~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

大雨

2010年02月26日 10時46分20秒 | 雑感
朝からどしゃぶり・・・

今日は女子フリーを見る予定で、昨日外の用事を固め打ちで済ませていたので助かりました。
湿度も気温も高いので、ピアノの表面がなんとなくシトっとします。
さっき玄関のほうで「ゴトっ!」とすごい音がしたので、「ど・・どろぼう・・?」とビクッとしたのですが、どうやらカメくんのよう。
うちは冬場カメの入ったベビーバスを玄関(家の中)に置いています。毎年静かに水中冬眠でどうかすると4月くらいまで起きないのですが、今日はあまりの暖かさに動き始めたらしいです。家の中なので真冬でもそんなに寒くないのですけど、外気温が上がらないと起きることはなく、生き物って不思議だ・・・といつも思います。


さて、暖かいのでドレスでも着てみるか、とクロゼットから出してきました。
ソロのほうは昨年も着たドレスなので大丈夫だと思ってましたし、実際大丈夫だったのですけど、デュオの方が・・・・ちょっとキツイ・・・
もともとギリギリセーフのサイズで、6~7分のおとなしい曲なら問題ない(殴)というシロモノでしたが(そんなもの買うなよ・・・です)、今回は10分かかる上に、結構動きもあるので、まさかちょっと呼吸浅くしてしのぐわけにもいきません。
・・・・急遽変更・・・・
まあ、これはこれで悪くないかもしれません。たぶん今回はみなさんに比べたらかなりお地味路線です(笑)。いつも通りの感じ。


ドレス、安いものばかりですけど、ゆるく増殖中(笑)。
最近では、デザインや裁ち方、素材も固定してきました。・・ということはつまり同じメーカーのものばかりです。
買ってみたらたまたま同じメーカーだったということなのですけど。

もともとあまり服のことを考えたくない人間なので、あるメーカーのものの中から選べばいいというのは、簡単でいいです。
以前は靴も決まっていたのですけど、今はさまよい中。

さて、練習するか。




語源は同じでしょうけど

2010年02月25日 21時11分40秒 | 雑感
息子の所属するブラスバンド部の練習のとき、
<animato>という音楽用語が出てきたそうです(生き生きと速く、元気に速く、と事典にはあります)。

指導の先生が「これなんと読む?」ときいたところ、
全員が
<アニメート>とよんだらしい(・・ちと綴りも違うじゃろ?)。

こいつら・・・・
全員、同じとらのあなのヲタク(殴)。

もちろん正しくは<アニマート>ですから!言うまでもないことですが。

今日一日

2010年02月24日 23時37分09秒 | 雑感
午前中ピアノレッスン(・・といっても実際に音を出し始めたのは昼近く・・・汗)、
帰ってから洗濯、メールかれこれ、夕食作り
夕方、ひとりレッスン(これは<する>ほう)
夜、チェロソナタのレッスン(の伴奏)

当然練習はそうできていません。
が、今日はどちらのレッスンでもチェロソナタをやり、なんとかなりそうな気がしてきました。
夜は、うっかり「スビト・ピアノ」を忘れ、マーティン先生に「・・・えっと」と止められ、「ほっとけない」と言われました(笑)。
どっちのレッスンでも、バスについての注意が多かったです。ただし本番はよく響く会場、しかもスタンのフルコンなので、「今言われたからといってそのままやるとやりすぎかもしれないから気をつけて」とは言われましたが。


ちょっと疲れたので、昨日スーパーで浮かんだ疑問を少し・・


「サーモントラウト」というのは、「サーモン(サケ)」なのか「トラウト(マス)」なのか?
同じ売場にあった「トラウトサーモン」というのは、上記と同じものなのか?
答えらしきものがあったので貼ります↓


糟漬けと糠漬けはどう違うんだと・・・という疑問には「ああ酒かすと米ぬかか」と自問自答。そうすると「糟糠の妻」っていったいどれだけにおうんだろう・・・・


では、おやすみなさい。



娘の参観

2010年02月23日 23時14分14秒 | 家族・友人等
午後、小1の娘の参観に行ってまいりました。

考えてみれば、これで今年の参観は最後。あっという間ですね、一年間って。
今日は、「にこにこ発表会」だそうで、個人個人が得意なことを保護者の前でやってくれました。

<プログラム>
(1)はじめのことば
(2)しをよもう・・・ぐんどく
    おがわのはる
    おさるがふねをかきました
(3)はっぴょう
 ・こくご・・・・本読み(はるのゆきだるま)
         かみしばい(ジャックとまめのき)
 ・生活・・・・・むかしからのあそび(けんだま・あやとり・だるまおとし・こま) 
 ・おんがく・・・オルガン
 ・ずこう・・・・ねんど
 ・たいいく・・・なわとび
(4)かん字クイズ
(5)先生から
(6)おわりのことば
(7)うた(スマイル)



