新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

中仙地区の酒蔵巡り

2022-10-28 23:29:39 | 食文化

今回も週末接近でお客様も少なくなり、昼間の買い出しの際に少し寄り道して、大仙市北西部及び角館の酒蔵巡り。

最初に中仙にある鈴木酒造<酒銘・秀よし>から。ここは何度か来たことあるので、地図不要で到着。周辺を見ると、酒蔵の前の道の両側に水路があり、水藻が揺れて、この土地が水が豊かなことが判ります。ここも今は見学は要予約になっていますので、玄関前を撮影するだけで終了。

鈴木酒造の前の道を西に少し進むと同じ二日町内にもう一つあった初桜酒造(旧大野酒造)<酒銘・初桜>があります。ここは1896年(明治29)に初代大野養吉によって創業された酒蔵で、初桜は日清戦争の海戦での大勝利を賛辞してつけたとのこと。

戦時中の企業整備で操業工場となったが、その後一旦廃業、昭和26年に再び稼働し、初桜酒造として営業。平成3年(1992)に秋田市の秋田酒類製造<酒銘・高清水>が営業権を買収し、「高清水中仙蔵」として酒造りを続けたものの、秋田酒類製造の合理化にともない平成17年(2005)に契約解除となり、廃業したとのこと。ネットで調べたら、以前は軒下に立派な看板があったようですが、それは時の流れと共になくなり、立派な玄関と奥に立つ煙突だけが当時の面影を残していました。

近くにあった観光館案内図によると、この二日町には9軒の造り酒屋が明治初期にはあったそうですが、今は鈴木酒造一つになってしまいました。

大曲の街中を通り抜ける際、消防署では消防車のタイヤを冬タイヤに交換していました。当YHでもそろそろ交換する必要がありそうです。

のち


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