壬生の政局やいかに…

真の民主主義町政を求めて…

がれき処理に限り

2012-07-02 22:09:34 | Weblog

ボランティア「頑張り隊」の高橋清美隊長がネットで調べたところ、石巻行き東北道の臨時運行車両許可=高速代無料措置が、9月まで延長されるようです、氏ともども胸を撫で下ろしたわけですが、ただし当然「がれき処理に限り」という条件が付いています。参加者の負担軽減を考えれば、高速無料は有り難い、けれども、やはりがれき受け入れははかどってはおらず、胸が痛みます。「地域住民の意見をよく聞いて」は当然のことながら、もう少しスピード感をもって受け入れに舵を切らなければ、「被災地を、被災地のままにさせない」との美辞麗句が、かすんでしまいます。「30年はかかる」と言われる復旧・復興の入り口で、もたもたしていてはいけません。


「誰もが、居場所と出番のある社会」だけは…

2012-07-02 20:38:23 | Weblog

朝日新聞の『声』の欄で、2つの同様な投稿を目にしました。前者は「“コンクリートから人へ”の理念を捨て、無駄な公共事業の象徴と言っていたヤツ場ダムの工事は続行し、さらに巨大公共事業を実施する感覚は以上だ」、後者は「野田政権は財政再建の増税と言いながら整備新幹線や東京外環道、八ツ場ダムに巨額の予算を注ぎ、自民党も相変わらず公共事業に10年で200兆円規模を投入する法案を提出するなど、途方もない公共事業のオンパレードだ」――。先だって全国数多の自治体の議会で、「防災・減災ニューディールによる社会基盤再構築を求める意見書」なるものが採択されたと思います。そこには、「コンクリートから人へ」を具現できない現状に対する、旧政権下の強烈な皮肉が込められています。退職した元町職員宅を偶然尋ねたら、「アンタは思川開発は不要だと言っていたじゃないか!何だ、今の民主党は!」と悪態をつかれ、「もう来るな!!」と、突き放されたことがあります。拳を固く握りつつ、大粒の砂を噛みしめた瞬間です。「コンクリートから人へ」に胸躍らせたあの時に戻れないとしても、「誰もが、居場所と出番のある社会」の入り口くらいは、何としても…。