~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

「第7回カンマームジークアカデミーin呉」終了いたしました。

2019年04月04日 21時11分26秒 | コンサート(企画or協力or出演)

     

個人的に年間でもっとも大きいイベント、「カンマームジークアカデミーin呉」(3月26日~30日)が無事終了いたしました。

よくリサイタルなんかで「無事終了いたしました」と書きますよね。それはまあ「大失敗なく、なんとかお客さんも来てくださって」くらいのニュアンスだと思うんですけれでも、

このアカデミーについての「無事」は本気です。とくに今回のように、小中学生が多いと、とにかく「体調崩しませんように、事故やトラブルに遭いませんように」と最後まで祈るような気持でした。さらに「おうちに帰りつくまでがセミナーです」ということで、みなさんが無事に帰り着かれた(であろう)ことでほっとしております。

第1回から事務局(呉市文化財団とのコラボ)をやっておりまして、こちらとしてはいろいろ慣れてきたのですが、同時に「こちらだけが慣れている部分」も生じているのではなかろうか?ということもあり、受講生の立場からセミナーを見直す機会をちょっと前から狙っておりました。狙ったから叶うというものでもありませんが、今回は史上最年長受講生として参加することにもなりました。

初日の26日はプレイべントとして、9時過ぎから「はじめてのトリオ体験」(全8組)を開催。「牧歌(ブルグミュラー)」「楽しき農夫(シューマン)」「甘い夢(チャイコフスキー)」を呉周辺在住の小中学生が、上里はな子先生(ヴァイオリン)、向井航先生(チェロ)と初共演しました。ひとり10分という短い時間でしたけれども、トリオとして室内楽として「おお~、なるほど!」というお話等があったように思います。

開講式を経て、午後からはレッスンが始まり、18:30からはアカデミーアーティストによる「スペシャルコンサート」。今回は「小説の中の室内楽」というタイトルで、「船に乗れ!(藤谷治著)」「騎士団長殺し(村上春樹)」の中に登場する5曲を取り上げました。

27~29日は終日レッスン、

30日は修了演奏会。受講生による25プログラムと講師による4プログラムが演奏され、13:30開演、19:17終演いたしました。

期間中の受付手伝いや、ふたつの演奏会ではステージのサポートをいただき、裏方としてはスムーズに運営できたと思っております。

  

 

で、受講生としてですが・・

実は2010年5月にこのセミナーの前身ともいうべき広島市での室内楽セミナーを受講したことがあったんです。なんとブラームスのピアノ五重奏で。

今ちらっと読んでみたら・・・いや、やめとこう(笑)。

私、室内楽そのものは遊び感覚でたまに友人達とやりますけれども、セミナーとしてはほぼ9年ぶり。

9年前でもなかなかの高齢者部門でしたけれども、当時はまだこういうものに一切関わったことのない、主婦兼お母さんのただの趣味のピアノ弾きでした。

今回は事務局歴6年にして50代半ばですから~(文句あるか)。

同時に先生方もその頃からしたら9年を経たベテランです。音楽家としても若手から中堅になられてます。

私も事務局しながら、毎年聴講はしているんですが、さて聴講と受講はどう違うのか?

一言でいうと、「聴講」はいつか役に立つ学び、「受講」は今ここで変わる学び。

9年前は9年前で、背伸び気味の曲(これまた冥途の土産のつもりでの選曲)でしたし、弦とのアンサンブルの難しさはそれはそれで感じていて、

小学2年の娘ほったらかして、期間中それなりに練習しましたし、本番ぎりぎりまでヤマハの練習室借りてたんですが、

なんというか物珍しさのほうが先に立って、「とりあえずどんなものかやってみた」的なところがありました。

今回に関してはこれまでの6回ずっと聴講してきたのと、日ごろ松本先生に教えていただいているのとで、

ピアノの受講生への指導というのは、なんとなく予想がつくし、自分もだいたい言われることは想定内。

ただ、相手があるのと、修了演奏会にはなんとかせねばならない、・・・ということから、普段と違って即修正できないといけない。

私もこの9年でそれなりにいろんな経験したんですけど、

私のようなアマチュアピアノ弾きでも、「仕事として依頼があった場合は、たとえ本番が明日であっても、その曲をなんとかしないといけない」ということが、再々あるわけです。で、相手がある場合はそれにも合わせないといけない。

この「期限があって」「相手があって」という条件ってすごく重要なんですよね、当たり前ですけど。

もちろん音楽的に技術的に急に修正できないことは多々あります。あるけれども、この缶詰状態の5日間でできるところまでなんとかしないといけない。

また、そういう状況下で聴講するレッスンというのは、他人のことながら「刺さる」わけです。

今年も何人もレッスンで泣いてたんですけども、声かけると「でも、そのために来たんだから!」と顔を上げていました。

「極限状態」というのはオーバーな言い方ですけれども、そういう状況下だと「火事場の馬鹿力」的なものがでる。

毎年そういう組があるんですけれども、今回もそういう組を何組か見ました。

とくに大人になって(大学等卒業して)からここに来る人は、自分を変えたいとか、今の状況を変えたい、と思っている人も少なくないです。

私の頭をふとよぎったのは「おかれた場所からシフトする」ということ。

それは自分の今の地位とか職業とかいうことではなくて、音楽的に「このレベルくらい」と自他ともになんとなく認めてしまっているところから、脱出する。

勇気と努力の要ることですけど、可能だと思うんですよね。

14年前、あるコンクールのコンチェルト部門に参加したときに指揮者先生に言われた言葉をみなさんにも贈ります。

「音楽はどこでも、何歳からでもやれます!」

    

 

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「松本和将と±15AGEの門下生によるソロ&デュオコンサート」

2019年03月10日 21時15分08秒 | コンサート(企画or協力or出演)

     

 

