連日の猛暑の中、あいさつ回りをしていて気になることが。玄関ドアを開放、もしくは網戸に設定している家庭の方々は、私の姿を見るなり、「熱い中、有難うございます」等、ねぎらいの言葉で迎えてくれます。ドアもしくは窓を締め切っている家庭のうち、インターフォン使用であれば言葉を交わし、用は足ります。単に来訪を知らせるドアベル、エアコン＆締め切りの場合、応答もなくその場で立ち尽くすことがほとんどです。私は、エアコン使用を一日１時間程度と決めています。元々、エアコンが苦手でした。今年は特に、“節電のため”という大義を、私的には果たしていきたいと思っています。３・１１、そして原発事故の直後、暗黒と化した街をあてどなく彷徨った記憶を、たった今も思い起こしています。「脱原発」を唱えるのは、理解出来ます。では、私たちが今頼りうる次世代の代替エネルギーについて、皆さんはどれほど知り得ていますか？太陽光、風力＆水力、そして地熱ーー、本格的な実用化には、まだまだ時間を要します。だから皆さん、その間、節電を意識して下さい。イタリアなどは近隣から電力を買っているため、かなりストイックに、たとえば洗濯は電気が安い夜に集中するといった習慣を徹底しています。実は私、汗のかき過ぎで、体重が４８キロに届かないこともザラです。でも元気です。電気料金の値上げにブーブー言っているのであれば、なおさら節電は有効です。家庭用のプールで遊んでいるチルドレンを、よく見かけます。大人だろうと関係ありません。エアコンに頼らず、ザブンといきましょう。計画停電実施にブーブー言うよりマシです。