昔の遊び、大人気です。
「あやとり」とあるからてっきり女の子だろうと思っていましたら、出てきたのは男の子ふたり。一人は「ゴム」っていいましたっけ、伸び縮みするのを披露し、もう一人は「ほうき」かなんかのあとシュッととれるのをやってくれました。
一方で「こま」には女の子がひとり交じっていて、この子はもともとちょっとボーイッシュでカッコいいんですが、赤い「マイこま」持参で、ほかのどの男の子よりもキメてくれました。
けんだまは男の子ひとりが達者にやってくれ、また一番人気「だるまおとし」はずらーっと男の子が並び順番に披露してくれました。

で、娘は何をやったのかというと「オルガン」
この学校はピアノ偏差値がハンパなく高いところで、コンクールの受賞者にはずらずら~っと名前が並ぶものなんですけど、こういう学校行事のときに「ハイっ」と手を上げるのは、実はそういう子どもたちではなかったりします。ま、「オルガン」だし・・・
娘のクラスにしても「ひええ・・・」というくらい弾ける子がいるんですが、この子はクラスではピアノを弾けるということすら知られていないよう。
オルガンを弾いた子は4人でしたけど、片手でなにかの歌を弾いた子もいれば、今習ってる練習曲を楽譜みながらなんとか弾いた子あり、けっこう難しい曲をちゃんと弾いた子あり・・・・ほほえましかったです。みんなの前で弾きたいという気持ちがいいじゃありませんか。
娘はトップバッターで、テレビアニメの主題歌を弾きましたが、これがけっこうウケてました。オール耳コピなので、実はちょっと音違いもあったし、左もハーモニーではなくて単音でメロディーに対応する音をつけていただけなんですけど、中間部の微妙に転調するとこなんか、よく聴き取ったもんだ・・とちょっと感心しました。
耳コピなんで楽譜なんかもともとないのですけど、「何も見ないで弾いてる」ということにお母さん方が妙に感心されたりで、かなりおトクな演奏でした(笑)。

(最近娘はこんなことばっかりやっていて、さっきもコマーシャルソングを弾いてみたり、音探しをしたりで、しまいには「いい加減練習せんかっ!!」という感じなんですけど、おそらくプロのピアニストにもバイオリニストにもならないでしょうから、せっせと技術練習するより、ひとり聴音でもやって遊ぶほうがのちのちタメになるかもしれん・・・・そう思って大目に見てます。)

参観のあとは懇談会もありました。
担任がゆったりした方で子どもをせかしたりされず、おかげで娘もなんとかやってこられたように思います。
お母さん方も役員にさっと手を上げてくださり、協力的でいいクラスでした。

来年度もいいクラスだといいなあ~~







ショパン5時間耐久コンサートのお知らせ

2010年02月23日 13時24分51秒 | ピアノ
今度の日曜、つまり2月28日に以下のようなコンサートがあります、というかやります。
がんばって下までスクロールしてください。
プログラムのあとに私なにか書きますので・・・ここで回れ右しないで(笑)。




愛好家によるピアノイケイケコンサート
~ショパン生誕二百年を記念して~

♪第1部 ワルツリレー♪
1. ワルツ第1番 変ホ長調「華麗なる大円舞曲」 作品18
2. ワルツ第2番 変イ長調「華麗なる大円舞曲」 作品34‐1
3. ワルツ第3番 イ短調 作品34-2
4. ワルツ第4番 ヘ長調「子猫のワルツ」 作品34-3
5. ワルツ第5番 変イ長調「大円舞曲」 作品42
6. ワルツ第6番 変ニ長調「子犬のワルツ」作品64-1
7. ワルツ第7番 嬰ハ短調 作品64-2
8. ワルツ第8番 変イ長調 作品64-3
9. ワルツ第9番 変イ長調「告別」 作品69-1
10. ワルツ第10番 ロ短調 作品69‐2
11. ワルツ第11番 変ト長調 作品70-1
12. ワルツ第14番 ホ短調 (りょうこう)
13. ワルツ第15番 ホ長調
14. ワルツ第18番 イ短調
15. ソステヌート 変ホ長調 (ワルツ)

休憩その1

♪第2部 生涯とともに♪
16. ポロネーズ第11番 ト短調
17. マズルカ第47番 イ短調 作品68‐2
18. マズルカ第5番 変ロ長調 作品7‐1
19. ノクターン第20番 嬰ハ短調
20. ノクターン第5番 嬰ヘ長調 作品15‐2
21. ノクターン第1番 変ロ短調 作品9‐1
22. ノクターン第2番 変ホ長調 作品9‐2
23. エチュード作品10‐12 ハ短調「革命」
24. エチュード作品10‐3 ホ長調「別れの曲」
25. エチュード作品10‐5 変ト長調「黒鍵」
26. ボレロ イ短調 作品19
27. アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ 変ホ長調  作品22

休憩その2

28. 即興曲第4番 嬰ハ短調「幻想即興曲」 作品66
29. ノクターン第8番 変ニ長調 作品27‐2  (りょうこう)
30. エチュード作品25‐1 変イ長調「エオリアンハープ」 作品25‐1
31. スケルツォ第2番 変ロ短調 作品31
32. マズルカ第23番 ニ長調 作品33‐2
33. 即興曲第2番 嬰ヘ長調  作品36
34. 前奏曲第15番 変ニ長調 「雨だれ」 作品28‐15
35. 前奏曲第16番 変ロ短調 作品28‐16
36. 前奏曲第20番 ハ短調 作品28‐20
37. 前奏曲第21番 変ロ長調 作品28‐21
38. 前奏曲第22番 ト短調 作品28‐22
39. 前奏曲第23番 へ長調 作品28‐23
40. 前奏曲第24番 ニ短調 作品28‐24

休憩その3

41. バラード第3番 変イ長調 作品47
42. タランテラ 変イ長調 作品43
43. ソナタ第3番 ロ短調 第4楽章 作品58
44. ポロネーズ第3番 イ長調「軍隊」 作品40‐1
45. ポロネーズ第6番 変イ長調「英雄」 作品53
46. ポロネーズ第7番 変イ長調「幻想」 作品61
47. チェロ・ソナタ ト短調  第3、第4楽章 作品65

福山リーデンローズ小ホール

平成22年2月28日(日)
開場12:30開演13:00終演18:00
入場料無料



ご覧のように会場は福山ですので、主催はあちらですけど、こちらからの参加者が大変多く、交通機関は「団体様」扱いらしいです(驚)。
いちおう18:00終演となっていますが、延長の可能性はあります。

私が心配なのは、これ「人間」「ピアノ」ともにもつのか?ということで、
お医者さん(メンバーのなかにもいることはいるけど)と、調律師さんを袖にスタンバイさせておいたほうがいいんじゃないのかなあ(笑)。
いや、笑い事じゃなくて・・・
人間のほうはともかく、ピアノ、最後のほうはどうなっていることやら・・・・不思議なもんで、自宅のピアノというのはぶッ通し何時間弾いてもそうおかしくならないんですけど、こういう入れ替わり立ち替わりの演奏会のものだと、かなり変になったりもあります。
そうならないことを祈りたい・・・・千羽鶴折っておきます。
音律はしかたないけど、弦切るなよ~~!!
ちなみに私は「切らない」という保証はありません。切ったらゴメンね。切るとしたらプレリュード24番「レレレ」ですから、そのあとはみんな「レ」抜きでお願いいたします。


ハプニング特集もおもしろいかも(ダッシュ)







ワイドショー2題

2010年02月22日 16時49分12秒 | 雑感
1)プレナップ
ワイドショーを見ていたら、タイガー・ウッズの謝罪会見に関連して「プレナップ(prenup)」と呼ばれる婚前契約制度のことが出ていました。

なんですか、それ?

どうもこれのおかげでウッズは離婚せずにすみそうだ、という話なんですけど、もともとこれは慰謝料や遺産目当ての結婚を防ぐための制度だそうです。

5年ほど前に結婚した2人は「婚姻が10年続いたら、それ以降に万一別れる際、ウッズ氏はエリンさんに2千万ドル(約18億円)を支払う」との契約に署名していたといいます。
財産分与や慰謝料目当てのかりそめの結婚ではないことを確かめるためだったとか。 こうした婚前契約が米国で結ばれるようになったのは30年ほど前からで、離婚や死別に備えて、財産の区分けをあらかじめ決めておくのが狙い。富豪や有名人が、それほど資産を持たない結婚相手との間で結ぶのが典型的だということです。
そもそもこの二人は結婚してから10年たっていないので、上記の条件を満たしてないということらしい。10年未満だったらダンナ浮気やりたい放題やって、それでも奥さんはガマンガマンってことになるのもよーわからんですが。