1月にお知らせしたまま、直前になり、もう今さらと更新せずじまいでしたが、おかげさまで無事終演いたしました。

10月末に突然思いつき、諸都合により3月8日(金)開催という余裕のない日程、しかもチラシができたのが1月10日。

我ながら、思いつきもいいとこだと若干反省しております。

もう少し余裕があれば、会場もアクセスかれこれ考慮して選べたのですけれども。

ただ私としては、なぜか2007年、2012年、2018年とずっと南区民スタジオを使っておりまして、馴染んだ場所ではありました。

 

きっかけはなんだったかというと、

友人のひとりが、難波君のバッハのパルティ―タ2番の演奏をネットで見てファンになっていたということ、

それと昨年の松本さんのリサイタル(ブラームスの「創作主題による変奏曲」を含むプログラム)が広島では開催されなかったということ、

あとは師弟連弾を組んだら面白いのではないか、と思ったこと、

・・・そういうような理由だったと思います。

で、バッハとブラームスを決めて、さて自分も弾かなきゃなあ(地元は私ひとりだし)ということで、

プログラム並びからして、シューマンか?「子供の情景」か?・・となったわけですね。

 

というわけで、

バッハ:パルティータ第2番(難波)

シューマン:子供の情景(浅田)

ブラームス:ハンガリー舞曲 1&2番(浅田&松本)  5&6番(難波&松本)

~~~~休憩~~~~~

モーツァルト:きらきら星変奏曲

ブラームス:創作主題による変奏曲

ベートーヴェン:ソナタ第17番「テンペスト」

<アンコール: エリーゼのために>    (以上松本)

というプログラムでした。

 

平日夜で、しかも市街地から少し離れているので、お客さん数は気になっていたのですが、

結局、昨年の私のリサイタルの時(5月26日土曜日)くらいの人数でした。

この人数って微妙なんですよねえ。キャパ50のとこには入らないし、といって150じゃちょっと寂しいですし。

80~100程度収容の、披露宴会場くらいのスペースないですかねえ(笑)。

(↑ 毎度遭遇する会場問題)

 

出演者3人というコンサートは(しかも全員ピアノ)という経験はこれまで私はないんじゃないかなあ、と思うんです。

発表会みたいにピアノ弾きがドバーっといるか、

5~6人一緒としても、ほかの人は弦楽器とか歌とか管楽器とかチェンバロとか、

よーく考えてみたら、3人ピアノだけ、しかも、15歳年下と30歳年下の男ふたりとか・・・・ないわ(笑)。

いやあ、メイドじゃない、冥途の土産です。

しかも師匠と連弾とか・・・ないわ(← 自分で仕組んでおいて言うか)。

 

というわけで、なにがやりたかったかというと、まあこういうことがしたかったわけですけども、

自分は当然としても、もしみなさんに楽しんでいただけたなら幸いです。

ちなみに私は、「子供の情景」は過去抜粋で(たぶん7曲くらい)2回弾いていますけれども、全曲弾いたのは初めて。

ここ2年ベートーヴェンをたくさん弾いてきて、ふっとシューマンに戻った(といっても好きなだけで弾いた曲数は少ないです)という感じで、

毎日幸せな練習ができました。

 

チラシの写真を提供してくださったMさん、

チラシからプログラムまで作ってくださるNさん、

受付からステージまで力強く支えてくれるスタッフさん、

ドレスに合わせて素敵なお花をいけてくださったKさん、

打ち上げで11人分の素晴らしいごちそうを用意してくれたマスター、

そしてなによりも、松本先生、難波君に厚く御礼申し上げます。

 

   

 

私ごとですが、3月2日午前2時に、緊急入院しながら、1週間頑張ってくれて、今なお闘病中の87歳の同居の母にも感謝を捧げます。 

 

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コンサートのお知らせ(松本和将と±15の門下生のソロ&デュオコンサート)

2019年01月12日 22時15分29秒 | コンサート(企画or協力or出演)

以前から、「こういう形でのコンサートができないものか…」と漠然と考えていたのですが、

昨年10月末に突然企画してしまいました。

難波大君は、レッスンで前後したり、ネットで聴いたりして、ぜひ一度広島でも演奏してもらいたいな〜 と思っていた若い弟弟子ですが、やっと願いが叶いそうです。

松本先生との連弾は実はまったく初めてなんです(笑)。

まだ合わせてないので、どうなるかも未知数です。

 

カンマームジークアカデミーin呉に出られないので(スタッフ業が忙しいため)、

せめて、と思って企画したのですが、どういうわけか今年はこれまた突然カンマーを受講することになり(さすがに修了演奏会には出られないと思います)、

3月のコンサート(とセミナー)は裏から表まで、丸ごと関わることになります。

どちらも1月15日発売です。

どうかよろしくお願いします。

 

 

 

○松本和将  ±15ageの門下生によるソロ&デュオコンサート

 

3月8日(金) 開場: 18:00、開演: 18:30   広島市南区民文化センタースタジオ

チケット: 一般 2,000円、学生1,500(当日 500UP)

 

出演松本和将、難波大、浅田陽子

 

 

【プログラム】

難波 

     バッハ: パルティータ2ハ短調 BWV826 

 

浅田陽子

    シューマン: 子供の情景 Op.15 

 

松本和将&浅田陽子、松本和将&難波

    ブラームス: ハンガリー舞曲 1256

 

 松本和将 (以下3曲)

 

モーツァルト: 「ああ、お母さん聞いて」の主題による12の変奏曲(きらきら星変奏曲)ハ長調K.265 

 

ブラームス : 創作主題による変奏曲ニ長調 Op.21-1

 

ベートーヴェンピアノソナタ第17ニ短調 Op.31-2 「テンペスト」


   

 

 

○カンマームジークアカデミーin呉演奏会(追って詳細はお知らせします)

カンマームジークアカデミーin呉のホームページ(https://kammermusik2013.jimdo.com/)もご覧ください。

 

 

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謹賀新年

2019年01月03日 00時31分39秒 | 雑感

あけましておめでとうございます

本年もどうかよろしくお願いいたします

うち用おせちと、持参用おせちを作り、元旦に上京。

 

  

 

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今年弾いた曲(2018)

2018年12月30日 10時19分56秒 | 私のピアノ歴

どうかすると汗ばむようなクリスマスから一転、寒い年末となりました。

みなさま、体調のほうはいかがでしょうか?

私は今月の半ばから約10日にわたって喉をやられ、ちょうどクリスマスのボランティアラッシュの時期、お聞き苦しい声でご迷惑かけました。

ベートーヴェンの会のソナタ2曲に始まり、チェロソナタ2曲で終わるというそれなりにヘビーな12月でしたが、演奏の仕事(ブライダル)も含め、穴を開けることなく、自分的には現時点精一杯のレベルで終えることができ、ほっとしています。

 

今年は、7月5~6日、魔のような豪雨があり、一時期は交通等どうなってしまうのだろうかという状況でした。

人的物的に大変な被害があり、昨年の今頃は思いもよらなかったような状況で、この寒い年末を過ごしておられる方々も多数おられます。

カンマームジークアカデミーin呉関係の打ち合わせで呉へも何回か行きましたが、途中にはもう整備されてはいるものの、災害のあとがそこここに見られ、そのたびに、来年はいい年でありますようにと思うと同時に、来年を迎えることができなかった方々への思いで胸がふさがれます。

 

今年は「一音一音を雑に扱わない」という今更なことにしょっちゅう直面しましたが、わかっていてもやることは難しい。

それと同じく、一日一日、一瞬一瞬、一人一人を大切にするということをもう一度かみしめて、今年を振り返りたいと思います。

どちらさまもよいお年をお迎えくださいませ。

 

 

<今年弾いた曲>

3月19日(月)通所リハビリテーションデイサービスボランティア演奏  春の小川、さくら、朧月夜、さざんかの宿、夜明けの歌、瀬戸の花嫁、他。マンドリン&ピアノで「歌の翼に」

4月14日(土) お好みコンサート(@西区民スタジオ) ベートーヴェン: ロンドハ長調(運命から急遽変更)

4月22日(日) 闇鍋会(@ムシカ)ドヴォルザーク: ピアノ五重奏曲第1楽章、フランク: バイオリンソナタ4楽章、ラヴェル: マメール・ロア(連弾)

5月26日(土)ソロリサイタル(@南区民スタジオ) オールベートーヴェンプログラムー  ロンドハ長調、 ソナタ5番、交響曲第5番「運命」(リスト編曲)第1楽章、ソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」

6月11日(月)通所リハビリテーションデイサービスボランティア演奏   夏は来ぬ、あめふり、王将、青い山脈 他。マンドリン&ピアノで「太陽がいっぱい」

6月      コンペ 「運命」第1楽章

7月1日(日) 福岡でのサロンコンサート( チェロ伴奏)   エルガー:愛の挨拶、デ フェッシュ:ソナタ、パラディス:シシリエンヌ、メンデルスゾーン:無言歌、チャイコフスキー:感傷的なワルツ、アルチュニャン:即興曲、オッフェンバック:ジャクリーヌの涙、カサド:愛の言葉

8月6日、7日、9日 ご近所デイサービスでのボランティア演奏

8月25日(土)リレーコンサート(@東区民ホール) ショパン:プレリュード集から、22、23、24番

8月26日(日)地域交流サロン納涼会    鍵盤ハーモニカ(庭の千草、オクラホマミクサー、涙そうそう)、連弾&リコーダー (バッハ:ソナチネ)、マンドリン&ピアノ (太陽がいっぱい、虹の彼方に)、チェロ&ピアノ(愛の挨拶、ソナタ、感傷的なワルツ、即興曲、ジュ・トゥ・ブ)

9月10日(月)通所リハビリテーションデイサービスボランティア演奏  月、虫の声、里の秋、およげたいやきくん、スーダラ節、他。マンドリン&ピアノで「第3の男」「カヴァティーナ(ディアハンター)」

10月7日(日) 大学サークルOG会コンサート(@松尾ホール)   ベートーヴェン:ソナタ第21番「 ワルトシュタイン」第1楽章

10月28日(日)山のコンサート フルート伴奏(@個人別荘)    ヘンデル:ラルゴ、ベートーヴェン:メヌエット、フォーレ:子守歌、マスネ:タイスの瞑想曲、クライスラー:愛の悲しみ、エルガー:愛の挨拶、アイルランド民謡:サリーガーデン、ピアソラ:アヴェマリア、ドヴォルザー ク:ユモレスク、ドリゴ:セレナーデ、海沼実:里の秋

11月21日(水) 集会所子育てサロンコンサート     白鳥、ぞうさん、ねこふんじゃった、子犬のワルツ、いぬのおまわりさん、ミッキーマウスマーチ、美女と野獣、ちいさな世界、旅立ち、となりのトトロ、さんぽ、アンパンマン体操

12月2日(日) ベートーヴェンのピアノソナタを弾く会(@さくらぴあ小ホール)     21番「ワルトシュタイン」、10番

12月9日(日)地域交流サロンクリスマスコンサート   鍵盤ハーモニカ(サウンドオブミュージックメドレー) 、マンドリン&ピアノ(天使のパン、第三の男、ビバルディ冬、ディアハンター)

12月17日(月)通所リハビリテーションデイサービスボランティア演奏  雪、スキー、津軽海峡冬景色、人生劇場、他。マンドリン&ピアノで「天使のパン」、リコーダー、鍵盤ハーモニカとピアノで「サウンドオブ・ミュージックメドレー」

12月17日、19日、20日 ご近所デイサービスでのボランティア演奏

12月27日(木)チェロ発表会(@東区民スタジオ) ベートーヴェン:チェロソナタ第3番第1楽章、シューベルト:アルペジオーネソナタ第1楽章

 

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「第11回ベートーヴェンのピアノソナタを弾く会」終了しました

2018年12月03日 08時44分18秒 | コンサート(企画or協力or出演)

 

昨年の12月2日にたまたま、さくらぴあのHPを見て、小ホールの空きを見つけ、

「これはなにかの間違いでは?」と事務所に問い合わせたところ、「ほんとに空いてます」との返事。

とるものとりあえず18時過ぎ(すでに真っ暗)に駆け付け、手付金を打ってきたという、奇跡の第11回。

おかげさまでエントリーも多く(22人23曲)、17時までのレンタルを延長するために先月また行かねばならぬほど。

くわえて、裏の話を明かせば、第10回までずっと二人三脚でやってきた相方Nさんが、やむを得ぬ事情で出席できず・・・

今回2回目のエントリーとなる私の生徒3人に、受付・楽屋周り等のお手伝いをお願いいたしました。

 

  

 

23曲をどう並べるかというのも、なかなかアレなんですけど、

まずは時間。一部を50~70分程度にまとめ、かつ今回は、監修のH先生のハンマークラヴィーアをど真ん中にもってきて、

なるべく新規参加のたくさんの方に聴いていただけるように配し、

申し訳ないけれど、最常連の方たちはほぼ18時以降(第7部、第8部)の演奏となりました。

各部の間は10分ずつの休憩でしたが、実際は15分とれたところもあり、

繰り返しがあったりなかったり、遅い演奏も速い演奏もあったのに、なぜか時間通りの進行。(ピティナピアノ曲事典のタイムおそるべし)

中高生さんの初参加もあり、ほかにも初参加がたくさんで、今にしてみれば、注意事項を(ステップやコンペのように)プログラム空きページに刷り込めばよかったなあ、と反省しています。(←今後に生かします)

 

 

さて、今回はNさんの代わりに司会進行、譜面台の出し入れのチェック、譜めくり(5人分)を朝からずっとやっていて、

さすがにおにぎりをつまむくらいでは、夕方にはボーっとしてきて(なかなか食べる時間が取れず)、

このままでは集中力が落ちて、暗譜落ちするのではなかろうか・・・という不安でいっぱいに。

暗譜落ちするのは勝手なんですけど、「あ~ やっぱり疲れてたのね」とか「一人で働いてたもんね」ということで、打ち上げ恒例のえぐるような講評がきけなくなるのは残念(笑)。

私の弾く前ふたりが新規参加の男性だったのですが、その演奏を譜めくりしながら「ああ、こういう細部もらさず丁寧な演奏を心がけるには、楽譜見るしかない」と決心。(→ それを打ち上げでH先生に申し上げたら「え?それであの演奏?」と言われましたけど 笑)

演奏としては、常連大先輩からの「リサイタルのときの音からしたら、かなりマシになった」というお声もいただき(どんだけ酷かったんだという・・・)、

あとは「大トリで10番を弾くというアイディアは良かった」というご意見は多数いただきました。

やはり打ち上げはこうでなくては。運営と演奏はまったく別問題なので、やはり講評はえぐるべし、えぐるべし(これでも実は労力を慮って相当手加減されてると思われ)。

  

 

個人的には、御年77の大先輩が、30番を暗譜で、しかも2年前には弾けてなかった最後の部分をきれいに、美しく弾かれていたことに仰天!

この大先輩の師匠はH先生なわけですが、「教えてる方からすれば言いたいことだらけなんですけどね」とおっしゃりつつも、

「いくつになってもできるようになるんです」と。(これはご自身へ向けた言葉でもあるかと)

 

この会では、54の私なんかほんとにまだまだハナタレです。

ある面では指が回ってミスがない、というのはなんの価値もなく、

よれよれで、ミスだらけ、弾き直しだらけであっても、その奥のものがじっくり伝われば、それが一番大事なこと。

一方で、ミスが生じるのは音を大事にしてないとか勢いで弾き飛ばしていることでもあり論外でもある。(ツェルニーやショパンのエチュードはある意味マスト)

 

そして、H先生のハンマークラヴィーア。1楽章は私のイメージと正反対ともいえるアプローチでちょっとびっくりしましたが、でも納得。

2楽章はほぼイメージ通り。3楽章は涙。4楽章はあの速度でミスがないことに仰天。・・・・恐れ入りました。何言われてもぐうの音も出ません。

 

自分の演奏の準備も(2曲ずつ)、生徒へのアドバイス(なんせ1年かけて1曲レッスンするので)もそれなりの労力なんですけど、

9時間半のベートーヴェン漬けというのもなかなか経験できることではなく(しかもいろんなレベルのいろんな人生の演奏がある)、

こういう会が12月にあるのは、一年の締めくくりとしてふさわしいと思います。

 

ところで、今回で私この会でやっと16曲のソナタを弾きました。「ワルトシュタイン」と「10番」の組み合わせはなかなか楽しかったです。

あと16曲。順調にいけば、8年で終わりますが、「2周目からは丁寧にじっくり弾いていきましょう」とH先生からのお言葉をいただきました(汗)。

 

最後に、

どうやら60部あったプログラムはすべてなくなり、コピーで対応したようです。

長時間でしたので、どのくらいのお客さまがご来場くださっていたのか正確に把握できませんでしたが、多数のご来場ありがとうございました。

 

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「第11回ベートーヴェンのピアノソナタを弾く会」のお知らせ

2018年11月27日 19時17分25秒 | コンサート(企画or協力or出演)

 

恒例の「ベートーヴェンのソナタを弾く会」が今年も開催されます。

この会は、「音楽歴・年齢問わず」という参加型のコンサート(弾き合い会のようなもの)で、

しばりは「ひとりで必ず全楽章を弾く」ということだけ。

エントリー費についても、20番でも29番でも同額。ひとり2曲エントリーも可です。

 

さて本年は、奇跡的に、はつかいち文化ホールさくらぴあ小ホールが取れまして、

12月2日(日)、10:45~20:10です。

本日、さくらぴあの広報を読んでのお問い合わせをいただきましたので、

プログラム(名前抜き)をこちらに公開いたします。(レイアウトの乱れはおゆるしください)

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

12月2日(日)はつかいち文化ホールさくらぴあ 小ホール (入場無料)

 

【第1部】10:45-11:55 (70)          

1.第  7 番           Op.10-3            ニ長調                       

2.第 8 番          Op.13             ハ短調「悲愴」            

3.第 23 番        Op.57              ヘ短調「熱情」             

 

【第2部】12:05-13:10 (65)

4.第  8 番         Op.13          ハ短調「悲愴」              

