新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

美郷町/(縄文)飯詰竪穴群

2021-06-10 23:03:26 | 秋田古代史

先週末に出かけて、人が多すぎて断念した美郷町の南、雁の里・山本公園に本日買い出しのついでに立ち寄ってきました。ここには縄文中期から晩期にかけての集落跡が見つかり、飯詰竪穴群として秋田県指定史跡となっています。大正12年(1923)に地元の豪農が山本公園を造成中に発見し、その後の発掘調査で4~5千年前の狩猟民族が居住した跡と確認されたとのこと。

キャンプ場駐車場の案内地図で近くまで道があるようでしたが、車で行けるかわからなかったので、キャンプ場受付の方に聞いてみると、未舗装ながら車OKで、公園名物の太鼓橋の近くで駐車スペースもあるとのこと。ただし、草刈りをしていないため、行っても草むらで何が何だかわからないよ、とのアドバイス。

実際に行ってみると、看板はあるものの、云われたように草ボーボーで、起伏が少しあるのはわかりましたが、どれが竪穴跡なのかは不明。せっかくなので太鼓橋をいつもとは反対側から写真を撮って撤退となりました。

大曲に来て16年目で、当YH近くの遺跡に初めて行く形となりましたが、春の雪解け後や秋の下草が枯れた時期-すなわち廃鉱山探しと同じ時期-に来てみないと、状況はわからないようでした。

公園隣の集落にも縄文晩期の土器が出た十二牲(じゅうにしょう)遺跡とされる場所がありましたが、ただの草地・果樹園となっており、標柱もありませんでした。(奥の小山は古墳ではありません。)

 

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