OBERON 日記

1999年1月25日。パソコン通信から始まった公開日記。
できれば、死ぬまで続けたい・・・(爆)。

見込みのある若者(^^;

2007-12-10 19:06:41 | Weblog
今日、山猫軒に、飛び込みの営業マンが「こんにちは」と現れた。信用金庫の営業マンさんだった。

基本的に、わたしは飛び込みの営業の人には冷たい。言葉は礼儀正しく、でも態度は取り付く島のない冷たさをもって接する。営業という仕事の大変さは承知しているし、みんながみんな悪い人だとは思ってないけれど、時々、たまらなく不快な人がいるので、そういう人を決して長居させないために、良さそうな人であっても無くても、最初の時点でシャットアウトするようにしている。

が、今日は何となく、最初の一言を聞いてしまった。それで、ちょっと話をしてみる気になってしまった。だって、彼は、個人的に銀行マンとして顧客のコンサルティングが出来るようになりたいと思っていると、夢を語る口調で言ったんだもん。

わたしは確認した。「それは○信さんの方針ではなく、あなた個人のお気持ちなんですか」と。すると、彼は、そうだと答えた。なので、わたしは、我が家が抱えている深刻な資産運用の課題を彼に話してみた。彼には、どうも出来ないだろうと分かっていたけど、話してみた。

すると、彼は、最初に言った言葉通り、懸命にコンサルティングしてくれた。当然、○信の人間としては「力にはなれない」ということであったけれど、色んな取り組み方を一生懸命考えてくれた。ふむふむ、合格じゃ!!

彼の前では、感心しながら聞いていたが、正直、彼の口から出てきた言葉に中に、わたしにとって目新しい情報やアイデアは無かった。わたしも、そこそこ金銭苦のキャリアがあるから、多少の知識は持っているしね(涙)。だから最初から、彼から何か実利になるものを引き出したかったわけではなく、彼の夢や情熱を感じたかったんだろうな。で、結果は、そう合格だったわけ。

でも、合格だからって、何も発展性はないんだけどね・・・お互い(^^;。

勤めて10年って言ってたから・・・たぶん、年齢的には30代前半だろうね。高卒だとしても、もうすぐ30歳になるよね。いろんな事を考える年頃だと思うけど・・・いいね、こんな風に頑張っているのは。組織の中に属しつつ、それでも自分なりの仕事の取り組み方を意識できてるって、いいね(^^)。

正直、金融関係にお勤めの人に対するイメージが、彼一人のおかげで、少し良くなったですよ。正直、ここのところ、銀行関係の人に対する評価は、下る一方だったんですけど(爆)。

とにかく、大変だとは思うけど、自分がなりたいと思っている銀行マンになってくれたまえ!!心でしか応援は出来ないけど、おばちゃんは君を支持するよ!!