壬生の政局やいかに…

真の民主主義町政を求めて…

「政治なんて関係ない」は、ダメです。

2012-08-05 20:51:52 | Weblog

あいさつ回りでの出来事です。ドアベルを押した瞬間よぎった、「ここの奥さん難しいヒトだったような…」。案の定、その表情はより曇っていました。私と判ると、「ちょっとおちあいさん、何で安塚駅の駐輪場が、有料になったの!私たち自転車しか乗れない人間にとって、電車賃+100円(駐輪代)は大きいのよ!!」とまくし立ててきました。「そのことですか」とことわる私。これは、12月議会で可決された「壬生町自転車等駐輪場設置、管理及び使用条例の制定について」の条例=「平成24年4月1日から東武線安塚駅西口広場隣接の自転車駐輪場を、有料駐車場として管理するもの」という内容のものです。町長による提案理由では、「有料のおもちゃのまち駅を除く3駅周辺は、放置自転車が多く、地域自治会の方々が苦慮している。ついては、有料にすることでそれを回避すること、また、協働のまちづくりの一環でもある」との説明がありました。質疑の中で私は、「自転車しか交通手段のない人の、負担はどうなるのか。まず、“自転車=放置される厄介モノ”との決めつけはおかしい。ついでに、それが“協働のまちづくりの一環”というのもおかしい」と、結局、佐藤善光議員と私だけ反対しました。それを知った関係各位から、お叱りも受けましたが…。彼女にそう説明すると、「議員さんはお金持ちだから、100円の出費なんてどうでもいいのね」と、怒りが収まらない様子。「奥さん、残念ながら私は金持ちではありませんし、年間500キロ以上自転車に乗っています。100円がどうでもいいなんて、ついぞ思ったことがありません」と、少しだけ抗って、お宅を後にしました。そして今日、住宅地の一軒を訪ねると、いかにも「オモテに出たくねぇなぁ」という顔をした60歳くらいの男性が。自身の案内を差し出すと、「オレ、政治は関係ないから」と、こうです。そこからは納まりがつきませんでした。「ダンナさん、政治に無関心でいられても、無関係ではいられない。アナタの地域生活のほとんどを、政治が決めている、そのことだけは理解して下さい」--。「まったく、いい歳して」は、かみ殺しました。「政治なんて関係ない」は、ダメです。