壬生の政局やいかに…

真の民主主義町政を求めて…

事務所は撤収?

2008-10-31 16:30:11 | Weblog
麻生首相が衆院解散・総選挙の先送りを決めました。にぎやかな総裁選を経て、臨時国会の冒頭で小沢代表に逆質問をぶつけ、華々しく解散するかと思いきや、内閣支持率のくすぶりや米国発の金融危機が加わり、そのシナリオが吹き飛んだ――とメディアは報じています。小泉首相の郵政選挙から3年余。安倍・福田・麻生と民意を問わない政権は、まさに“小泉遺産の食い潰し”内閣です。「政局よりも政策」といくら力んでも、定額減税はカネで票を買うバラマキでしかなく、3年後に消費税10%では国民生活に安堵の光が兆すはずもありません。来年の話をすると鬼が笑うと言いますが、3年後に麻生さんもしくは自民党政権が続く可能性は極めて低く、これは長期的ビジョンを呈することで自分がいかに深謀遠慮的人間かをアピールする、オタク的発想です(オタクの教祖のような振る舞いですが、大体のオタクは政治に興味が無いのでは…)。何はともあれ、建て前は経済対策を理由に、本音のところは支持率によって、解散を先延ばしする麻生首相の姿勢は許せません!ところで、山岡陣営では選対事務所をどうするか、悩ましい状態にあります。10月初旬以降、朝8時に鍵を開け夕方6時に閉めていた私としては、選挙もやらずに一旦撤収は悲しい限りです。解散先送りを見越してか、相手側が質素な事務所でお茶を濁していたことも癪に障ります。こうなったら4の5の言っても仕方がない。来年9月までに必ず行われる選挙で圧勝をし、ここ壬生町の澱みきった空気=「何とかであらぜば」の政治体制を一掃しましょう。

やらしさも汚らしさも

2008-10-16 18:57:43 | Weblog
名優・緒形拳氏逝く――日にちが経ってしまいましたが、衝撃的な訃報でした。私にとって氏は、好きな俳優の一人にはとどまらない存在でした。合掌。“俗物”をどう演じ切るか、に長けた人。それが緒形拳という俳優の魅力だったと思います。「必殺!!仕掛け人」の藤枝梅安は、昼間は針医者で夜は“はらせぬ恨みをはらし、許せぬ人でなしを消す”殺し屋。体が欲すれば女性を抱き、その俗物たるや、林与一扮する仲間の西村佐内も「梅安、キサマ!!」と激憤する場面が何度もあります。映画の中の氏は、これまた強烈です。私が編集者時代にインタヴューした野村芳太郎監督作品では、「砂の器」はまだしも、「復讐するは我にあり」「鬼畜」等々、人殺しはお手のものとばかりに“俗物”のオンパレード。しかし、氏が演ると、それがさほど凄惨ではなく、むしろ「こうなったのも成り行きよ」といった、潔ささえ感じます。作家・桂(檀)一雄を演じた「火宅の人」でも、運命を受け入れ身を任せる奔放さを存分に表現していました。最近ギターをガンガン鳴らしながら歌っている「TRAIN・TRAIN」の“やらしさも汚らしさも、むき出しにして走っていく”的な演技に徹底的にこだわった氏の、ご冥福をお祈りします。

“壬生の政局やいかに”愛読者の皆様へ

2008-10-07 21:46:36 | Weblog
常日頃、大変お世話になっています。おちあい誠記の愚痴や、言いがかりレベルの戯言にお付き合い戴いています。昨晩、壬生山岡選対の事務所開きが執り行われました。もう、多くを語ることはありません。ただ、山岡けんじの小選挙区必勝に向け、新しい方々が新たにご参集を賜ったこと、大きな収穫でした。さぁ、政権交代!ブログをご愛読戴いている皆様に、山岡を是非とも