・・・・いいんです、大富豪はまあどうでも。

笑ってしまったのは、次。

<近年は、資産家でも著名人でもない一般の夫婦に広がっているという。「預貯金や不動産の分配を決める例が多いが、持つべき子どもの数、配偶者のウエストの太さの上限、月々の性交渉の頻度まで明文化する夫婦もいる>

財産分与はいいとしても、ウエストの太さってねえ(爆)。
よく結婚式の頃の写真とウン十年後をくらべて「サギにあったようだ」とおっしゃるご主人(いえいえい奥様も)いらっしゃるようですけど、じゃあなんですか、どしてもダンナと別れたいと思った場合、高カロリーの食事を毎回出し、甘いデザートを出し、ごろごろしてても怒らず。・・・・いいぞ、いいぞ、とヘンゼルとグレーテルのおばば状態 。さあ、そろそろ契約の太さ超え~というタイミングで、三行半だったりなんかするわけ?
あと「持つべき子どもの数」って、どこの国の何時代ですか?こんなことをラブラブであるはずの婚約時代に持ち出す時点で、愛情を疑ってしかるべきじゃないですかねえ。
日本でもあるんでしょうか、こういう契約。



2)靴ひも
織田選手の靴ひもですが、その後の記者会見で「練習中にすでに切れていたのだが、感覚が変わってくるのがいやで、つないでそのまま使い、そこが本番中にほどけた」ということが判明しましたね。
織田選手は靴そのものも年一回の新調らしく、靴の感じが変わるのを嫌がるタイプだそう。
・・・わかりますよ、こういうこと。たかがペダル踏むためだけの靴ですけど、私も替えられずに困っています。今のにしてからすでに数年経ちますけど、替えた理由が「以前履いていたものが修理不能なくらいになったから」。まして、スケートの靴ですよ、そうでしょうそうでしょう・・・
それを知った高橋選手「そういえば、自分の靴の紐も切れそうになってたなあ」と言ったそうなんですけど、本田コーチが「あ、それ、昨日替えといたよ」とおっしゃったらしい。
つまり「替えられていたのに気づかなかった」ということですね。自分で替えるとまたどうだったかわかりませんけど、切れそうになっていたのが事実だとしたら、コーチ、ナイスフォローです。
しかも高橋選手は1月の大会が終わったあと靴を替えたのだそうです。それも本田コーチの履いていたやつに。驚くべきことにそれは、1センチくらい大きいサイズらしい・・・。

ピアノの世界にだって、かまぼこ型のデッカイ指輪してようが平気平気の超絶技巧の持ち主もいらっしゃいますが、爪1枚にちょっとエナメル塗っただけで気になって気になっても人もいます・・・・そりゃ気にならないほうが、本番強いに決まってます。
「だんだん気にならなくなる」というのもありますね。逆もあり。
そのあたり、織田選手、高橋選手にきいてみたいような気もします。





録音練習

2010年02月21日 12時36分53秒 | ピアノ
先週あたりから、シブシブ録音練習してます。
キライですよ~、録音。
先生に聴いてもらって「ここがおかしい、ここがもちょっと」と言っていただくほうがなんぼかマシなんですが、仕方ないですね。ショパンはもうレッスンありませんから。

だいたい「なんかおかしい、しっくりこない」と思っているときは、フレーズのなかの重心というかポイントがずれていることが多いのですが、はたして今回もやってました。
24番・・・・タメるとこ違うじゃろ!
松本さんにもフレーズ感を注意されてはいたのですが、具体的に「どの音がおかしいか」ということについては私ピンときてませんでした。
フレーズとか歌とかについては、「気分」とか「なんとなく」と思ってしまいがちなんですけど、突き詰めていくと「お前かっ、犯人は!」という音が浮かび上がってきます。
要するに、最初から一音一音を検討し積み重ねていけばいいわけなんですけど、そういう積み木を積むような音楽作りが私大変苦痛なので、とくに時間のないときは最後のほうにこの作業がきてしまいます。
それと、ある程度のスピードで「弾ける」ようにならないとわからないことも多いので、ゆっくり一音一音重ねて練習していけばすべて成功するかというとそういうもんでもないと思われ・・・・。

化粧するとき「アイラインはこの角度で、チークはこのくらいで」と思って丹念に作りこんでも(私はそんなことはまずありませんけど)、髪型や衣装によっては「なんか変」なこともありうる・・・・それと似てなくもないです。


録音練習の話に戻りますが、思った以上にイケてる曲もないわけでなないのですけど、「犯人はお前か」「敵はそこか」な部分が次々見つかり、対応におおわらわです(殴)。
本番は、止まらず間違わず弾けることが一番大事ではあるのですけど、そればかり目指していても、長期的にみるとあまり役にたたないので、本番でどうか・・はちょっとおいといて、自分のイメージするショパンに近づいているのかどうか、とりあえず検討を重ねています。
アンサンブル、ソロ、どちらにも言えることなんですけど、やはり「音が鋭角すぎ」。
コントラストを強弱やアクセントでつけすぎてます。強弱も大事ではあるのですけど、長いフレーズ、音色の多様さ、フレーズのしまい方の微妙なニュアンス、などなどで表現しなければならないことがたくさんあるのに、そういう部分が抜けてます。
まだ自分の技術はロマン派以前、ベートーヴェンの中期くらいの楽曲までいってるかどうかだなあ(つまり子ども頃ピアノをやめた時点のレベルくらい)・・・とあらためて思わざるを得ません。

まあ、そういう発見のひとつひとつが糧になっていくでしょうから、無駄な経験ではないですね。
「わかる」ことが一番大事ですから。
それがわかればショパンへのアプローチの仕方もなんとなく見えてくるのでは・・・と期待です。





Aちゃんのリサイタル

2010年02月19日 23時02分37秒 | ピアノ
知人のリサイタルに行ってまいりました。

今20代半ばくらいのかわいいお嬢さん。
ここ1年くらいたまにレッスンで前後したりしてます。
彼女の演奏は学生時代から時々聴いてましたけど、もともと凄いテクニックの持ち主で、速かろうが跳躍があろうが簡単に弾けちゃいます。外すこともめったにない。譜読みも暗譜も早い。よって(プロとして)安定感があります。

今日のプログラムは

ハイドン:ピアノソナタ62番
ラヴェル:夜のガスパール(オンディーヌ、絞首台、スカルボ)
ブラームス:六つの小品作品118
スクリャービン:ピアノソナタ第5番


なかなか凄いプログラム。
私弾いたことない曲ばかりで、118-2をちょっとかじったことがあるくらい。
あとは楽譜を見たことすらないです。
よって演奏の内容をうんぬんする力はないのですけど、まずは技術、次はスタミナに驚きました。
ほんとにほそーい方なんですけど、このプログラムを10分休憩だけで弾き続け、しかもアンコールはショパン10-8を余裕の超高速。
だいたいスクリャービンをあの勢いで弾ききった後で手が笑わないのか・・・・・本人にきいてみましたら「いやあ笑ってましたよ~」ということでしたけど、「あのね、ほんとに笑うっていうのはね・・」と私見本を示してあげましょうか、と思いましたです。
私のようなものに言われてもねえ・・・ですが(笑)。

ガスパールにしても楽勝で弾いているので、難しいはずなんだけどおっかしいなあ・・と思ってましたら、聴きにこられていた松本氏が「あそこは、こんなに弾きにくいトレモロで」とか解説してくださり、ああやっぱり難しいんだ・・と理解した次第。

内容的にも学生時代の演奏とは相当変わってきていて、特にブラームス、118-2だけならまだしもこれを6曲通して弾くというのは、私など考えただけで頭ブンブン振りたくなるので、お若いのに晩年の作品をこれだけ弾かれるのはすばらしい!これから楽しみです。

やっぱり「弾ける」のは美しいし、すごいです。
爪の垢ください(願)。



製本作業&オリンピック

2010年02月19日 14時07分22秒 | 雑感
製本作業(約コピー150枚分)がてら、男子フィギュア見てました。


小塚選手・・・・4回転、いきなりこの大舞台で成功!

織田選手・・・まさかの靴紐キレ(驚)。信じられない。
靴紐というと、女子フィギュアのハーディングという選手を思い出してしまうのですが、こんな大舞台で確認に確認を重ねているだろうに、こんな事故ってあるんですね。

高橋選手・・・銅メダルおめでとうございます!!一回転倒ありましたけど、すごいオーラでした。彼の苦難を全然知らなかった私でさえ泣ける演技でした。
「道」ってフェデリコ・フェリーニ監督の映画ですね。ニノ・ロータ音楽。父が好きだったので、小さいころから日常的に鼻歌できかされていたのですが、まさかこんなところで再会するとは・・びっくりしました、ホント。
むくつけきアンソニー・クイン扮する大道芸人(ザンパノ)が体に鎖を巻いてそれを一気に切る(もちろんトリックはあります)横で、ちょっと頭の弱いジェルソミーナが「ザンパノがきたよ」と口上を言う場面、目に焼きついてます。
最後まではちょっと思い出せないのですけど・・・これをきっかけにレンタル屋にも出回るかな?名作です。

その映画を踏まえてみても、高橋選手の演技、この曲の味を十二分に表現していたと思います。


ブラボー!!