壬生の政局やいかに…

真の民主主義町政を求めて…

震災がれきの広域処理について

2013-03-30 16:20:07 | Weblog

昨日の議員全員協議会で、執行部から「平成25年度の災害廃棄物広域処理業務」について報告が。壬生町では、宮城県多賀城市で発生した木くずを受け入れ、24年度は月110トンのペースでこれまで336トンを処理してきました。今般、同市が早期の処理完了を目的に、一部の木くずをバイオマス燃料として搬出したことなどにより、本町における受け入れ予定は当初の1,700トンから半減し、早ければ来年夏ごろには受け入れが終了する、とのことでした。「今後とも、県と一体となって安全性の確保及び迅速かつ円滑な処理に全力で取り組み、早期の処理完了を目指して参ります」。――それはその通りとして、「次の復興メニューを早期に発掘しなくてはとなぜ思わないのか」、私たちボランティアはつい考えてしまいます。中学校の卒業式で町長が、「壬生町は、被災地のがれきを受け入れ処理をしている」と話したことを受け、「中学生には、あまりに唐突だった」と評する意見同様、私もどちらかというと違和感を覚えました。町のそれまでの震災復興支援の対応の遅さに、やきもきしながら幾度となく苦言を呈してきた私とって、これから先の、次のその次の一手をどうするか、そここそが重要だからです。4月1日付で多賀城市に職員を一人派遣するので、支援もひとまずは継続するわけですが、これもあまり居丈高な姿勢は、止めたほうが良さそうです。「人的支援はどうしたと、おちあいが言ったから」なんて、ね…。


「4年に一度」じゃ…

2013-03-29 23:02:43 | Weblog

地元自治会の総会に参加しました。獨協医大に達する、通称“インター北通り”がまもなく許容開始になるにあたって、「地元に資する否か」の言及がありました。同線は、私の初当選以来11年の時を経て、ようやく完成を見ることができました。地権者の方々の理解を得るための非常な努力に、改めて感謝申し上げます。が、地元はそうではありません。もともと同線は、獨協医大との関係性とのなかで浮上した“陳情道路”でした。本当に様々な紆余曲折あるなかで、「おちあいは、許容開始に至るプロセスを明らかにしてきたか」、さらに「4年に1度、自治会を回って意見集約するだけでは」との意見が、漏れ聞こえてきています。自治会のことは自治会で決める、その中でお手伝いできるものを選択し、自分なりにやってきたつもりです。「4年に1度」は、ヒドイなぁ~。


“変節”について思う春…

2013-03-29 22:27:22 | Weblog

昼間、やたらと暑いほどの気候になったかと思うと、夜は花冷えの小雨に見舞われる、“変節”の時期にひと言。安倍政権の目玉のひとつである“道州制”については、私も壬生町3月議会で言及致しました。思い起こせば11年前、壬生町議に初当選した際のテーマが、くしくも“市町村合併”でした。当時、小泉純一郎首相による三位一体改革=税源移譲&地方交付税の減額&ひもつき補助金の廃止の受け皿こそが市町村合併であるとの定義の中、壬生町も宇都宮地域の合併法定協議会に参加するべく、私も事務局長として署名集めに奔走しました。結果、法定得票の600を超える6000の署名を集めるものの、事務局である私の落ち度で法定協参加は叶いませんでした。今となって思い起こしてみると、それが自民党=小泉型の規制改革の片棒を担いだ、しかしあまたの既得権益者はそれを良しとしなかった、つまり私たち合併推進派は、見事に梯子をはずされたわけです。ある議員は当時、「合併しても、壬生の独自性を失わせず」と主張していましたが、現在は「合併せずに、壬生の独自性を守る」そうです。大義なき“道州制”に抗う権利を有しているのは、むしろ我々であるとの自負を感じています。“推進”から“反対”に変節したその時点で、自己の中で様々な齟齬が起きているのではないか推測しますが、余計なことですね。


