ドイツの技術者チームがこのほど、塩1粒ほどの大きさのカメラを作製した。これにより、画像検診や、秘密の監視活動の未来が変わるかもしれない。独シュツットガルト大学の研究チームは、3つのレンズを備えたカメラを3Dプリンターで作製、直径が毛髪2本分の光ファイバーの先端に取り付けた。
英科学誌「ネイチャー・フォトニクス」に発表した研究論文によると、こうした技術は、侵襲性を最小限に抑えた内視鏡としての活用も期待できるとされ、さらには、実質的に目に見えないセキュリティー向けの監視装置や、「自律視覚」を持つミニロボットなどにも搭載できる可能性があるという。
研究チームは、医療分野での重要な用途に適用できるほどの小型のレンズについて、従来の方法では技術的な限界から作製できないことを指摘しつつ、今回開発した3D印刷技法が「パラダイムシフト」を起こすかもしれないと説明する。
詳しい情報はこちら。
体内に注射できる極小カメラ、3Dプリンターで作製 独大学 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
光技術や光産業での情報交流フォーラム
エイトラムダフォーラム
http://www.e-lambdanet.com/8wdm/
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます