空いている時間は、引き続き秋田の古代史のお勉強をしたりしています。便利な世の中で、いちいち本で調べなくともネットでいろいろ勉強ができるようになりました。しかし、ここで問題なのが、いつその資料が書かれたか、です。以前廃業ユースホステルを調べた時、現状を見るのにgoogleのストリートビューを使いましたが、それもいつ撮影されたものかがわかるものと、わからないものがあり、直近の変化をお客様から教えて頂いたこともありました。
古代史を調べてみると、時代によって基本的な考え方が大きく変わったり、技術の進歩でそれまでの説が覆されたりというものがあります。例えば地層時代の「第四紀」は人類の時代とも呼ばれ、かつては人類誕生が180万年前だったことから、そこから始まったとされていましたが、2010年にはホモ・ハピリスという原人が誕生した258万年からと、その定義が国際地質化学連合により変更されています。
また2000年には東北を中心として、北海道から関東、中部地方を含む遺跡で捏造事件が発覚し、それまでの20年間の調査がほぼ全て白紙とされました。このため、資料が2000年より前のものと、後のものでは書かれ方が大きく異なりますし、知らないで資料を使うと、後で取り消しになった遺跡を扱ってしまう可能性があります。
これらのために、資料を見る前に、その記事がいつ書かれたかを見るようにしていますが、ネット記事には記事の記載日時が書かれていないものも多く、日にちだけで「年」の記載がないものもあります。アナログながらも書籍であれば、一番最後に出版年月が記載されていますので、そういう面では安心して使えるとも云えます。
時々