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~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

ブラボー! その2

2007年04月30日 02時50分06秒 | ピアノ
(ここからは文体変えさせてください)

さて演奏だが、モーツァルトは実はチラシに刷られた当初のプログラムには入っていなかった。
私は同じ曲を9月に一回聴いているのだけれど、その後彼女がモーツァルトについて勉強を重ねているのをきいていたので、ぜひ弾いてほしいと思っていた。
・・・ここ半年で、たぶんいろんな方のレッスンも受けたのだと思うのだが、かなり変化したように思った。
力みや作意がなく、自然に音の赴くままに弾かれているようで、モーツァルトの演奏としてより高い次元にいったことが、私にもわかるような気がした。

つづくショパン
10-3、10-4、10-12とエチュードが並んだあと、スケルツォの2番というプログラムだが、ショパンコンクールなみの重量級。
指のコントロールの良さはあらためていう必要もないのだが、彼女の持ち味は、スケールの大きさ、ここぞという箇所の思い切りの良さ、あと何よりも曲への没入度の凄さである。
自身で書いたプログラムにも「・・・感情の高ぶりに引き込まれます」「・・・ここにくると心が爆発してしまいそうになります」「・・・我を忘れてしまいます」等の表現が並んでいるあたりで、ご想像いただけるかと思う。
エチュードはいずれ劣らぬすばらしさだったが、なかでも「『のだめカンタービレ』を見て、かっこよかったので弾いてみたいと思った」という10-4は圧巻。
まさに<con fuoco>(火のように)で、「かっこいい」どころではなくこちらまで<火だるま>になったようだった。

「スケルツォ」については3月4日に一度聴いたのだが(ブログにも書いたような気もする)、これまたその後セミナーでレッスンを受けたと聴いていたので楽しみにしていた。
もともとしっかりした構成の上に、それこそご本人が書いておられる「疾走感と慰めの交錯する妙技」が確かに表現され、かつ非常に情熱的に、これまた表現の幅が広がった感じを持った。

休憩をはさんで後半。

後半は白とピンクのかわいらしいドレスでこれまたボリュームがあって、またまたつまずいたのは、前半で火を噴くような演奏を聴いたあとだけにさらに微笑ましかった。

チャイコフスキーの「くるみ割り」
これは奏者本人が、5年生の時バレエの発表会で踊った曲だということらしい。
以前9月に聴いたときに、微妙な間とか、ただたださっさと進まないあたりが絶妙だと感じたのだが、やはり実際踊っていたのね・・・と納得。

ショパンの「遺作ポロネーズ」は、ショパン12歳の時の作品ということで、わりと小学生が弾くのを耳にするのだが、こういう小品も聴衆をひきつけたまま聴かせるあたり、アンコールに期待が高まる。
「木枯らし」小4の発表会のあとで弾き始めたということなので、つまり小5では弾けてたということですね・・・・はァ・・すごい

リスト「波の上を渡るパウロの聖フランチェスコ」
先だっての浜松アカデミーで中村紘子氏に絶賛されたということで、(それ以前に絶賛したのは私なんだけど・・ってハイ誰もきいてませんね・・)これまた以前との変化を楽しみにしていた。
9月の演奏でも「これ以上どうするって・・」と私なんか思っていたのだが、その後いくつかのレッスンを経ての結果、・・・びっくりした。やっぱり上にはキリがない。
メロディーの弾き方がよりおごそかに、そして曲全体を統一するように弾かれ、そして最大音量はさらに豊かに、終結へむけての盛り上がりもさらに感動的になっていた。
たぶんこの曲は2~3回聴いていると思うのだけれど、こうして変化するさまを聴けてまことに幸せだった。

アンコールはオハコのひとつ「黒鍵」。これはいわずもがな。
最後に弾かれた「バウムクーヘン」なのだが、これ・・いいですか、「幼稚園の時、この場所で弾いた」ということだった。
これもし言い間違いで「小1」とか「小2」とかでもびっくりなのだが、「幼稚園」ったら、うちの娘くらいではないですか?
<オクターブ>や<ペダル>や<手の交差>や<両手和音連打>とかどうやって弾いたんですかね?
・・・・・・ありえん・・・・・


ともかくこのプログラム、
800円でいいんですか???といいたくなるような充実の内容で、
もはや私の「惚れこみ」は不動のものとなった模様。
5月はロシアでの演奏会が控えているそうなので、体調に気をつけてがんばってくださいね!

ブラボー! その1

2007年04月30日 01時33分54秒 | ピアノ
待ちに待ったリサイタルに行ってきました。

本山麻優子さん(中2)のリサイタル

これまでも何回もこのブログに登場しているまゆちゃんなんですが、ずっとお名前は出してませんでした。
今回はチケットもプレイガイドで扱ってましたし、デビューリサイタルとして私も気持ちだけは精一杯応援させていただいてましたので、リサイタル記事として正式にUPさせていただきたいと思います。

まゆちゃんとは同門でもなんでもなく、一昨年の夏にふとしたご縁でお会いする機会を得、でも演奏自体に接することはなかなかできなかったのですが、昨年9月にあるステージで初めて聴かせていただきました。
その時弾かれた1曲、リストの「波の上を渡るパウロの聖フランチェスコ」に泣けて泣けて仕方がないくらい感動し、以来すっかりファンになっております。

<本日のプログラム>
1.モーツァルト  ピアノ・ソナタKV.281 変ロ長調No.3 第1楽章
2.ショパン    エチュード Op.10-3「別れの曲」
                Op.10-4
                Op.10-12「革命」
                スケルツォ Op.31 No.2

~~~~~~~~~休  憩~~~~~~~~~~~

3.チャイコフスキー 「くるみ割り人形」より
            こんぺい糖の踊り
            中国の踊り

4.ショパン     ポロネーズ遺作 嬰ト短調
           エチュード Op,25-11「木枯らし」

5.リスト      「二つの伝説」より 
            波の上を渡るパウロの聖フランチェスコ


(アンコール)ショパン エチュード「黒鍵」
       湯山 昭 「お菓子の世界」より ”バウムクーヘン”



開演は2時だったのですが、1時20分くらいにはもうほぼ席が埋まってるんじゃないか・・という状態で、あとは椅子を出したり、最後はステージ上にも席を設けるほどの盛況ぶり。門下の方々(先生が率先して)はお客さんの誘導に全力であたっておられました。

プログラムは先生の言葉、まゆちゃん本人のご挨拶に加え、本人による曲目解説や選曲の由来などが書かれていて、聴く前から、奏者に親近感がわく様なスタイルがとられていて好ましかったです。
ご本人のご挨拶の中に「いつもドレスを作ってくれるおばあちゃん」という下りがあり、自然登場時にはまずドレスに期待・・・・
・・真っ赤な、ボリュームのあるドレス。髪飾りも揃えてました。あまりにボリュームがありすぎて、いきなりつまずいたのはご愛嬌(笑)。

さて演奏は・・(つづく)       



譜棚散策

2007年04月29日 01時57分18秒 | ピアノ
金曜日に、銀行やら旅行代理店やらごちゃごちゃと用を済ませた帰りに、
楽器店によってみました。

「今日はなんだかじっくり楽譜棚を集中して見ることができるなあ」
と思えたのですけど、それも当然、子どもぬきでここへくるのはほぼ初めてなのでした。
たいがい、娘はフィンガーウェイツの販促ビデオの前に釘付けだったり、
小さな鉄琴をたたいていたり、
はたまた高めの丸椅子で遊んだままどうかすると転倒していたり、
といろいろやらかしてましたが、そういう「モレナク同伴」だったものがいないのは、なんだか不思議です。

そういう状態だと、あまり自分に用の無い楽譜は見るヒマがなかったのですが、
今日はそれができるということで、見てみました、自分に縁のない楽譜。

ラベルの<夜のガスパール>

CDで聴いただけでも、「どうなってるんだか・・」なんですけど、開けてみて
「??????読めん・・・・・・音おおすぎ・・・」
で、パラパラとめくってみただけで、ゴメンナサイ
技術的に弾ける弾けない以前に、この楽譜に挑まれる方がたに敬意を表します。
自由曲のコンクールというのはなにを弾いてもいいことになってるのですが、
もしこの<ガスパール>のなかのなにかと弾かれる方と、モーツァルトのなにかを弾かれる方がいらしたとしたら、音楽的なこと以前に、「譜読み努力賞」を<ガスパール>の方に差し上げたいです。

ほかにラフマニノフとかも見てみましたけど、そこまでモンゼツものではなかったです。
ラフマニノフって作品3-2の前奏曲くらいしか弾いたことないんですけど、
前奏曲集を一見して
「アルペジオの幅広すぎ。しかも、かなりクセのある音の並び。
でも、これに慣れるとパターンがつかめそう」
と思いました。
ちょっと思うところがあって、前奏曲集を購入しましたが、これこそ脱力できないと、手や腕をぶっこわしそうな感じです。
メロディにもれなく四和音がついてるってなあ・・・(泣)
ある意味<粘着>といえましょう。

お知らせ

2007年04月27日 17時49分55秒 | ピアノ
いよいよゴールデンウィークですね。

今年で3回目を数える東京丸の内周辺での音楽祭「熱狂の日」ですが、
本年もゴールデンウィークに<民族のハーモニー>をテーマに開催されます。

さて、この音楽祭に関連してアマチュアピアニスト32組が無料のコンサートに参加いたします。
詳細はこちら
あまり知り合いはいないのですけど、さすがにさまざまな曲がならんでいます。

今年のテーマからして、「展覧会の絵」は有料のコンサートでもオーケストラ・ピアノ双方で演奏されますが、この無料コンサートでも、久元祐子先生が演奏されるようです。

シロートで命知らずにもこんな曲を弾くのは私だけのようです・・・・

初参観

2007年04月26日 14時40分47秒 | 家族・友人等
幼稚園の初参観、行って参りました。

予定時間より少し早く着きましたところ、子どもたち園庭に集合して<前ならえ>の真っ最中。

「は~い、前ならーえ」

・・・・・・娘、どうみても「前かかーえ」という感じ。両腕120°に開いてます。

「は~い、そのまま手をパチパチして。前の人に当たりませんか?」

・・・・・・あたってはいませんけどね。肘90°に折れてます。


その後は、「ハトポッポたいそう」なるものをやってました。
ビミョーに個性をだしつつ?、おおまかには全体にまざってます。

時間になって、親は音楽室に集合。ここで入園以来の園児の様子やら、役員決めやらがありまして、その後、お弁当参観。

行ってみましたら、教室に娘がいない。
見回したら、となりのトイレから出てくるところで、思いっきり上履きを手でつかみながら履いている・・・

教室で
「は~い、みんなおトイレは行ったかな?手はよく洗ったかな?」
・・・・・洗ったかもしれんが、上靴いじくり回しとったし・・・・

で、「おべんと、おべんとうれしいな~~~」という大昔に私も歌ったお弁当の歌を歌ったあと、「いただきます!」なんですが・・・・

箸入れが開けられなくてバタバタしている子はいるし、
先生はひとりひとりにお茶をついでやらなくてはいけないし、
なかなか落ち着かない光景。

やっと先生、34人にお茶を注ぎ終え、
「じゃあ、先生もいただきます」

その瞬間
「先生、あたしのリンゴ、ウサギになってる!」
・・・・・うちの娘です。。ちょっとだけミエをはってウサギにしてしまったもんで・・・
その後
「ぼく、ブロッコリー入ってる~」
「ぼくも、ブロッコリーはいってる~」
「ぼくもブロッコリー入ってる~」

・・・・ブロッコリ大流行。どこぞで昨日特売でもあったんでしょうか?
先生、それにいちいち相槌をうっていて、お弁当どころではない・・・・

「先生、お茶(おかわり)ください」
「お茶ください」
「お茶ください」
「お茶ちょうだい!!」

・・・・先生、ほとんど激混み居酒屋のおねえさん状態・・・・

またまたそこへ
「先生、小さい子(だれぞの兄弟ですね、1歳くらい)が、ちらかしたまんま片付けんよ。ワルイねえ」

・・・・う、うちの娘ですわ・・・「親がついてきてるんだからほっとけ」といいたいところなんですが、今私が声だしたら、「ああ、アノ子の親はアレか」とバレてしまうので、ひたすら沈黙・・・
きょろきょろしてる娘自身がお弁当ひっくり返さないかと気が気ではないし・・。

・・・・ほんと心臓に悪い。自分のステージのほうがはるかにマシです(涙)


試行錯誤

2007年04月25日 17時35分11秒 | ピアノ
ここをのぞいてくださるのは、たぶんほとんどがピアノに関係のある方々かしら・・と思っていますが、そうでないかたもおられると思うので、少しくだけた説明をかねて以下書きます。

ここんとこの、私の課題は「和音やオクターブをつかむ時の脱力」ということなのですが、
これはどういうことかというと、「指先に力を集中させて腕(からだ)の重みを音に鍵盤にのせる」ということなんです。掌や腕や肘の力は抜けてないとできません。
これができるとどういうお得なことがあるかというと、
「フォルテやフォルテッシモが音量音色ともに豊かになる」
「ピアニッシモなどがかすれず、音量は小さくても、遠くまで通る音がでる」
「速い動きが出てきたときとか、連打がえんえんと続いた場合の疲れが少ない」
・・・・とまあ、これはピアノ弾きならなにがなんでも体得したいことばかり。

私、最近たてつづけにレッスンで指摘を受けたことでもあり、
いちおうがんばってやってみているわけです。

そこで途中経過ですが・・・・

<和音の場合>
○クッションやふとんを上からむずとつかんだまま、体重かけて沈むような感じ。
○腕の重みだけをかける場合は、肩から先が瞬時に自由になる必要があるので、肩を動かすために肩甲骨あたりの筋肉がいるような気がする。
○呼気とともに力を抜くこともあるので、腹筋はしっかりする必要あり。

<オクターブの連打>
○これはあくまでも私の感覚なのですが・・・、
よく切れて若干重心が前にある包丁(これは指先にあたります)を、軽く握って千切りするような感じ。

背筋フェチの私の観察によりますと、ピアニストにしても、指揮者にしても、ほかの楽器奏者にしても、みなさん肩甲骨あたりの筋肉は鑑賞に堪ええます。
腹から下はどうかわかりませんが、あばらぼねくらいから上は、ヌードでOKな感じです。
バックシャン(・・・死語?・・・)です。
水泳選手の背筋くらいイケテルんじゃないかと思うこともあります。

・・・・ということはですよ・・・

下着に締められてお肉がはみだすようなことではイケナイということです

やっぱり、必要に応じて鍛えられてるからこそ鑑賞に堪えうる肉体なんであって、
逆にいうと、上半身のヌードをみれば、楽器がうまいかどうかはわかるくらいなんじゃないかとも思うわけです。
考えてみれば、プロの演奏家なんて子供のころから数時間何十年と弾きつづけているわけなんで、その成果で肉体ができあがっていて当たり前です。

またまた逆に、
大人になるまでピアノを弾いてなくて、でも運動等で身体を作ってこられた方、
たしかに指の動きは細かいことなので、すぐに上達はのぞめないかもしれませんが、運動も音楽もどちらもやってこなかった方よりは、動きが自由になるかもしれません。

音楽家のなかには泳ぐ方は多いですね。
いろんな理由があるのでしょうけど、この前テレビで、加古隆さんは
「ピアノも大曲になると息が上がりますからね。そういう点で、水泳と似通った点はあります」とおっしゃってました。
もっとも加古さんは柔道でも猛者でいらしたそうだし、お父様はプロボクサーでいらした時期もおありになるとかで、まさに体育会系ピアニスト&コンポーザーなんですけど。

私は、ほんとに体育系は笑っちゃうほどだめなんですけど、
最近マジで「体力よねえ、マッスルも大事よねえ」と痛感してまして、
そのうち水泳でもやりたいなあ・・・と思ったりなんかも、ちょっとだけですけどしてます。

そういってる一方で、ペダル踏みながら足の裏がつって、ニッチもサッチもいかなくなる情けなさなんですが・・・。


盛りだくさん

2007年04月23日 08時30分26秒 | 雑感
本日

弁当作り
緑のおばさん
幼稚園バス見送り

~~ここまでで九時~~

学校で役員引継ぎ会
幼稚園バスお迎え(エレベータ点検中につき、五階まで階段往復)
家庭訪問

家庭訪問は最近はほんとに玄関先だけなので、お掃除はなしでも・・と思ってますけど(逃)。


こういう日に限って、アイディアが湧いて弾きたくてたまらなかったりします・・・

結構ハードな本日土曜

2007年04月21日 23時38分45秒 | 家族・友人等
本日は土曜だったが、午前中に小学校の授業参観とクラス懇談会、PTAの総会があった。

この学校は、4月の第3週の土曜にこの行事があることがほぼ毎年決まっていて、2学期制になった本年度もやはり同じスケジュールだった。

土曜なのでお父様方も多い。授業参観は廊下まで人人だった。
・・・・・・が、懇談会になったとたん、なぜか10人ちょっとという程度。
6年生だと、下に兄弟の多いかたが多く、役員なども、下の学年でやりますという方が多いので、大変に少ない。
役員決めは、執行部のほうから(だと思うが)、「全権特使」みたいな方が派遣され、なにがなんでもこの時間に決めます・・・ということになっている。
そしてその「全権特使」さんのおっしゃるには、「このクラスは<今年委員をやってもいい>と出されているかたは、4人しかいません」。
ことわっておくが、5人のクラス委員を選出しなければならないのだ。
そして、(たいがいどこの学校もそうだと思うのだが)免除されるのは「産後1年以内」と「介護をしなければならない親族がいる」という人だけだ。
そして、子供一人につき一回は委員をやらなければならない。

・・・・・しかしですね、出席されてる方々は、どうみても1回以上役員をやったことのあるような方ばかり。かくいう私昨年、とりあえずベルマーク委員をやっている。

結局、毎年のことなのだが、懇親会に「出てしまった」人間の中から選ばれるのが常だ。
2つの委員に関しては、これまで一回もやったことの無い方が手をあげてすんなり決まった。
・・・・あと3つ・・・・

私は、「死ぬほどやりたくないか」といわれればそうでもないし、
「絶対にムリか」といわれればそうでもないし、
知人の数人は、何年も執行部役員を務めているし、学校に関しては、自分はこれまであまりにも遠巻きだったという負い目もありで、ちょっと断る勢いに欠けた。

というよりは、直前の参観で
「つかみ」と「リズム」、そして「流れ」のすばらしい、魅力的な授業を拝見させていただいて、最終学年をこの先生のより近くで過ごすのも悪くない・・と思ってしまったりなんかしたもので、
結局、・・・ハイ・・・引き受けてしまいました、学級委員。
幸いにも、私の横のふたりが(今までクラスが何回か一緒になっている。もちろんそれぞれ役員さん何回かやっています)
「仮装さんが学級委員なら楽しいかもしんないし」とか「幼稚園生いるのにされるのだから」といって、あとの役を引き受けてくださったのはうれしかった。