5.第 13 番          Op.27-1          変ホ長調               

6.第 17 番          Op.31-2      ニ短調「テンペスト」        

 

【第3部】13:20-14:30 (70)

7. 第  7番         Op.10-3                 二長調                            

8. 第 12番       Op.26                変イ長調「葬送」                  

9. 第 13番         Op.27-1           変ホ長調                   

10. 第 24番            Op.78                    嬰ヘ長調「テレーゼ」                            

 

【第4部】14:40-15:25 (45)

11. 第29番                Op.106                変ロ長調 「ハンマークラヴィーア」           

 

【第5部】15:35-16:35 (60)

12. 第  2番                 Op.2-2                   イ長調                                       

13. 第 23番           Op.57               ヘ短調 「熱情」                  

14. 第 24番             Op.78                   嬰ヘ長調 「テレーゼ」             

 

【第6部】16:45-17:55 (70)        

15. 第 4番                  Op.7             変ホ長調                               

16.第23番               Op.57                ヘ短調 「熱情」                  

17. 第27番        Op.90        ホ短調                   

 

【第7部】18:05-19:10 (65)

18. 第 21番             Op.53                     ハ長調「ワルトシュタイン」           

19. 第 28番           Op.101            イ長調                      

20. 第 30番            Op.109                   ホ長調                     

 

【第8部】19:20-20:10 (50)        

21. 第 24番                    Op.78            嬰ヘ長調 「テレーゼ」                       

22. 第 28番               Op.101                 イ長調                      

23. 第 10番           Op.14-2         ト長調  

 

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今年は特に参加者が多く、年齢は中3から70代まで。

音大受験生、大人になってからピアノを始めて数年の50代、昔取った杵柄の再燃組、指導者、趣味で長年続けている人、

・・・とさまざまです。

4部の「29番ハンマークラヴィーア」はこの回を第1回から監修されているH先生の演奏で、同曲は2010年の第3回でも演奏してくださいました。

昨年私は、29番1曲でしたけれども、今年は21番と10番の2曲です(どちらも一人しかいないのでバレバレ)

 

よろしければお立ち寄りください。

 

                  

         

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10月のまとめ

2018年11月02日 15時07分58秒 | 雑感

10月は当初ほぼカレンダー真っ白だったのですが、終わってみると、そうでもなかった・・・

美術系や現代音楽など、ふだんあまり機会のないものにも触れられて、だいぶ若返りました(笑)。

以下Facebookより転載。

 

 

〇10月6日(土)14:00 園田高弘メモリアルシリーズin2018 ショパン撰集 @上野 東京文化会館   

            夜 夫実家訪問

<なんとか聴きたいと思い続けてこれまで機会のなかった平井さん、青柳さん、ほんとに聴けて良かったです。

平井さんの子守歌…モダンのピアノからああいう可憐だったり透明だったりの響きが出るんだ〜 と不思議な感じでした。

青柳さんのワルツ…空中に音楽があってそれを音にしている感じ、時々三拍子の左手が迫ってきてふと現実に戻ったり…。
そして、終わりは予期せず、でも確実にやってくる…という哀しさ。>

 

 

〇10月7日(日) 大学ピアノサークルOG会コンサート  スタインウェイ松尾ホール@日比谷 

<大学のサークルOG会コンサートに初参加してきました。

院生初め20代がほとんどな感じでしたが、
8〜9歳下まではなんとか知ってるし、
友人2人も一緒で心強かったです。
リサイタルを控えてるメンバーが2人いて(いずれも20代)、
なかなか充実のOG会。

打ち上げは、ガード下の飲み屋とかじゃなく、
帝国ホテル17階のティールーム。
コンサートのあと、紅茶とスコーンなど、
生まれて初めて!

<大学のピアノサークルの同窓会風演奏会とはいえ、知らない方が大半。
その中で、30年以上前に一緒に弾いていた同年代が私含めて3人。
この演奏会はそもそも10年前、ピアノを離れていたOGを呼び戻す(?)ために、サークル担当だった先生の1人(サークルと言えども、当時は先生が2〜3人常にいて、部員はいずれかの先生に師事する決まりでした。要は大学での習い事です)が企画されたもの。
それ以来10回続いていたそうなんです。

