光産業技術動向ブログ OITT

OITTとは、Optoelectronic Industry and Technology Trendの略称です。

量子コンピューターへ 世界最大級光回路 北大教授ら作成

2009年02月09日 | 企業情報
量子コンピューターへ 世界最大級の光回路 北大教授ら作成

 量子コンピューターの実現に一歩近づく世界最大規模の光回路を、北海道大の竹内繁樹教授らが作った。
光の状態を変化させるゲートと、光を干渉させる経路を四つずつ持ち、要素の数でこれまでの二倍の規模だという。

 量子コンピューターは、現在のスーパーコンピューターの十兆倍速く計算できる可能性を持ち、光回路はその有力候補。
しかし、回路を百万分の数ミリの精度に保つことが必要で大規模化が難しかった。竹内教授らは部品を減らすように回路設計を工夫。
鏡二枚、特定の状態の光だけ50%通す半透鏡二枚、光検出器二つだけに主要部品を絞り、大きいが高精度な回路を作った。

詳しくはこちら。
中日新聞:量子コンピューターへ 世界最大級の光回路 北大教授ら作成:科学(CHUNICHI Web)
http://www.chunichi.co.jp/article/technology/science/CK2009020302000133.html



エイトラムダフォーラム
http://www.e-lambdanet.com/8wdm/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする