新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

美郷町/本堂城回(千畑)湧水群

2021-06-20 23:28:47 | 水関連

本日は、昨日急遽ビジネスBチームが撤収となりましたので、掃除と布団関係の洗濯でほぼ一日終わった感じです。

さて、先日の千畑ツアーで、千屋断層を見た後、県道の西側、田んぼの中に中屋敷遺跡を目指しました。目印は大清水と云う湧水。探すと地域の集会場の裏にありました。六郷の湧水群は知名度が高く、昭和の名水百選に選ばられていますが、ここ、千畑地区にもいくつかの湧水があります。ただ田んぼの真ん中に有ったりするので、知名度はまだ低く、以前調べようとした時も、湧水までの道が一部あぜ道だったりするので、断念しました。その後、時間が経ち、かなりこちらの湧水も整備が進んだようで、この大清水もしっかり公園らしくなっていました。

この湧水の近くには弥之助清水もあり、そこが中屋敷遺跡の端にあたるようです。こちらの湧水は規模も小さく、近くに遺跡の看板などはありませんでした。目当ての遺跡は見つからないものの、湧水の看板が整備され、さらに近くには野際清水があるとのこと。こちらは逆に駐車場やトイレまで整備されていてビックリ。

県道50号線をさらに北上し、古屋敷清水古清水とあり、犬っこ清水は民家の敷地内にあり、隣には鍾馗さんがありました。その先本堂城回地区に。道路には湧水の看板がいくつかありましたが、どうもここの湧水は民家の敷地内にあって、お邪魔します状態の場所が多いようでした。清水端の清水は道から見える場所にありました。戻って星山清水を探しに行くと、地域の集会場の駐車場脇。看板があり、ここは元々本堂城回小学校だったところとのこと。あとで聞けば昭和44年(1969)まであった千屋小学校本堂分校だった模様。

どうも看板や地図に載っていない湧水もこの周辺にはまだまだありそうですが、今回は遺跡探しがメインでしたので、今回の湧水巡りはこの辺で切り上げました。

のち

 

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美郷町/千屋断層

2021-06-19 23:23:01 | 観光地

本日、ビジネスのBチームが仕事の都合上急遽、宿泊終了となりました。これにより1階客室が空くことになりましたので、相部屋利用は未だに出来ませんから、従来通りとは言えませんが、少しは多くのお客様にご利用頂けることになりました。それでも今月は、閑散期と云うこともあり、一般の旅行のお客様は超閑散です。

さて、先日の千畑ツアーでは、ラベンダー園、一丈木遺跡を見て、次に遺跡から少しのところにある千屋断層にも立ち寄り。大曲に移り住んですぐに、この存在は知りましたが、見に来ることはありませんでした。

明治29年(1896)に発生したマグニチュード7.2、震度6の陸羽地震の震源となった活断層のひとつで、南北に約40km続き、山側が平野側に対して「のし上げる」逆断層であり、垂直落差はこの地区で最大3.5mに達し、平成4年(1992)に国の天然記念物に指定されたとのこと。

ここも草刈りが行われ、見やすくはなっていましたが、知らなければただの段差。近くの坂本東嶽邸が断層学習館になっているとのことですが、入館料300円は高くないか?!ということで早々に移動。

のち

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ネギ畝間の雑草処理

2021-06-18 23:52:32 | 畑・工作

今朝は畑の雑草処理を緊急対処。

ほぼ1か月前に、右半分だけやって、左半分は2週間前に処理したのですが、右半分は雑草の草原状態。これ以上成長してしまうと、耕運機での対処が厳しくなり、手作業を余儀なくされます。

耕運機を引っ張り出して、耕すことで雑草を鋤き込みます。問題の右半分とその隣のネギ畝間を40分で処理で来たので、勢いで左半分も耕しなおし。合わせて予想通り1時間で耕し終わりました。1か月であの状態でしたので、次も1か月後、7月中旬にはまた同じ作業をする必要がありそうですが、草刈り機や手作業よりは体への負担は少なくて済みそうです。

時々

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美郷町/(縄文)一丈木遺跡

2021-06-17 23:47:24 | 秋田古代史

昨日は千畑のラベンダーをチェックした後は、千畑地区で今まで話には聞いていたものの、なかなか行くことが出来なかった場所をウロウロ。ラベンダー畑近くにある一丈木公園。ここに縄文の遺跡(集落跡)があるとのことでチェック。

一丈木遺跡は県道50号線の脇、県道を挟んで一丈木公園と隣り合わせにあり、縄文中期の集落跡(竪穴住居跡)や屋外炉、焼土遺構、土器埋設遺構、配石遺構などが発見され、縄文土器(前期~後期)や石器など多くの遺品が発見されています。秋田県史跡に指定されています。

数日前に下草刈りをしたようで歩きやすかったのですが、車道から数分入った遺跡はただの草むら。中心部に何やら掘ったような跡がありましたが、まさか当時のものではないでしょう。後で調べたら、2010年頃にはここに縄文式竪穴住居を復元して、いかにもという公園にしていたようですが、その後メンテなどが出来ず、積雪で倒壊してしまい、今はその基礎のような穴の部分だけ残っているようでした。

出土品は美郷町歴史民俗資料館で見ることが出来ます(入館有料)。

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美郷町/ラベンダー園 

2021-06-16 23:16:00 | 観光地

これまでの出不精を改めるべく、少しずつ近くをウロウロするようにしています。今日は少し時間が取れたので、そろそろタイミング的にいいかもしれない美郷町(千畑)のラベンダー園に。

従来なら先週末からラベンダー祭りとして、屋台が出たり、摘み取り体験などのイベントがあるのですが、今年は昨年同様、祭りは中止。それでも花は咲くため、見るのは勝手とのことです。

イベントなどのない平日の朝9時前ということもあり、貸切状態。事前にまだ少し早いと聞いていましたが、早咲きの紫系の株は漸く開花で色づき始め、固有種の白系ラベンダー「美郷雪華」はあと一週間ほどすると見頃になりそうでした。

また入口に掲示がありましたが、昨年夏の豪雨で大きな被害を受けて、大規模な植え直しを行ったとのことで、敷地内の1/3が新しいマルチ(農業用ビニール)に小さなラベンダーの株が植わっており、こちらは見事な畑になるのに数年かかりそうな感じでした。

それでも畑に入ると、フワッとラベンダーの匂いに包まれる感じで、非常に贅沢でリラックスした雰囲気に包まれました。

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美郷町/(縄文)石名館遺跡、近場の遺跡

2021-06-15 23:06:37 | 秋田古代史

買い出しでよく行く国道13号沿いのイオン。その道中、飯詰駅とサテライト六郷の中間地点程の道沿いにある石名館(いしなだて)遺跡。昭和58年(1983)に六郷の街中や泉南地区から追分に流れる上総川の排水路整備工事の際に本格調査が行われた遺跡で、発見は明治30年(1897)前後、昭和初期にも本格調査が行われたとのこと。

(美郷町歴史民俗資料館展示)

昭和58年の報告書では、縄文後期から晩期の遺跡と、平安中期(9世紀後半頃)の出土品があり、その時代に生活が営まれていたと考えられるという。ただその時の発掘作業は水路部分だけで、私有地(住宅)部分の発掘調査は行われなかった(行えなかった)ため、一部だけの調査となり、水路の工期の関係で真冬の吹雪の中でも発掘作業を行わざるを得なかったため、バーナーで氷結土を溶かしての作業だったと報告書に書かれています。(参照・石名館遺跡第二次発掘調査報告書 1986年、秋田県教育委員会)

(美郷町歴史民俗資料館)

遺跡からは縄文の土器、石器、土偶の一部などの出土品や土坑、土器埋設遺構、溝状遺構などが発見されたとのこと。出土品の一部は美郷町歴史民俗資料館に展示されており、見ることが出来ます(有料)。

ちなみに現地付近は、数年前に工場が火災で全焼し、そのままの状態で放置されており、入口に白い標柱がありますが、劣化して書かれている説明は読めない状態です。その場に立って、その時代をかってに妄想するばかりです。

のち

 

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待つのも仕事

2021-06-14 23:03:56 | 経営

関東は梅雨入りになり、本日は横手から湯沢に掛けて、午後スコール状態の大雨で、一部では竜巻のような強風で建物に被害が出たとのこと。今月になり雨の季節のはずですが、今年は雨が少なく、夕方に度々畑に水撒き出動を余儀なくされています。雨が降ればそれもお休みできるので、今日は少し期待したのですが、ここ大曲ではほんの僅か降っただけで期待外れでした。

さて、今年もビジネスのお客様(Aチーム)が来てから早2か月。別(B)チームが始まって2週間が経ち、引き続きビジネス宿状態になっています。Bチームは時間が不確定なので、今回は素泊まり。Aチームは朝晩きっちり時間通りの生活。そうした中で、一番多くの時間を割く仕事は「待つこと」かもしれません。

それでも一般の旅行のお客様よりは連泊の分、生活リズムがわかっているので、時間が読めますが、それでも夜は風呂が全員終わった段階で、浴室換気や電気水道のチェックが必要ですし、お客様の就寝後に廊下の電気を消したりと、待つことになります。一般のお客様ですと、これに到着時の待ち時間も入るため、実は拘束時間が長い仕事だったりします。