総会には委任状を早々とだしていたのだが、総会後に全体会があったので、いったん帰宅して昼食をとったあと、また学校に出向くことになった。

・・・行ってみたらですね・・
「仕事もしてますけど、すでに中学での役員も引き受けてます」などとしれっとしておっしゃる方とか、
「昨年は○○委員の学年代表だった」とおっしゃる方とかが
ごくフツウに存在していて、そりゃ「役員が好きなのよ」とまとめるのは容易いことなのだが、いくらなんでも単に「好きで」というわけではないと思う。
だいたいこういう方々は、趣味方面でもすばらしかったりするし、お話していても、「おお!」と納得なこともあって、
仕事自体はもちろんこれからだし、大変なのは過去5年をふりかえっても想像はつくのだけど、なかなかプラスな部分も期待できそうな気がしている。


それを終えて、「やっぱりサークル練習会行こう」と思って、娘を連れてのこのこでかけた。
自分が弾くくらいまでは、かなり疲労しているなあ・・と珍しく感じたのだが(なんせ、学校まで徒歩で2往復はかなりあります)、
聴いたり、しゃべったり(こっちがメインだったかも・・・すんません)、しているうちに、結構回復してきて、
・・・結局、飲み(というか食べ?)にも行ってしまい、7時前まで盛り上がってしまいました。。。

こうしてブログも書いてるわけですし。
・・・・・ほんとに疲れたんかっ?・・・・


精神年齢鑑定

2007年04月21日 21時21分49秒 | 家族・友人等
あまりこんなことはしないのですが、ちょっと遊んでみました。
精神年齢鑑定


鑑定結果
あなたの精神年齢は43歳です


あなたの精神はすでに『中年』です。一人前の大人です。そろそろ威厳が感じられるようになってきました。しかし若者とは話があわなくなり始めてきました。

実際の年齢との差1歳


あなたは実際の年齢よりほんの少し大人びています。時々友達に頼られたりしませんか?まぁそうはいってもたいして同年代の人とかわりありません。ごく普通に育っているようです。


幼稚度32%


あなたは小学校高学年並みの幼稚さを持っています。なんだかんだいってもまだまだ子供です。


大人度82%


あなたはかなりの大人です。物事を冷静に受け止めていく様は、とてもかっこいいと思います。


ご老人度50%


あなたはもう老人です。あせることなく、はしゃぐことなく、いつものんびりなご老人です。


あなたとお友達になれそうな人
車寅次郎
アインシュタイン
黒柳徹子
小泉首相
一休さん
星一徹
宇多田ヒカル




総合的な精神年齢を詳しく見てみると、幼稚度、大人度、ご老人度にわけることができます。例えば、幼稚度と大人度がともに高かったりすることがあります。これは、幼さも持ち合わせていてしかも大人っぽい一面もある人、ということになります。精神年齢は年寄りなのに幼稚度が高いということもあります。これは頑固でワガママなおじいちゃんに当てはまります。大人度は高ければ高いほどよく、逆にご老人度は低ければ低いほどよく、幼稚度は15%前後なのが、活発で頼りになる理想的な人です。
また、『お友達になれそうな人』とは、精神年齢や幼稚度などがあなたと似ている人です。
これを期に、自分を見直してみてはいかがでしょうか?



↑これを期に自分を見直せといっても・・・・
だって、お友達になれそうな人って、かなりわけわからんというか・・・
だいたい寅さんや一休さんや星一徹といい仲になれたところで(爆)
未来が開けそうにもないが。



託児不要の初レッスン

2007年04月19日 18時14分38秒 | レッスン&セミナー
息子から、「16日以降書いてないね」といわれ、はっとしました。
ネタがないわけではないのですが、
娘をなんとか早くに寝かせようというのと、朝のお弁当作りとで、
