NECは4月7日、韓国大手通信事業者のKT Corporationと共同でスポーツ大会の会場となっているPhoenix Park Ski World(江原道平昌郡)においてKTの商用ネットワークを使い、70-80GHz(E-Band)帯域による無線伝送網での高速大容量伝送の実証実験に成功したと発表した。
KTは、2018年に5Gトライアルサービスの実現を目指しており、今回の実証実験は2015年8月に両社で締結された5Gネットワーク領域での協業に基づき実施。
KTは、光ファイバー網の敷設が困難なスキー場などの山岳部では、5Gネットワークの基地局間を繋ぐ伝送網として、E-Band帯域による無線伝送の導入を検討している。E-Band帯域は直進性が高く、大気による電波減衰の影響を受けにくいため、高速大容量伝送に適しているという。
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NEC、韓国KTと共同で5Gサービス実現に向け無線による高速大容量伝送実験 | マイナビニュース
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