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新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

東日本巨大地震、発生当日

2011-03-11 23:29:52 | 経営


本日の午後、ご存知の大地震発生。お陰さまで、当YHでは、お客様を含め人的にも建物設備でも被害はありませんでした。メール、お電話頂いた多くの方々、ありがとうございました。

さて、地震ですが、ここ大曲では震度5強で、5分以上も揺れが続き、その後おさまっても激しい余震が1時間以上続きました。また外では山の方から、ゴーゴーという変な音が度々聞こえてきました。直後に停電。水道も一時止まりましたが、水はすぐに復旧。長期滞在のお客さんも、工場の操業が止まったので、午後4時過ぎにはご帰還。ということで、電気のない中で、やることは、明かり、暖房、食事の確保。

暖房は、移り住んできた時に、前の住人さんが残していった電気を使わないクラッシックな灯油ストーブを、一つだけ残しておいたので、それを物置から引っ張り出し、危険を承知で、中に入っていた10年前の灯油で着火。冬に停電になったらと取って置いて良かったと。次には、灯油の補充のためのポリタンクと給油ポンプを納屋から調達。

明かりは、懐中電灯をかき集め、電池を探して確保。食事も、陽が落ちる前に、ボンベのコンロで作れる鍋をある具材で準備。米はガス釜があるので炊けるけど、保存が出来ないので、韓国風に鍋にインスタントラーメンを入れる方法で完成。

長期滞在のお客様たちは、会社から「力水」と称して一升瓶を持って帰り、夕方5時過ぎから宴会開始。夕食は、19時頃に懐中電灯の明かりの元で皆でなかよく食べました。その後は懐中電灯の明かりの中で、11時頃までお話。寝室はストーブもコタツも消えて、冷え込んでしまい、布団に入っても手足が冷え込み、更に度重なる余震でなかなか眠れませんでした。 (3/12記)

時々
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