光産業技術動向ブログ OITT

OITTとは、Optoelectronic Industry and Technology Trendの略称です。

2019年度光産業市場,5Gで情報通信が6年ぶり増加

2020年04月17日 | 通信市場


光産業技術振興協会は2019年度光産業全出荷額・国内生産額調査結果を発表した。それによると,2019年度の全出荷額は12兆8,469億円,国内生産額は6兆3,472億円になる見込みという。
今回の調査結果で特に好調を示したのが,情報通信分野で,6年ぶりにプラスの成長を見込んでおり,出荷額は5,158億円となった。2020年度は横ばいと予測している。特に5G関連需要が伸び,さらに海底ケーブルも堅調に推移したという。この結果は国内生産額にも表れており,こちらもプラス成長で,4,142億円を見込んでいる。
今回の調査では,新型コロナウイルスの影響を加味していないとしているが,全体調査の結果はそれほど大きく変動はないとする。また,2020年度予測についても新型コロナウイルスの影響は一過性のもので,その後の反動で市場は上向くのではないかという見方もある。しかしながら,米中貿易摩擦も懸念されていることから,光産業市場は分野によってはさらに下振れする可能性もあると指摘されている。


さらに概要を知りたい方は次の記事を見てください。
OPTRONICSのニュース
光技術や光産業の情報交流フォーラム
エイトラムダフォーラムhttp://www.e-lambdanet.com/8wdm/

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