壬生の政局やいかに…

真の民主主義町政を求めて…

反権力の巨人

2009-09-10 11:34:20 | Weblog
先日、連合栃木主催の講演会が行われました。講師は政治評論家の森田実氏――言わずと知れた石森久嗣・衆議院議員の、義理の叔父上です。冒頭、「久嗣が大変お世話になりました。また、早速呼んで戴きありがとうございます」と深々と頭を下げられていました。『新政権に向けて期待するもの』と題した講演では、4年前の郵政選挙前「小泉が衆議院を解散するのは憲法違反だ」と糾弾したところ、首相官邸からの猛攻撃に遭い、マスコミに干され、一時「死んだのでは?」との噂が立ち、関西での仕事に甘んじながらも、アメリカ追従主義に埋没する日本を危惧し、論戦を張ってこられた経緯を、感慨深そうに語られていました。権力に屈することのない、まさに巨人です。自民党が底割れした結果については、「責任力を口にする前に、まずは反省力」とし、「おごる平家は久しからず。弱者切捨てで、国民の怒りを買った」とばっさり。麻生(前)総理の学習院大時代の口癖が「下々の諸君」だったこと、依頼された原稿にも関わらず、日本で一番偉いと思っているY新聞社主に大きく手を入れられたことなどを交え、最後に“政権を獲った以上、全国民のすべての苦悩を背負って立つ覚悟が必要”と指摘。あっという間に時間は過ぎてゆきました。壬生町では“おごる何某”を一掃仕切れなかった結果、敬老の集いで「選挙ではお世話になり、壬生の面目を保つことができました」との、町長の不適切発言を許すことになりました。いや、許しません。いよいよ9月議会も開会します。下野した一党一派を偏重する姿勢を、森田氏よろしく厳しく糾弾して参ります。

一騎当千の『政権交代号』

2009-09-04 16:41:50 | Weblog
いよいよブログの再開です。選挙では、たくさんの方々にご厚情を戴きました。改めて御礼申し上げます。結果としては、相手の本丸=壬生町で2千票近く水をあけられ、自民党勢力を追い出すには至りませんでした。事務局を預かった私自身、悔いを感じています。「落合さん、頑張ったね」「壬生であれだけ獲れたんだから」との励ましに、何とか救われています。“自分の選挙”と決めた以上、泣き言は言わないつもりで持てる力を出し切りました。生涯で最高に日にも焼けました。それを支えてくれたのが『政権交代号』です。何てことはない、シールを貼っただけの2万円の自転車です。でも選挙期間中、毎日20~30キロの激しい使用に耐え、稲葉・藤井の厳しいエリアに「誠記、行くぞ」と言わんばかりにボクをいざなってくれました。それはまるで“一騎当千”と謳われた、関羽雲長が駆った赤兎馬のようです。政権交代というひとつの目的は果たしました。しかしまだ道半ばであることは、お分かりかと存じます。“燃える闘魂=おちあい誠記”“褐色の弾丸=おちあい誠記”“鬼の副長=おちあい誠記”――自分勝手にニックネームをつけて自身を奮い立たせる日々は、これからも続きます。『政権交代号』にまたがったおちあいがお邪魔した際は、どうぞよろしくお願いします。