壬生の政局やいかに…

真の民主主義町政を求めて…

ボランティアの新機軸

2012-07-29 21:36:44 | Weblog

 

 

7月の石巻ボランティアは、お馴染み尾崎地区の、長面浦から一山越えた砂浜の清掃でした。そこでは、やはりお馴染みの現地ボランティア=羽石友寛氏が待っているハズでした。がしかし、我々の来訪を一日間違えたらしく、高橋清美隊長充てに、「おもに木々の片づけを」とのメッセージのみが伝わっていました。木々といっても、砂浜には細かい枝から丸太に至るまで、大小様々にかなりの量が散乱。特に丸太については、以前この地で作業した際も、相当に手を焼いた結果、そのまま放置した苦い思い出が。しかしながら今回、いつも頼れる“親方”=中川寛美さんがチェンソーを持参し、丸太を退治してくれる運びとなりました。我々が比較的小さ目のブツを回収している間、中川さん持参のチェンソーによって、ネコ台車で運べる程度の大きさに。昨年10月に訪れた際、最も作業の妨げとなった、地面を縫うように湾曲し生えていた一物も、見事成敗されました。しかし、やはりネコで木々を運搬しながらの山越えは厳しく、時にこの日は猛暑日に届かんとする炎天下のなか、これまで最もキツイ作業環境となりました。幸い、若い方たちの多くが山越えを志願してくれたので、随分と助かりました。ただ気になったのは、山越えから戻って来た時に感じた、明らかに木々を燃やすにおい。比較的年配の参加者中心に、細かい葉っぱ等運びきれない分を燃やしていました。よぎったのは、「石巻市でも、条例で焼却処理は禁止されているハズ」とのこと。ただ、山越えの辛さを考えれば、それはそれで助かることも事実。「うーん」と考えあぐねていると、県警のミニパトが砂浜脇を通過。乗っていた2人の警官は、一瞥程度ののち、新しく拓いた山道に消えていきました。ホッとしたと同時に、「車、入れるんじゃン」と改めて。ともかくも、様々な新機軸が繰り出され、一日が無事に終わりました。次回の「頑張り隊」ボランティアは、8月21日(火)です。参加等のお問い合わせは、カットスタジオ・ナンシー=℡0282・86・4256までお願いします。