最後の政務調査費

2013-03-28 09:46:42 | Weblog

24年度の政務調査費の収支報告書を作成しております。来年から政務活動費となるので、この名称での報告は最後となります。月1万円=年間12万円が高いか安いか、様々な判断があるかと思いますが、以前、先輩の宇都宮市議から、「宇都宮は月15万円だけど、議員のすべてがおちあいの15倍活動してるわけがあんめぃ!?」との発言がありました。多分、先輩は、「おちあいがしっかり活動している」と言って下さったんだと思います。というわけでで明日、今年度最後の調査研究である、PHP総研の政策力アップ講座をの4回目を受講してまいります。PHP総研は故松下幸之助氏が設立した政策シンクタンクで、これまで事業仕分けや公共施設マネジメント、行政イノベーション等テーマについて受講しました。明日は「「韓国の事例にみるネット選挙と電子民主主義」――テーマを聞いただけで興味がソソられます。あっ、来年からの政務活動費の取り扱いマニュアルでは、旅費のうちの宿泊料=1泊2食について、東京や大阪の都市部が13,100円、その他11,800円となっています。それだけあれば、豪遊とまではいかないにせよ、結構な宿に泊まれると思いますが…。もちろん、政務調査費のみに頼らない、様々な研修も必要と思います。議員有志からは、「鳥取砂丘が見たい」とのオーダーが。民主党青年委員会のネットワークを駆使し、3期目最後の政務活動も、より活発にやってまいります。


震災復興は大胆かつ柔軟に

2013-03-25 21:24:07 | Weblog

明日は、ボランティア「頑張り隊」の活動日です。夕方、高橋清美隊長と打ち合わせを。メニューとして、民家の泥出し土嚢の運搬を、2班に分けて行うそうです。話のなかで高橋隊長から、「石巻魚市場が風評被害でダメージを受けている」と伺いました。何でも、「ワカメやホタテが風評被害で振るわない」と、テレビで放映されていたとのこと。隊長のアンテナの高さ(テレビだけに…)の感銘を受けながら、氏の提案に耳を傾けました。「おちあいさん、明日時間があったら、石巻魚市場に行きませんか!?下野市の“天評の花まつり”に出店して、地元の特産品を販売してもらえれば、そう思ってるんです」。――素晴らしいアイデアです。ソメイヨシノは早くても、同地の八重桜やツツジであればゴールデン・ウィークまでもつかもしれません。そこで石巻の海産物を販売する、これは誰もが喜ぶに違いありません。念のため高橋隊長に「ところで、下野市側に打診は?」と聞いてみると、「まだ。テレビを視て、やれればいいなと思って」との答えが。対する私は、「それとなく、仲間の下野市議に話はしておきます」と…。隊長の大胆かつ柔軟な姿勢に、いつもながら変に納得する副隊長=おちあいでした!


闘う幹事長に

2013-03-24 20:51:40 | Weblog

昨日の県連大会で、副幹事長に再任されました。同職は、基本総支部幹事長が就任します。思えば、元4区総支部長の離党からはじまり、その秘書だった県議=4区幹事長の後任として、昨年8月私が拝命することとなりました。以来、惨敗の衆院選もそうですが、苦難の道のりが続いています。とりわけ、旧4区総支部のネガティブな(極端な表現でスミマセン)慣習が、抜けないトゲのように残っている、そのことに辟易しています。先日も、元総支部長の秘書だった人物から「真岡市議補選に出たい。ついては、民主党の推薦を」との申し出に、様々に検討したものの、参院選の全面協力&党員議員orサポーター議員としての参画を提示したところ、「今回はムリ」との返事が。「同志を増やす」という当面の目途が叶わなかった結果ではありますが、参院選比例候補の元ボスへを切れなかった彼の心中を察すれば、いたし方なかったのかも…。イカンです!いま望まれるのは、闘う幹事長のはず。いかなる時でも平常心をもって、党&4区総支部の益にもとる案件については、泰然自若の姿勢で臨まなければ。そう言いつつ、自分を鼓舞する夜も更けていきます。

 


どうしたら、同志を…

2013-03-24 13:08:59 | Weblog

べつにシャレではございません。昨日の県連大会でも「参院選の勝利、そして来る統一地方選に向け仲間を」と、同様な発言が飛び交いました。思えば2年前の統一地方選、民主党県連は民主塾々生を中心に、何人かの候補者を擁立しました。結果、新人の当選は皆無というか、2万人規模の自治体で300票も獲れないという事態にまで埋没してしまいました。この件については、「300も獲れない人材をなぜ擁立したのか」という意見、そして「公認した以上もっと票が出るよう支援すべき」という意見と、真っ二つに分かれました。いずれにしても、地方議会に同志を増やす=候補者を当選させるための方策については、もっと々錬成を重ねなくてはならないこと、これは火を見るより明らかです。本来その受け皿にならなければいけない県連青年委員会も、結成からの不動のゴレンジャーの一人が、一身上の都合により去りました。残念ですが、去る者を追う余裕はありません。まずは、先進の他都道府県連に倣い、青年委員会が主体となり、ふさわしい人材を発掘、ともに研鑽を積むことからはじめてまいります。50歳過ぎて青年委員長はありえないので、残された2年で何とか。