私はこの先生とはずっと年賀状のやりとりがあり(私自身の師ではありませんが)、
当時の部員や卒業してから知り合った在校生数人とも年賀状が続いていて、それなりにご縁はあったのです。

今回お声をかけていただいたきっかけというのは、
今年東京で受けたコンペの予選でたまたま後輩とばったり会い、
そこから主催の先生に「先輩は結構東京に出てきてるようです」と密告があり(笑)、
「ならば今年は弾きにきませんか」ということに。

若い方々は、私たちの頃と違って、音楽専門の方も学外の方もいらして、それはそれでこちらもたくさんのことを学ばせていただいたのですが、
やはり、同時期に在籍していた友人たちが、その後地道に勉強や経験を重ねていい音楽を奏でてくれたのは格別です。
自分が見てこなかったもの、感じてこなかったものをも、思い起こさせてくれたり、
音楽の楽しみ方を広げてくれる選曲を示してくれたり、
そして、もちろん時を経ても変わらないものも確信させてくれて、
ほんとにいい時間を持てたと感じています。

主催の先生、密告してくれた後輩(といっても母校の教授なんですよ💦)、ありがとうございます。
心より感謝いたします。>

 
 

  

 

〇10月8日(月) 叔父個展 @銀座

<叔父の個展。
5月の桂林旅行後に一気に描き上げたらしい絵がほとんどで、
83歳にしてこのエネルギーはどこから??と。>

 

 

〇10月11日(木) ブリューゲル展 @広島県立美術館

<県立美術館の「ブリューゲル展」(10月8日〜12月16日)に行ってきました。

「ブリューゲル一族(ひ孫に至るまで)と工房、周辺画家展」という方が正しいかもしれません。
撮影可能エリア(期間限定)がありましたので、ちょっとだけ(撮影が粗いのはお許しを)。

・花の静物 背景かと思っていた黒い部分に、黒の絵の具でたくさんの花が描かれていて、それがとても魅力的。

・婚礼準備の場面 : 手前でしれっと赤ん坊が…

・撮影不可エリアにあったルーベンスのニンフ像 : 腕とか筋肉隆々で、ニンフのイメージが覆された

・婚礼の踊りの絵を元に作られた動画 の一瞬 : 手前左右の男性に目が釘付け

・本日のお土産本

12月まで開催されてますので、ぜひ! 細かいところ見てると飽きません。>

    

  

 

〇10月12日(金) 弾き合い会 @玉島文化センター

 

〇10月14日(日) 電子音響とピアノのワークショップ&コンサート @アステールプラザ

<電子音響のワークショップって何やるんだろう?と、
怖いもの見たさ(?)で行ってみたんですが、
めちゃくちゃ面白かった!

まず、電子音楽の歴史の簡単なレクチャーがあり、
そのあとに、短めの曲をみんなで聴き、
それを、自分なりの絵(楽譜?)にする。
次はそれをみんなで眺めて鑑賞し、
演奏者が連弾で、それぞれ4枚ずつ選んで同時に演奏する。
最後には、もう一度連弾で4枚ずつ演奏するのと同時に電子音響でも4枚(?)演奏する。

こういう即興というか、音の生まれる瞬間に立ち会えるのは、
ほんとに至福です。

さて4時からは、伊藤憲孝さんのピアノと有馬純寿さんの電子音響でのコンサート。
司会は徳永祟さん。>

<2時からのワークショップのあとは、4時からコンサートでした。

5曲あるうちの2曲目だけが電子音響のみ。
あとの4曲はピアノとのコラボ。

2曲目の「うつしのエチュード」は、電子音響を演奏される有馬さんの自作で、
尺八の音成分をパソコンで分析してそれを再構成したり加工したりして、
成分化してない尺八の音色と合わせて、計5つのスピーカーから流すというもの。
「音成分を分析して…」というのは、マンドリンとエレクトロニクスでのコンサートでも経験しましたが、
今日のは尺八でしたので、これが意外に次ぐ意外な音で、「いったいどの成分なんだ?」と思うことしきり。

1曲目は、印象的なピアノのメロディがバリエーションのように、電子音響で陰影をつけられ増幅されて、何回か戻ってきます。

3曲目の徳永祟さんの「機能拡張型ピアニスト」は、
ピアノで演奏不可能な部分、音域的に88鍵からはみ出した部分を電子音で演奏。でもピアニストはその部分もいかにも弾いているように指を動かす。鍵盤の左右だけでなく、鍵盤の上のほうでも、響の上澄み部分の中で演奏するように指を動かす。ピアノの楽曲としてもかなり難曲なのでは?と思いながら聴いていたのですが、クラスターも電子音と速い速度で交互に入り、最後の方は、手品のような部分もあり(これは秘密にしておきましょう)、最後まで耳も目も釘付けでした。

4曲目の渡辺俊哉さんの「Vanishing Point 」は作曲者さんも東京から会場に来られていました。「消失点」という意味だそうですが、ピアノの演奏のあとに突如として後ろからゴーッと滝のような音が襲ってきて、そして雫が床に飛び散るような音が続き…足元からも音が襲ってくる。その後もピアノと電子音響が離れたり一緒になったりしながら、時間が過ぎていく…

5曲目は、テレビショッピングで、健康器具のコマーシャルをしている音声にピアノの音程をあてて、しゃべりを音符で素早くなぞりながら、ちょっとコミカルにも思えるリズムをいい調子で入れてもりあげていくんです。これが異常に面白い。日常場面をピアノが吸い込んじゃうような感じ。

ピアノが要る4曲はすべて、伊藤憲孝さんが弾かれましたが、
これだけの曲をこう面白く弾かれるのは、現代曲を愛すればこそ!ブラボーです。

現代曲聴くと、脳の血流が良くなるような、パカーンと何かが開いていくような感じがするんですけど、
今日もワークショップからコンサートまで、ほんとに楽しませていただきました。
ありがとうございました!

伊藤さんは12月にカワイパーチェでリサイタルをされるそうです!>

 

    

 

〇10月17日(水)CS初戦観戦

なんのごほうびか分かりませんが、初ズムスタが、CS初戦、しかもいい試合、しかも勝ち試合。

 

〇10月19日(金) 「カンマームジークアカデミーin呉」要項発送作業

<5月10日以来の呉行き。
「第7回カンマームジークin呉」がスタートしたって感じです。
あの豪雨災害から約3ヶ月。
まだまだたくさんの箇所にシートや土嚢があります。>

<10時から17時まで募集要項の発送作業して、帰りです。
美しい景色のなかに、突如広い面積を覆うブルーシートが出現します。
忘れてはいけない。>

   

     

   

 

〇10月20日(土) レッスン@岡山、フルートとの合わせ練習@尾道