私も真人間な生活を余儀なくされ、ついついサボっておりました。

とりあえずのニュースとしては、

BBSには関係者(笑)が書き込んだようですが・・・

5月3日(木)13:30~14:00
新東京ビル1階(最寄は東京駅&有楽町駅)のスペースで
5分程度の演奏をすることになりました。
「キエフの大門」をやるつもりですが、ほかには誰が弾くのかどういう順番で弾くのかはまったくまだわかりません。
<熱狂の日>関連のイベントでして、昨夏のコンペがらみで声をかけていただきました。
ちょうど上京予定でしたので、エントリーしました。
・・・・でも、バリバリ弾く若い子やプロ(・・もいるんですね、コンペのカテゴリーによっては許されてますから)のど真ん中に突っ込まれたら、もう踊るか脱ぐかしかないですけど(脱ぐのはもちろん服じゃなくて・・・逃)
そのまえに、間違えずにちゃんと弾けですね、ハイ


今日は午前中、若いピアニストさんのレッスンを受けてまいりました。
彼女とは2月に一緒にコンサートに出させていただいたのですが、
その前後のお付き合いを通して「ぜひ一度ゆっくり自分の演奏を聴いていただきたいなあ」と思っておりました。
ちょうど、彼女のレパートリーであるモーツァルトのK310を全楽章通してみたところでもありましたので、熱のさめないうちにと思って行ってきました。

○この曲にこめられた思い、そしてテンション(の高さ)
○スケールやアルペジオにおける細かいアーティキュレーション、
○トリルの入れ方(うしろから逆算した入れ方とその練習方法)、
○間のとりかたと、音色の切り替え(呼吸との関連)
・・・・そしてなんといっても、私にとっての目下の大問題であるところの・・・
○(腕等の)脱力の感覚と指の支え
○和音やオクターブを弾く時の指のポジショニングと手首の使いかた

などなど、予定時間をオーバーしてまで大変丁寧にみていただきました。
きけば、彼女自身も最近この曲を某先生にみていただいたとのこと。
行ってよかったです、ほんとに。

せんだっての松本氏のレッスンの時も思ったのですけど、
私はどうやら、伝統芸能のように、師匠のそばで五感全開で(言葉は悪いが)「芸を盗む(盗もうとする)」のが好きみたいです。もちろん盗めるもんではないですけど。
それにいつごろ気付いたのかというと、
大学に入って、茶道やら日舞やら着付けやらを習っているとき。
自分では、それまで「自分は本が好きで、とにかく活字から吸収するタイプだ」と思っていましたけど、
テキストを持たず(もちろんあることはあるのですよ)、メモすらもできないような状態で、「間」や「所作」を理屈ぬきで丸ごと身体にしみこませるのが、
実は、快感に近いくらい好きなのだ、とこのとき気付いたわけです。

西洋音楽は楽譜がきちんと存在しますから、活字ならぬ「譜を読む」ことがもちろん大前提なんですけど、
音楽は平面ではないのですから、時間と空間において自由になるために、
名手の「時間と空間」の使い方をすぐそばで体感するのは貴重です。
今日にしても、「息遣い」や「鍵盤と指&手の接触具合」を見聞きしにいったようなもので、
こればっかりは、いかにピアニストの映像鑑賞好きの私としても、映像からだけでは体感できません。

言葉によるレッスンというのはもちろん大切ですし、
きちんとした形で頭に残ります。
要するに、レッスンも「右脳と左脳の両方」で受けるのがベストということでしょうか?
指揮者もリズムをとる右手と細かい表現を指示する左手があり、これはそれぞれ左脳右脳に対応していて理にかなっていると脳科学者の茂木さんがいってました。

ううっ、ちゃんと頭を使ってボケないようにしないと、レッスンもまともに受けられないということですね・・・これは