鳥の孤独

なんとなく窓の外を眺めていると、鳥がバサッと空に飛び立つのを目撃しました。このあたりでよく見かける・・・鷺かな。あまり、群れているのを見ない鳥です。それで、ふと思いました

鳥って、淋しくないのかな・・・

もちろん、この鳥のように、群れないタイプの鳥に対して「淋しくはないの？」と思ったのは勿論なのですが、群れる鳥にしても飛びながら雑談しているわけじゃなし、電線に止まりながらジャレ合うわけでもなし・・・ひどく淡々と暮らしいてるような気がして「淋しくはないんだろうか」と。

自分で言うのもなんですが、わたしは比較的、人間という生き物の中では、孤独に強い方ではないかと思います。仲間はずれとかされても、まったく傷つきませんし。だって、人を仲間はずれにするような人たちとは、はじめから仲間じゃないし・・・そんな人たちから仲間はずれ宣言されても、むしろ「面倒から解放してくれて、どうもありがと」ってもんですよ。

でも、そんなワタシでも、家族や友だちとの会話や、一緒に過ごす時間は大切だし・・・なにより、必要だし・・・それがないと、やっぱり淋しいと思うわけです。でも、鳥たちには、そういう淋しさはないのかなと・・・そんなことを思ったのでした。

とね・・・なんだか、無性に、椋鳩十全集が読みたくなりました。子どもの頃は、繰り返し繰り返し読んでいた椋鳩十全集・・・うん、また読んでみよう!!

今日のお茶・・・黄金桂
　参考　http://www.uloncha.com/ougonnkei.htm
　わたし、好きなんです、黄金桂。中国茶の中では日本茶に近くて、飲み易いですよ。
今日のレコード・・・エルネスト・アンセルメ指揮、スイス・ロマンド管弦楽団
　『ドビュッシー“海”“牧歌の午後への前奏曲”、ラヴェル“ボレロ”“ラ・ヴァルス”“なき王女のためのパヴェーヌ”』
　全日本ブッククラブ発行の「豪華版　名曲の宝庫シリーズ」の一枚です。
　他の指揮者や、他のオーケストラとの比較を楽しめるほど知識も経験もないですけど、ひどくアッサリした印象ですよね。嫌いじゃないですけど、夢中になるって感じでもないなぁ。なんていうか・・・いい友達になれそうって感じの音です(^^)。