もう約1週間前のことになりますが、9月19日(金)19時からの、ひらの眼科における「健康講座とクラシック演奏会」無事終了いたしました。
診察室いっぱいのお客さまにご来場いただき、平野先生も喜んでいらっしゃいました。健康講座のほうはタイムリーな話題「iPS細胞と黄斑変性症」に急きょ変更されたようで、この間控室にいた私たちは拝聴することができず、大変残念でした。
プログラムはお知らせのとおりで変更なしです。
~~~~プログラム~~~~~
バッハ: 「無伴奏チェロ組曲第3番」よりブーレ
ヘンデル: ラルゴ
パラディス : シシリエンヌ
モーツァルト: トルコ行進曲(ピアノソロ)
シューマン : ふたりの擲弾兵
幻想的舞曲(ピアノソロ)、
フォーレ : 夢のあとにOp7-1、
無言歌 Op17-1(ピアノソロ)
サン=サーンス : アレグロアパショナート
* <アンコール> ピアソラ: リベルタンゴ
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最近は弾く方が主なのか、しゃべる方でなんとかなってるのか、わからないような会ばかりやっているような気がしますが(汗)、まあ、今回もふたりしてしゃべりました。
難しい曲は弾かないというか弾けないというか、そういうプログラムですけども(笑)、なかでも「ふたりの擲弾兵」は、チェロの初級の教本にのっているらしいです。で、相方のために言っておきますと、これを入れたのは私のごり押しです。
小学校低学年の頃、うちにあったレコードで聴いた曲(もともとは歌曲)なのですが、たぶん私のシューマン体験の原点の曲で、今でも全部歌えちゃうんですね、これが(笑)。この曲が教本にあるのを見つけたので、やらないで済ますわけがないです。ハイネの詩にして、中身はロシア戦線で敗れたフランスナポレオン軍の兵士の話で、旋律的にはちょっと泥臭いというか演歌くさいところもあるんですが、シューマン独特の和声が出てくるあたりが、子供心にたぶんストライクだったんでしょう。
親しい方3人から、全体の感想をいただいたのですが、「よかったです」という曲がみごとに分かれてまして、3人合わせてだいたい全部埋まったかな、という感じです(笑)。「聴いて下さるかたの感想はほんとうにそれぞれなのだな・・・」といつも思います。
このような場をいただいたこと、心より感謝いたします。
さて、明日はこちらです
昨日、楽譜をおいて、プログラム順に音源を聴いてみていたのですが、これがなかなか面白いんです。
そして本日、前日リハも聴いてまいりました。
動画で1曲ずつ出して聴くのと違い、演奏者がひとりですから、全体の流れというか物語があり、とくにスクリャービンのソナタ5番、9番、楽譜見ながら聴くと、いろいろ発見があり、感動でした。5番などは初めて聴くと「心臓の弱い方、妊娠中の方はご注意ください」という感じかもしれませんが(笑)。・・・ご期待ください。
というわけで、よろしければ明日26日(金)夜7時、おでかけください。
~~~~~プログラム~~~~~
ラフマニノフ:前奏曲Op.3-2「鐘」
チャイコフスキー:「四季」より
1月炉端にて、4月松雪草、6月舟歌、9月狩り
ラフマニノフ:エレジーOp.3-1
チャイコフスキー:ドゥムカ
スクリャービン:エチュードOp.2-1、Op.8-2,7,12
ソナタ5番
ソナタ9番「黒ミサ」
ラフマニノフ:プレリュード32-12、23-5、23-2
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