<晴れの国おかやまで、
根アカなペトロフを弾いてきました(笑)。
これから、
福山で途中下車して、尾道に行きます。

行きのバスで岡本かの子の話を読んでいたら、
岡山駅で息子太郎氏と遭遇。>

  

  

 

〇10月21日(日) 小蔦夫妻デュオコンサート @カワイ広島店 パーチェ

<小蔦夫妻のデュオコンサート、堪能しました!

舞曲系が多かったのですが、
連弾にありがちな、故意なのか過失なのかわからないような濁りや変な膨らみはなく、クリアな響きにまとめられていて、非常に聴きやすかったです。さすがです。

圧巻は「ラ・ヴァルス」。
デュオ版ということで、ダイナミックで大きいスケールでありながら、
ソロのような神経の行き届き方。
私の理想とするデュオの姿です。

アンコールはピアソラの「リベルタンゴ」
渋く安定しながらもグルーブ感のある寛ニさんのセコンドに、
花結さんのキレッキレかつ悩ましげなメロディが乗って、
「最高でーす!」

終演後お二人とお話ししましたけど、
花結さんは、お嬢さんを預けるために、早朝起きで二食分のお弁当を用意され、むしろそちらの方が大変だったと。
お母さんピアニストさん、頑張ってくださいね!
応援してますよ〜!>

 

 

 

〇10月26日(金) フルートあわせ @尾道

  

 

〇10月28日(日) フルート&ピアノ本番 @廿日市 別荘地

<いい空気を吸ってきました〜!

フルートのソロ9曲、
フルートデュオ2曲、
あと歌声喫茶状態。
(あ、もちろんピアノ伴奏です…)

美味しいものをいただいて、楽しくアンサンブルして、
素敵な日曜日。>

  

 

さて、今年もあと2か月。

つるべ落としの勢い・・・

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9月のコンサート他いろいろまとめて

2018年10月03日 22時57分00秒 | その他音楽

10月に入り、今年はあと4分の1となり、今年度については後半となりました。

1か月分のまとめですので(自分のFacebookからの転載・保存)、それなりに長いです。

お時間あって、かつもしご迷惑でなければお読みいただけると幸いです、

 

 

・新井さんの引退発表、と カープのリーグ三連覇(9月26日)

  

マジックがカウントされ始めてからが、ほんとに長かった~

 

・ジブリ展にも行きました(県立美術館。19日)

以下自分のFacebookより転載します。

<10時前に入ったのに、相当な人出。

8月に子供たちは観にきたのですが、私はチケットだけ買って帰宅。
やっと観ることができました。
テレビ等で宣伝されている、動く飛行船とか、ねこバスのイメージが強くて、お子様向けかと勘違い気味だったのですが、
実際は、
鈴木プロデュサーと糸井重里さんの、コピーをめぐるやりとり(てにをは、現在形過去形、というほんとに細かい一字レベルのことまで)、
企画から製作・宣伝・興行にいたる
緻密なスケジュール、

人類が空に羽ばたく歴史(昆虫や鳥の話から、飛行機開発の細かい過程まで)、
といったような、こちらから積極的に読まなければならない展示がほとんどで、
これはもう非常に勉強になりました。
・ポスター(チラシ)の空間割合や、字体、コピーの効果、
・企業とのタイアップ、
・常にヒットさせる努力、
こういう裏方あってのジブリなのだ、宮崎さんなんだ、と。>

 

・樹木希林さん亡くなる(9月15日)

 

以下、Facebook(9月22日)より

<昨晩の樹木希林さんの番組で一番驚いたのは、
希林さんが事務所に所属してなくて、
ファックスと留守電を一人でさばいているということだった。
安住アナの「出演料の交渉も自分でされるんですか?」の問いに、
「もちろんですよ。そこが一番おもしろいところじゃないですか?自分より適任者がいると思えばそちらを推しますし。」

不動産の価格に敏感で、
家の掃除もすべて自分で、
洋服のリフォームも自分で、
でも裕也さんとは離婚しない(笑)。
「あの人は私の重しだから」

重荷じゃなくて重しなんですよねえ。>

 

・最後の土日(29,30)は台風24号が吹き荒れ、関東のほうは夕方にはJRが早々に運転を止め、それに伴い街も店じまいということに。

こちらはそこまでではありませんでしたが、午後2時ごろ帰宅した際には、傘は差せず、服はずぶぬれでした。

 

 

さて、9月は6つのコンサートに行きました。

 

遠征したのは、14日福岡、22日の尾道、24日の岡山。

・14日福岡は小菅優さん

 

Facebook(9月15日)より

<昨夜は小菅優さんを聴きに福岡FFGホールまで行ってきました。

入り口まで下り階段、入り口からも下り階段、ホールに入ってからも下り階段…という、膝の悪い時には行きたくないぞ(しかもエスカレーター、エレベータ見当たらない)というホールでしたが(笑)、
演奏はさすが小菅さんで、
最初の方こそ「なんというテクニック!」と驚きましたが、
そのうち「完璧で当たり前」な耳になり、
火の鳥とかも難しい曲に全然聴こえない。

三部に分かれていて、一部と三部が茶のドレス、二部が真紅のドレス。
「さあこれから、火の物語を始めますよ〜」というチャイコフスキー、
レーガーの内省的な音、
リストのフーガ部分の面白さ、
ドビュッシーとスクリャービンの「正気(狂気?)スレスレ」、
リズムと熱と情念の渦巻くファリャ(それまでと同じ人の演奏とは思えないほどの雰囲気の違い)、
オーケストラを聴いてるようだけど、全然必死ではなく余裕の「火の鳥」、
…それぞれについて語るとそういう印象なんですが、
それはあくまでも「演奏」であり「音楽」の話。
深く残ったのは、小菅優さんの「思想」というか「哲学」。
これまで味わったことのないコンサートでした。>

 

・22日 尾道は、松本和将門下4人(大人2人子供2人)と、松本さんのシューマン「幻想曲」、松本さんとはな子さんのベートーヴェンの「スプリング」でした。

アットホームな喫茶店での演奏、打ち上げ共に毎年楽しみにしているイベントのひとつです。

 

・24日 岡山シンフォニーホールは5人の子供たちのコンチェルト(ヴァイオリン2人、ピアノ3人)と、松本さんのチャイコフスキーのコンチェルト。

出演者のひとり、ヴァイオリンの高校生が、友人が小さいころからずっと伴奏している子だということで、声かけてもらい、ついでに「松本先生ゲストですよ~」と。

