ボランティア保険証を戴き驚きました。震災ボランティア「頑張り隊」副隊長にもかかわらず、25年度初のボランティアです。Fbでの告知の通り、今回は宮城県名取市閖上(ゆりあげ)地区で、側溝を徹底的に、遺品及び遺骨を捜索するというミッションです。壬生を午前5時に出発し、閖上に就いたのが9時。現地ボランティア「STEP」スタッフ=高橋氏の指示により、もとは広大な住宅地だったと思われる現地の側溝捜索をスタートさせました。が、しかし…最初の捜索地は、側溝上に30センチほどの土&そこに雑草が生い茂り、雲をつかむような様相に。その時、渡りに船というべきか、開発業者から「もうすぐ農薬を散布するので、ここでの作業はここまでに」との指示があり、少し離れた場所に移動しました。そこからは、主に年配の隊員の方に頑張って戴き、作業は大いにはかどりました。まず蓋上げ機で「ちょー簡単」に側溝の蓋を外し、溜まった泥&砂を掻き出し、遺品&遺骨を捜索――そののちは逆回転のごとく、土&砂&側溝蓋をもとに戻すという…。隊員からは、「もとに戻すって、なんか虚しい」との声も聞かれました。私の分については、なぜかアメリカザリガニが出土し、その生命力に随分と驚かされました。で、先輩方に奮起して戴いた結果、作業も1時間短縮の午後3時で終了。「STEP」の高橋さんから、大変感謝を戴きました。政権交代により、震災の風化傾向にあるとは断言できませんが、少なくとももうしばらく、被災地に寄り添いながら、復興・再生のお手伝いをしたいと思います。なお、「STEP」からの報告によると、昨日、遺骨らしきものが発見されたそうです。合唱。