<9:00~9:55>
松本和将氏出演の広島FM「クラシカル・ホリデー」を聴く。
トーク中心で、曲は「ショパン:英雄ポロネーズ」「ショパン:マズルカ」「プーランク:エディットピアフを讃えて」、それとライブ録音の「ブラームス:ピアノトリオ第1番第4楽章」の4曲でした。
トークおもしろかった!パーソナリティのかたの振り方も絶妙ですし、なまじビシッとクラシック話でまとめず、バンド活動をやっていた話や学生時代のことなど、相互トークならではの迫り具合がなかなかよろしかったです。
そして、最後に「・・・実は今日は、松本さんは革ジャンを着てらしてたんですね」と言われたので、思わず笑ってしまいました。
収録当日の写真↓ (すみません、松本さんの日記からこっそりもらってきちゃいました)
<11:30~12:00>
ヤマハ広島店サロンにて、「志鷹美紗サロンコンサート」を聴く。
志鷹さんは、お名前はもちろん存知あげておりましたし、ときどきホール等でお会いすることもありましたが、演奏を聴かせていただくのはたぶん初めて。
娘のお友だちが聴きに行くということだったので、ならばとご一緒することに。途中で、花屋によって白とピンクの花で小さい小さいブーケを作っていただきました。
登場されたときのドレスが、白地にピンクの花が散らしてあるものだったのでびっくり。まったく本日のイメージ通り。
トークの時は、楚々としたかわいらしい感じなのですが、弾かれるときは驚くべき集中力で、アクションは大きくないのですけど、豊かな呼吸でフレーズを繰り出されるんですね。今日伺ってほんとに良かったと思える演奏でした。
新商品試弾期間中の無料のコンサートだったので、「ちょっと立ち寄ってみました」くらいのノリのお客さんもおられたと思うのですが、
志鷹さんの、真摯な演奏、よく準備されたわかりやすいトーク、そして、今日のイベントの目的をきちんと踏まえた楽器の紹介などなど、まだお若いのに実に立派な内容でした。
娘の友だちが色紙持参でサインをしてもらっていたのを見て、娘がとてもうらやましがったもので、私急きょ文房具屋に走り、買ってまいりました。かわいいネコのイラスト付きのサインで、猫好きの娘のハートわしづかみ(笑)。
プログラム******ショパン:子犬のワルツ、 ドビュッシー:月の光、 リスト:リゴレットパラフレーズ、 シベリウス:即興曲、 プロコフィエフ:トッカータ
<14:00~16:00>
県立美術館でヴェネツィア展鑑賞
牛にひかれて善光寺ではないけれど、娘にひかれて行ってまいりました。学校でチラシをもらってきて、「どうしても行きたい」というもので・・・。
美術館に行くのは実に実にひさしぶり。あまりにもたくさんの展示に圧倒され、もともとなんの知識も興味もなく(殴)飛び込んだもので、頭が混沌としております。
なぜ娘が行きたがったかといいますと、チラシにあった「土日に展覧会に遊びに来たら、貴族が会場を歩いているかも!?・・『絵画の中から飛び出す貴族!毎週土・日曜日13:00~15:00』」に魅かれたからなんですね。
そのおかげで、食べ逃した昼ごはんはお預けのまま直行ですよ(泣)。15:00までしか貴族歩いてないから。
行ってしばらく展示を見ていたら、背後に白い仮面をつけた貴族がふたり立ってました。えっと、映画「アマデウス」の謎の使者みたいな格好といえばわかりますか?
絵画、建築(模型)、工芸いろいろなものが展示されてましたが、ムラノガラスとマジョリカ焼が私には興味深かったですね。そのふたつは以前仕事で取り扱っていたことがありますので、何となく親しみがあり、ひとつひとつ見ていきました。
11月の25日までやってますし、小学生はチラシの裏のぬりえをしていくと無料で入れます。うちはそれに気づいたのが今朝出る直前だったもので、700円払いましたが(泣)。
← このシャンデリアだけは撮影可でした。
4時過ぎてやっと、1階のレストランでお昼&おやつ。縮景園に面していて綺麗なところですよね。
↑ 現役べヒシュタイン。演奏会も時々あります。
ヴェネツィア展から降りてきて、なんとなくチェンバロ曲のひとつも聴きたい気分だったのですが、店内ではショパン絶賛BGM中。
スケルツォ1番2番3番4番、ノクターン11番13番、コンチェルト2番・・・・・ショパンの中でもえぐるような険しい曲が続いているのはなぜだ?(有線放送だということがあとでわかりました)
娘が頼んだ肉うどんと私の天ぷらうどんの具を半分コした、肉天うどんを食べ、珈琲ぜんざいをデザートに。
なんだか混沌なメニュー(笑)。
・・・本気でコーヒーの味がしました。でもおいしいので美術館にお立ち寄りの際はぜひ。