のち一時

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美郷町/道の駅・美郷、飯詰円型分水工

2021-06-13 23:55:44 | 水関連

昨日の買い出しの際に清水川遊歩道を見たついでに、改修工事を終えた仙南の道の駅に寄り道。以前は「道の駅・雁の里・仙南」という名称でしたが、今回の改修で「道の駅・美郷」と変ったようです。北側の案内所には観光案内所が出来て、人が常駐するようになったようです。また町内の店や観光地をカードにして、一部割引もついていました。トイレも中は綺麗になりました。南側の店舗側が大規模改修となり、食堂もかなり本格的に大きなものになったようです。直売コーナーでは、この時期ですのでワラビが山積みになっていました。

道の駅からの帰路、少し山側にある飯詰(円型)分水工にも寄り道。お客様の一部には、あったか山に温泉ツアーの際には途中にある関田分水工をご紹介したことがありますが、そこの案内板に近くにもう一カ所あるとの表示はありましたが、そちらは場所がわかりにくかったこともあって、行ったことがありませんでした。今回、ひょんなことからその場所が分かったため、本日視察。

円型分水工とは、農業用水の幹線水路の水を複数の支線水路に所定の比率で分水するための装置。 昔は水の取り合いで喧嘩になることもあったとのことで、それを話し合いで決めて、見てわかるように分けられる装置とも云えます。

飯詰分水工は、関田分水工で分けられた飯詰幹線水路の水を再度この場所で3カ所に分けるための装置。関田は7分割しており、ここは少し規模は小さいですが、田んぼの真ん中にポツンとあり、親子分水工のひとつとしては面白いものです。

のち一時

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美郷町/清水川遊歩道・(縄文)小出遺跡(?)

2021-06-12 23:49:50 | 秋田古代史

今日は買い出しのついでに隣の美郷町で遺跡探し。国道13号線のタカヤナギ美郷配送センターの裏にある天神堂小出(おいで)という場所。ここには縄文中期の遺跡があった所で、標柱でもあるだろうかと、ダメ元で寄ってみました。国道から西に入った場所に小さな駐車場があり、何かの看板もあり、遺跡??と思いましたが、近づいてみると美郷町の湧水関係の表示で、清水川遊歩道とありました。隣にはかつて秋篠宮殿下も来られたとのこと。

ここも幸いにも数日前に草刈りを行ったようで、遊歩道は遊歩道になっており、隣に涼し気に流れる清水川を見ることが出来ました。六郷地区には多くの湧水がありますが、国道13号線の西側にある湧水はごく僅か。目的とは異なってしまいましたが、これはこれで良しと。その目的の小出遺跡は、その形跡はわかりませんでした。たぶんこれから幾つか廻るだろう遺跡の多くが、こんな感じで田んぼや畑を見ることになりそうです。

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暑さ、寒さが理由?

2021-06-11 23:43:06 | 畑・工作

(ジャガイモ畝)

5月には新型コロナの感染者が秋田県ではそれまでに比べて。少し多めに出ましたが、6月に入り沈静化の動きが見えて来て、数日に一人、ポツンと従来のクラスター関連で出る程度に落ち着き始めています。このため、秋田県では秋田市での独自警戒レベルをそれまでの4から3に一段階引き下げました。とはいえ、従来通り県外との不要不急の往来は控えるように、とのコメントが出ています。

さて本日は、隣の横手市で34.6℃の最高気温を記録し、日本で今日の最も高い気温を記録した街のひとつになりました。ここ大仙市でも34.3℃と暑さ爆発。それでも朝は17.7℃まで下がっており、昼さえ凌げば、朝晩の涼しさで何とか、という感じですが、確実に体力が削り取られている気がします。

(枝豆畝?)

一週間ほど放置状態の畑では、ジャガイモとトマト、シシトウは順調のようですが、今年は枝豆とナスの様子がいつもと違うようです。どうも植え付けた5月の気温がいつもより低めであったのが理由のようで、枝豆は発芽率が2割ほど。ナスはそろそろ大きな葉を3~4段広げ始めるのですが、今年は植え付けた時とそんなに変わらない感じです。この夏も新型コロナの影響でお客様は多くは望めない可能性が出てきているので、このままでもいいかな?とも思っているのですが、枝豆はその後も使うため、新たに植え付けを行うか、迷っています。3か月ほど収穫までかかりますので、タイムリミットは今月中旬頃。そろそろ決断しないといけないようです。

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