今日午前は、「導入期の指導」という内容のセミナーをきいてきました。
講師のS先生はほんとにお忙しい先生で、各地のセミナー講師やアドバイザー、審査員として飛び回っておられ、一方でお弟子さんは多数、しかもコンクールでは非常に優秀な成績・・・・いったいどうしたらあのようなご指導ができるのかしら?と私のような門外漢でも「その秘訣は?」と思わずお尋ねしたくなるような方です。
でも、こういう先生に限って「特別なことはやってません」的なお話だったりするかもなあ・・・と思ったりしていたのですが、いや、もうびっくりでした。
S先生は地元の音大を出られ、その後はどちらかというと電子オルガン中心の活動をされ、一方で子どもたちにピアノを教えておられたそうなのですが、ある日、希望した生徒をコンクールに出してみたところ、ほかの子どもとのあまりの音の差にショックを受け、それから10年いや20年と猛勉強をされたそうです。
各地のセミナーや音大にでかけ「どうやったらピアノって弾けるのだろうか」という疑問を解く手がかりを藁をも掴む思いで求め、試行錯誤、いろいろ失敗もしながら今に至っているとおっしゃいます。
そして私がびっくりしたのは、次々と手作りの教材が出てきたこと。
角材を購入して音階を表す階段みたいなものを作って子どもたちと遊びながら、「おとなりの音」「一個とばしたお隣の音」を教えるとか・・・
まだモノもろくにつかめないような子どものための特別なお手玉(これは某メソッドの最初に出てくるものらしいですが)を用意するとか・・・・・
たくさんのリズムパターンを書いたものをパソコンで作るとか(これはリズム譜ではなくわざと五線に書かれています)・・・・
カレンダーを一人一人にわたして、週のうち何日練習したかがひとめでわかるようにシールを貼らせるとか(これは同時に親との連絡ツールにもなっているようです)・・・・・
なんといいますか、受験塾のカリスマ講師顔負けのオリジナル教材が次々出てきて、驚きました。毎日2時半から9時までほぼぶっ通しのレッスンとおっしゃってましたが、これだけのことをされてしかもブログも書いて、しかも出張で不在が多くて・・・う~ん、いったい先生の一日はどうなっているのでしょう。
・・・・ナゾはますます深まるばかり?・・。
たしかに、まだろくに喋れない、椅子にすわるのもやっと、みたいな小さな子に教えるのはほんとに大変で個人差も大きく、私が娘がごくごく小さい時にちょっと実験的にやってみたのは、遊びのようなものばかりでした。
なにをやったかというと、まずは親子でグランドピアノの掃除(笑)。これは随分長期間やりました。
次になにをやったかというと、ピアノのボディをたたいたりしたときにどんな音がするか、ペダルを上げ下げしたときなにが起こるか。
そのあとは、娘を膝の上に抱っこして、ミッフィーちゃんのついているテキストを少しずつ弾いてやっていろいろなタイプの音やリズムを聴かせました。
だいたいここまでで1歳半くらいから4歳近くくらいまでです(爆)。
ふつうのお子さんだったら、結構弾けるようになってたりするんじゃないでしょうか?
よく言われるんですよ、「お母さんが弾けるから小さいころからどんどん弾かせて、コンクールなんかにも出てるんでしょうね」と。残念ながらそういうのは、そういうことは全然やってないです。
でもさすがに、今日のお話をきいたりして、最近のあまりの放置状態を反省し、うちに帰ってから娘に「ピアノ聴かせてもらってもいい?」といいましたら、「イヤ~。ハノンのリズムだけ教えて」と言われ、シブシブ教えたんですが、途中あきてしまった娘が「これどう?」と手探りで弾いたのは、まさに昨日本番だったショパンのチェロソナタの冒頭のメロディー(笑)。
たぶん、あさってレッスンの時得意げに先生に弾いて聴かせると思うのですが、チェロソナタじゃなあ・・・・(泣)。「なんの曲?」とか言われそうです。で、たぶん娘も説明できない。
要するに、「親、もっとメジャーなピアノ曲弾けよっ!!」っちゅうことですが・・・。
私のほうは、明日はピアノのレッスン日ということで、ひさしぶりにインベンションをじっくり(・・でもないか・・)弾いてみたのですが「我ながらレガート下手くそだなあ。松本さんにもこうやってこうやって弾いたら、といっつも言われるのにできん」と何回もやっているうちに、意識が・・・。
ゆうべ3時間睡眠だったこともあり、弾いているうちに寝てしまっていて、なのに曲は続いている。とりあえず終わることは終わるのですが、ハ短調の曲なのになぜかト短調で終わる(爆)。気を取り直して頭からやり直すのですが、いつの間にか意識不明になり何回やってもト短調で終了・・・・もはやレガート以前の問題(泣)。
ピアノ曲としてメジャーな曲弾いてもこんなんじゃ娘のためにもならず・・・orz