 


まずは、まちかど文庫から

2013-03-22 14:58:43 | Weblog

平成25年度壬生町一般会計予算決議ほか7つの特別会計予算決議が可決され、先ほど壬生町議会が閉会しました。以前触れたとおり、まちかど文庫の予算429万円がこれで締結されたわけですが、様々に課題が残ったことも事実です。事業費のうち390万円以上が県産材を使った農政課サイドの補助事業で、中学生までを対象にした2,500冊の蔵書、貸出の人数配置は公民館長ほか従来の2名で対応ということでした。「ハコはシンプルでいいから、その分蔵書の充実を」と考えていた矢先、ちょっと違うかな、と。また、「基本室内利用(読書)のみで、貸与は希望があれば」というところも、何となく…。――所管の我が教育民生常任委員会を傍聴していた同僚議員から、「おちあいさん、まちかど文庫、私たちでもっとより良いものにしていきましょう」と励ましをもらいました。そう、まずは、よくぞここまでたどり着いたと思わないと。多くの町民に愛されるまちかど文庫にしていくために、これから頑張ります!


続・町長の政治姿勢を問う

2013-03-18 18:05:56 | Weblog

壬生町議会一般質問の2件目「町長の政治姿勢を問う」では、夏の参院選の対応についても言及しました。県内町長の有志の大多数が高根沢町長を支援する方向を固めた、その有志の大多数のうちの一人として見なして良いのか、自民党の公認候補予定者となった高橋克法氏を、実際に応援するのか――。小菅町長は、高橋氏について「その発言等感銘を受ける部分が多く、何より町長として15年間の実績があり、応援したい」と、みじんの躊躇もなく答弁していました。再質問において、「自民党の候補者だからではなく、首長の先輩or同僚としての支援か」との確認を。「地方自治を知る高橋氏だからこそ、応援したい」と繰り返す町長に対し、「宇都宮市議を2期、栃木県議を4期、参議院議員としてもうすぐ12年、地方自治を熟知し、地方の――とりわけ障がい者等弱者の声を国政に届け続けてきたのは、谷ひろゆきさんだということを、お忘れなく」と、私なりの抵抗を。自民党よりの数多の首長も、以前であれば大手を振って特定候補を応援するとは言わなかったハズ。勝ち馬に乗るような、何でもアリの状況を払底するためにも、来る参院選でリベンジを果たさねば!


町長の政治姿勢を問う

2013-03-14 22:26:38 | Weblog

予告通り、壬生町議会一般質問に登壇しました。3件の質問のうち「町長の政治姿勢を問う」では、道州制、省庁詣でによる陳情への回帰、高根沢町長が出馬予定の参院選への対応の、3点について質問を。自民党の道州制推進本部が同基本法を今国会に提出する方針が報じられ、日本維新の会の橋下大阪市長も賛同を示すなか、「人口5万人で壬生市政」を目指す本町の向かうところを標榜すべきだ、との主張でした。最初に町長から「おちあい議員は、道州制推進派?」と小声で聞かれたので、「反問権に応じるわけにはいきません」とキッパリと。そののちの答弁では「全国町村長会でも住民自治の埋没を招くとして“反対”の意向であり、国民的議論で世論をつくっていく」との発言。私的に賛成か否かは、高支持率を後ろ盾に、TPPをはじめ「すべて呑め」といわんばかりの、安倍さんの居丈高な姿勢ばかりが鼻に着くうちは何とも…。それから、町長は「民主党政権では推進の姿勢云々」との言及がありましたが、前政権は震災対応等でそれどころではなかったことを、改めて明記しておきます。“何も打つ手なし”から“何でもあり”と、こうも簡単に状況は変化してしまうのか…。続く――。