になっています。(お正月明けまで)

1週間と少し前、まだ「だいぶ増え始めているけど、気をつけてなんとか暮らしましょう」くらいの感じの時、
1年前から準備を重ねてきた、「ベートーヴェンのピアノソナタ32曲を32人で弾く」という大イベントが2日にわたって、さくらぴあ小ホールで開催されました。

思い返せば、昨年のベートーヴェンの会(第12回)の打ち上げで、「来年は250年だから、32曲やりましょう!」と監修の先生からご提案があり、「え〜〜〜〜〜っ!(どうやって32人に曲振り分けるの?)」と仰天したのですが、
「まずは場所を取らねば」とその翌朝6時過ぎからホールに並び、3日間交替で座って翌年の2日連続を取ることができました。・・まずは第1ハードルクリア。
第2ハードル、32人に曲を割り当てる・・これは一体どうなるのか、とドキドキしましたが、昨年中にはほぼ決まりました。
そして、第3ハードル、新型コロナ。これは直前まで読めませんでしたが、なんとかまだ開催可能な状況にあり、感染対策をスタッフと相談しつつ準備。しかしながら、他県の方で1人移動が制限された方がいて、2週間半前に28番は交替となりました(当日は暗譜で実に素晴らしい演奏でした)。

32人は、老若男女、アマチュアからプロまで。レベルもさまざまでしたが、それぞれが約1年に渡って準備し、この日を迎えました。私は2日間最前列でスタッフを務めましたが(演奏もしました。3番)、13回目の会ということでもあり、常連さんは、まさに「ベートーヴェンを長く弾いてきた」という何かがある、と思いましたし、今回初参加の方も、それぞれ会にふさわしい演奏をしてくださいました。
そして、監修の先生の「ハンマークラヴィーア」、過去2回、この会で弾かれましたが、「このクラスでもまだこんなに上の世界があったんだ!」という驚きと、「ここまでこの会に関わって来て、こんなご褒美がいただけた!」いうありがたさを感じました。

とにかく無事に、この大イベントが開催でき、かつ、皆さんがその後も健康で毎日を過ごしておられる、ということで大満足です。

急に寒波が来て、これから陽性者数が増えそうで、まったく気が抜けない日々ですが、とりあえずご報告まで。