講師のS先生はほんとにお忙しい先生で、各地のセミナー講師やアドバイザー、審査員として飛び回っておられ、一方でお弟子さんは多数、しかもコンクールでは非常に優秀な成績・・・・いったいどうしたらあのようなご指導ができるのかしら?と私のような門外漢でも「その秘訣は?」と思わずお尋ねしたくなるような方です。
でも、こういう先生に限って「特別なことはやってません」的なお話だったりするかもなあ・・・と思ったりしていたのですが、いや、もうびっくりでした。
S先生は地元の音大を出られ、その後はどちらかというと電子オルガン中心の活動をされ、一方で子どもたちにピアノを教えておられたそうなのですが、ある日、希望した生徒をコンクールに出してみたところ、ほかの子どもとのあまりの音の差にショックを受け、それから10年いや20年と猛勉強をされたそうです。
各地のセミナーや音大にでかけ「どうやったらピアノって弾けるのだろうか」という疑問を解く手がかりを藁をも掴む思いで求め、試行錯誤、いろいろ失敗もしながら今に至っているとおっしゃいます。
そして私がびっくりしたのは、次々と手作りの教材が出てきたこと。
角材を購入して音階を表す階段みたいなものを作って子どもたちと遊びながら、「おとなりの音」「一個とばしたお隣の音」を教えるとか・・・
まだモノもろくにつかめないような子どものための特別なお手玉(これは某メソッドの最初に出てくるものらしいですが)を用意するとか・・・・・
たくさんのリズムパターンを書いたものをパソコンで作るとか(これはリズム譜ではなくわざと五線に書かれています)・・・・
カレンダーを一人一人にわたして、週のうち何日練習したかがひとめでわかるようにシールを貼らせるとか(これは同時に親との連絡ツールにもなっているようです)・・・・・
なんといいますか、受験塾のカリスマ講師顔負けのオリジナル教材が次々出てきて、驚きました。毎日2時半から9時までほぼぶっ通しのレッスンとおっしゃってましたが、これだけのことをされてしかもブログも書いて、しかも出張で不在が多くて・・・う~ん、いったい先生の一日はどうなっているのでしょう。
・・・・ナゾはますます深まるばかり?・・。
たしかに、まだろくに喋れない、椅子にすわるのもやっと、みたいな小さな子に教えるのはほんとに大変で個人差も大きく、私が娘がごくごく小さい時にちょっと実験的にやってみたのは、遊びのようなものばかりでした。
なにをやったかというと、まずは親子でグランドピアノの掃除(笑)。これは随分長期間やりました。
次になにをやったかというと、ピアノのボディをたたいたりしたときにどんな音がするか、ペダルを上げ下げしたときなにが起こるか。
そのあとは、娘を膝の上に抱っこして、ミッフィーちゃんのついているテキストを少しずつ弾いてやっていろいろなタイプの音やリズムを聴かせました。
だいたいここまでで1歳半くらいから4歳近くくらいまでです(爆)。
ふつうのお子さんだったら、結構弾けるようになってたりするんじゃないでしょうか?
よく言われるんですよ、「お母さんが弾けるから小さいころからどんどん弾かせて、コンクールなんかにも出てるんでしょうね」と。残念ながらそういうのは、そういうことは全然やってないです。
でもさすがに、今日のお話をきいたりして、最近のあまりの放置状態を反省し、うちに帰ってから娘に「ピアノ聴かせてもらってもいい?」といいましたら、「イヤ~。ハノンのリズムだけ教えて」と言われ、シブシブ教えたんですが、途中あきてしまった娘が「これどう?」と手探りで弾いたのは、まさに昨日本番だったショパンのチェロソナタの冒頭のメロディー(笑)。
たぶん、あさってレッスンの時得意げに先生に弾いて聴かせると思うのですが、チェロソナタじゃなあ・・・・(泣)。「なんの曲?」とか言われそうです。で、たぶん娘も説明できない。
要するに、「親、もっとメジャーなピアノ曲弾けよっ!!」っちゅうことですが・・・。
私のほうは、明日はピアノのレッスン日ということで、ひさしぶりにインベンションをじっくり(・・でもないか・・)弾いてみたのですが「我ながらレガート下手くそだなあ。松本さんにもこうやってこうやって弾いたら、といっつも言われるのにできん」と何回もやっているうちに、意識が・・・。
ゆうべ3時間睡眠だったこともあり、弾いているうちに寝てしまっていて、なのに曲は続いている。とりあえず終わることは終わるのですが、ハ短調の曲なのになぜかト短調で終わる(爆)。気を取り直して頭からやり直すのですが、いつの間にか意識不明になり何回やってもト短調で終了・・・・もはやレガート以前の問題(泣)。
ピアノ曲としてメジャーな曲弾いてもこんなんじゃ娘のためにもならず・・・orz