「あ、ほんとだ」と(笑)。

 

Facebookより。

<大満足の岡山行きでした〜

前半の子供たちもそれぞれ良かったうえ、
松本さんのチャイコフスキーが圧巻でした。

ソロリサイタルとか室内楽は私自身でもプロデュースできるんですが、
コンチェルトはどうにもならないので、
これまでも、東京2回(ショパン、モーツァルト23番)、岡山(ラフマニノフ2番のゲネプロ)と遠征してます。
コンチェルト、押し出しの良さとアンサンブルの巧さで、ほんとに向いてると思うので、
もっと呼んであげてください〜(笑)。

いや、ほんと良かったです!
感動したのでサインもらいました(笑)。>

 

そして28日は、友人プロデュースのコンサートにスタッフとして参加。

・上原琢矢リサイタル

 

9月28日 Facebookより

<子供の頃から横山幸雄先生ひとすじのお弟子さんで、
今年の浜松国際ピアノコンクールのコンテスタントでもあり、
すでにオクタヴィアからCDも出ている21歳。

今日3時半に会場入りしたところ、ちょうど到着されたところだったようで、すぐに楽屋にご案内しました。
私、本番はもしかしたら聴けないかもしれないとリハーサルに潜入。単に指ならしするのでなく、ピアノのクセや音を調えていく感じが、すでにプロの演奏家。ピアノに向かう姿が実に自然で、こちらの方が安心感に包まれます。

息をするように紡ぎ出される音、
でも、ごーっと、あるときは底鳴りがし、
ある時は、さーっと、音のベールが漂う。
非常に整った美しい演奏でありながら、
あたたかい心臓を感じる、そんなピアノです。

なんとなくリパッティを思い出しました。>

 

9月29日Facebookより

<昨日の上原(かんばら)くんの演奏を聴いて以来、

ずっと考えてるんですが…

ちょうど彼は、私の子供世代で、
もちろん天性のものとか個性はあるにしても、
なんというか、あの世代独特の空気感はあるよな〜と。
少なくとも、昭和中期生まれとは、感覚も思考も方向性も違う。
違うんだけど、それがなにか新しいと同時に懐かしいというか、
大事なものを取り戻しつつあるというか…
今の学校とか教育、いろんなシステムのほうがそれに追いついてないのかもしれない。

もっと彼らの音を真摯に聴き、
「刺激・変化」ではなく、「醸成」によって生まれつつあるなにかを汲み取っていかなければならないような気がする。>

 

演奏のほうは、仕事6回、ボランティア1回でしたが、

ホール試奏会にも2回行きましたし、娘の体育祭はありましたし、

ヒマだと思っていたのに、振り返ってみると意外に忙しかったっぽい9月(笑)。

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2018年 8月 音楽系あれこれ

2018年08月31日 15時25分15秒 | 雑感

 

7月の豪雨災害のあと、この夏は「記録的な」「命の危険を感じるほどの」暑さとなり、

外での作業や運動はもちろんのこと、

室内にいても入院していても油断ならない、という大変な事態となりました。

 

気がつけば8月も31日。

今日は朝10時から、映画を観てきました。「フジコ・ヘミングの時間」

 

東京下北沢、京都、パリ、ベルリン、あとアメリカでしたか、それぞれの地に自宅を持ち、

自分好みの調度品(アンティークなものが多い)、絵画で居心地よく内装。

犬や猫と共に暮らし、

80をゆうに過ぎた今でも(おそらく80代半ば)、年齢問わず、性別問わず友人に恵まれ、

恋心も健在、

世界中で年間約60回のステージに立つ。

たぶん私の母と同年齢くらいなんですが、世界中を移動するだけでもすごい体力。

次はアフリカツアーだそうですし(驚)、音楽家以前に人間として頑健。

テレビ放送をきっかけにブレイクしたのが60代で、それから約20年。

一時のブームで終わらないどころか、今回のこの映画の上映期間もだんだん延びてるあたり、この方の魅力の底力かと。

趣味を追求したインテリアとともに、ブリュトナーやベーゼンドルファーというヨーロッパのピアノの音色が非常に印象に残りました。

 

さて、8月は上旬(1~16日)、6回も演奏会に出かけました。なんと2.6日に1回。

若い方々の演奏会、室内楽、コンチェルト等々あったのですが、

ネルソン・フレイレのブラームスのコンチェルトは、今のところ個人的には今年のヒット。

どれもいい演奏会で、充実の8月でした。

 

 

   

演奏の方は、8月25日(土)、

恒例の(市民参加の)リレーコンサートで、ショパンのプレリュード作品28から22~24番。

相変わらず、「……む、向いてない・・・」な感じのショパンですが、8年前に弾いたのよりはマシか(笑)。

毎年思うんですけど、このコンサート、いわゆる「上手な」演奏会を聴くより、はるかに面白いんです、飽きない。

やめられないです(笑)。

 

 

  

8月26日(日)は近所の地域交流サロン・デイサービスでの納涼会。

7月29日の予定でしたが台風で延期。

名曲コーナーということで、ざっくり持たされたのですが、サロンでやっている鍵盤ハーモニカサークルの曲、そのほかで、結局45分くらいになってしまいました。

だんだん協力してくれる友人も増えてきて、さながら小さい音楽会の様相。

 

<鍵盤ハーモニカ>
庭の千草
オクラホマミクサー
涙そうそう

<連弾・チェロ・リコーダー>
バッハ:ソナチネ

<マンドリン&ピアノ>
太陽がいっぱい
虹のかなたに

<チェロ&ピアノ>
エルガー:愛の挨拶
デ フェッシュ:ソナタ(1&2楽章)
チャイコフスキー:感傷的なワルツ
アルチュニアン:即興曲
サティ: ジュ・トゥ・ヴ


一曲以外はピアノ伴奏でしたが、その一曲というのはバッハのソナチネ。

アルトリコーダーを40年ぶりくらいに吹きました。変ホ長調で♭多くてそれなりに大変。

正直いうと、前日のショパンプレリュードより練習したかもです(笑)。

打ち上げは、手作りつまみに、ワイン2升と、

島耕作 獺祭(7月豪雨災害で獺祭の蔵が停電になり、その分の緊急出荷。山口出身の弘兼さんがラベル画を提供。すでに完売。売り上げは被災地に寄付されているようです)

 

さて、明日から9月。

今年も3分の2が終わりました。

 

 

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