温泉逍遥

思いつきで巡った各地の温泉(主に日帰り温泉)を写真と共に紹介します。取り上げるのは原則的に源泉掛け流しの温泉です。

野沢温泉 横落の湯

2023年11月02日 | 長野県

(2022年6月訪問)
野沢温泉の共同浴場といえば大湯に代表されるような立派な木造湯屋建築が印象的ですが、肩ひじを張らず周辺の建物と同化しながらひっそりと佇む共同浴場もあります。今回取り上げる「横落の湯」もそんな浴場のひとつ。バスターミナル付近の十字路付近に位置しており、浴場がある建物を表通りから見るとインバウンド向けのお店が目立っているため、どこに浴場があるのかわかりませんが・・・


十字路から坂の下の方へまわってみると、出入口には浴場名が揮毫された扁額がかかっており、ここに至ってようやく共同浴場であることがわかります。


男女別の浴室には、他の共同浴場より若干大きなサイズの浴槽が一つずつ据えられています。黒い御影石の縁により、お風呂が引き締まって見えますね。お風呂そのものの造りは至って質素で、これは他の共同浴場と共通していますね。
引かれている源泉は丸釜・茹釜・竹挿し釜・下釜・御嶽の湯のミックス。つまり麻釜で湧出する源泉をメインにした混合泉ということでしょう。なお以前は茹釜と下釜の2源泉混合だったようですが、現在は上述の6源泉混合となっているようです。湯船のお湯は無色透明で、硫黄感がそこそこしっかり感じられます。ちょっぴり熱いけれども、その分シャキッとする爽快感も得られ、風呂上がりのさっぱり感もしっかり。いかにも野沢という感じの良いお湯です。

バスターミナルから最も近い共同浴場ですので、バスへ乗り込む直前にひとっ風呂浴びたくなったら、こちらを利用してみるのも良いかもしれません。私個人としては、こうした隠れキャラ的な目立たぬ存在の共同浴場に愛着を感じてしまいます。


丸釜・茹釜・竹挿し釜・下釜・御嶽の湯混合
含硫黄-ナトリウム・カルシウム-硫酸塩温泉 77.0℃ pH8.8 湧出量記載なし 溶存物質1.059g/kg 成分総計1.059g/kg
Na+:203.7mg(65.87mval%), Ca++:87.0mg(32.27mval%),
Cl-:86.5mg(17.02mval%), HS-:5.2mg, SO4--:529.0mg(76.78mval%), CO3--:15.0mg,
H2SiO3:104.1mg,
(2014年11月14日)

私の好み:★★+0.5

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