~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

某発表会 つづき

2006年10月09日 14時28分51秒 | ピアノ
知り合いの音大生Yちゃんは、彼女が高校3年の時に初めてドビュッシーの「雨の庭」を聴かせていただいて以来、その柔らかであたたかい音楽作りに感じ入り、応援させていただいている。
今は地元の音大に進学しているが、大○国際コンクールで2年連続ファイナリストになるなど大活躍だ。

ここの門下ではないのだけど、発表会では、歌曲の伴奏にナレーションに合唱、そしてソロと八面六臂の活躍ぶりだ。
三部のソロ以前にすでに四つほど出番があり、疲れがでないだろうかと老婆心ながら気遣ってしまったが、ソロ演奏はそんな心配ご無用のすばらしいものだった。
リストの「リゴレットパラフレーズ」
ヴェールのような細かいパッセージ、たゆたう歌心、優雅でおしゃれでちょっと色っぽいフレージング、奏者のあたたかさ・・
前日は例のコンクールで同じくリストの「メフィストワルツ」を弾いたということだが、できればそちらも併せて聴いてみたかった。
それにしても音大に進学してからも、住宅事情等からアップライトを弾いていた彼女だが、どうしたらこんな軽やかな指さばきや微妙なペダリングが身につくのだろうか・・・。
いわゆる、弘法はナントカだろうか?


某発表会

2006年10月09日 13時35分36秒 | ピアノ
昨日、以前所属していたピアノ教室の発表会を聴きに行った。

ひとつには下の子に自分と同じような年齢の子が弾くのを見せたかったのと、ひとつには知り合いの音大生がリストを弾くというので、是非聴きたいと思ったからだ。

一部の終わりあたりから三部の始めあたり(これでも二時間以上)まで聴いた。

二部は例年連弾なのだが、今年はテーマが「動物」だったようで、プログラムの前半は「山の音楽家」「くまのプーさん」「こぎつね」などを親子(なぜかこの教室は父子が多い)で演奏し、後半は「海を見たくま」というナレーション付連弾を子供同士が次々とリレー方式で弾いた。曲の途中にナレーションが入る部分もあって、大変面白く聴かせていただいた。

そのあとは、休憩時にお父さん方が軍手姿で舞台に山台をしつらえたと思ったら、子供たち全員の合唱で「日本の四季」メドレー。
「ふるさと」や「こいのぼり」や「あーきのゆうひーにー」「なつもちーかづく はーちじゅうはちや」など(タイトルに自信ありません・・)が歌われた。半数近くの子供たちが浴衣を着ていてそれもかわいかった。

(つづく)