壬生の政局やいかに…

真の民主主義町政を求めて…

ピーコートを着た渡り鳥

2008-11-28 16:55:18 | Weblog
11月終盤は県外視察が続きました。20~21日は議会教育民生常任委員会で、長野県は茅野市の「福祉21ビィーナスプラン」「どんぐりプラン」、諏訪市の「わくわくすわっ子探検隊」を主に、25~26日は連合栃木議員懇で、横須賀市で電子入札と議会情報システムのIT施策、PFI方式による「長井海の手公園ソレイユの丘」等について、濃く、ハードな日程をこなして参りました。内容について深く言及しませんが、印象的だったのは、先進的取り組みは、何より“自分はこういうまちづくりをしたいんだ”そして“すべての責任は自分が負う”といった、首長の強いリーダーシップ抜きにして語れないことです。特に「ソレイユの丘」事業においては、自らは42万人の人口を抱え横浜や川崎の近隣都市から多くの集客を得ているにせよ、円滑な運営に腐心する当局の姿は、不透明感ばかりが眼につく本町の「地域交流拠点施設事業」への取り組みとの“違い”を際立たせるものでした。というわけで、写真は「ソレイユの丘」にてチューチュー・トレインに乗り込みはしゃぐ私。当日は温か日差しが降り注ぎ、絶景のなか「あぁ、いいところだね~」を連発していました。最近目立つようになった皺は、苦労人の証です。ウフっ!

沈黙は美徳なり、とか言わないの

2008-11-14 17:02:30 | Weblog
先日、臨時議会が開かれました。議案は「まちづくり交付金事業 地域交流拠点施設建築工事請負契約の締結について」。同事業については、透明性と採算性の欠落をおもな理由に、何度か反対の意をこのブログでも唱えてきました。この日の議会でも議論というか異論が百出をし、私も「後になって“やらなきゃ良かった”では済まされない。首長の責任として、絶対に成功させるとの言質(約束)が欲しい」と提言しましたが、町長答弁は強い意志を感じるものではありませんでした。稲葉小の耐震工事の際発覚した、もともとの手抜き工事の当事者である業者との3億1千59万円の契約――コンプライアンスの点からも大いに疑問があります。が、いわゆる“町長派”と称する議員からは何の意見も無く、午前中で臨時議会を済ませてしまおうというハラが見え見えで、これでは「議会が機能せず、執行部になめられっぱなし」と言われても仕方がありません。背景には、一部の経済団体や為政者、権力者によって町が牛耳られてきた悪しき風土があり、「正しいことが言えない」のでは民主主義など無いも等しい状態です。結局、賛成11に対し反対5で同議案は採択されました。いま強烈に、革命的な政治の変革の必要性を感じています。バラク・オバマは“チェンジ”と唱え全米を制しました。4万の壬生町民だって、変化を望んでいるはず。情勢に照らせば、根がらみ・しがらみを一掃出来る最大のチャンスが訪れています。3代4代と続く世襲体制にノーを突きつけ、強い者だけがずっといい思いをし、片方で生活者を苦しめる世の中を変えて参りましょう!イエス・ウィ・キャン!!「近いうちに必ず選挙はある」との小沢代表の言葉を信じ、ヌカることなく泰然自若に構えていましょう。(写真は、睦コミュニティの文化祭に“勝手”に訪れた山岡代議士。かなりの遅刻のせいか否か、ピンボケしています)