ヌマンタの書斎

読書ブログが基本ですが、時事問題やら食事やら雑食性の記事を書いています。

ヴァンホーレ甲府の躍進

2006-05-03 11:05:18 | スポーツ
意外といっては失礼なのですが、今年サッカーJリーグ1部に昇格したヴァンホーレ甲府のサッカーがイイ。予算は他チームの半分に届かず、選手のレベル、層の厚さは7割程度だと思いますが、試合は別もの。

とにかくアグレッシブ。よく走り、よく戦う。辛口で知られるJEFのオシム監督が「今、一番良いサッカーをしている」と絶賛しているほどです。もっとも、J1らしくないサッカーだとも述べてましたがね。

実は2年前、試合を観たことがあります。目当ては小倉隆史でしたが、怪我の影響なのか、かつてのキレはなく、後半で交代も致し方ない状態でした。で、甲府のサッカー自体は、ドタバタと走るサッカーで、無駄走りが多いと感じていました。チャンスは作るものの、フィニッシュの精度は低く、その試合も無得点でした。

ただ、昨年後半にブラジルから来たヴァレー選手を大宮から獲得してから、飛躍的に得点が増え、広島、福岡についで3位に入り、入れ替え戦で柏レイソルを破ってのJ1昇格でした。

私はヴァレー選手の得点力に頼ったサッカーをしているのだろうと思い込んでいましたが、意外にもチーム全体で得点を狙う攻撃サッカーをしていた。大木監督って、こんなサッカーやってたとは知らなかった・・・嬉しい誤算です。

もっとも、先日のジュピロ戦では、明らかに戦術を分析され、攻撃を寸断されての敗戦でした。今のJリーグはなかなかに戦術分析が進んでいるので、勝ち続けるのは難しい。でもこのような新しいチームがJリーグに活気をもたらす。

今年は4年に一度のワールド・カップ・イヤーですが、久々にJの試合も観に行きたいものです。JEF戦を狙っていますが、甲府も是非観たいなあ~
コメント (2)
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