秀吉の許可が出たので徳川が真田討伐の準備開始。昌幸は新たな策があるようなことを言い、出浦氏が「上田城があれば勝てる」と豪語する。よくわかんないけど信幸以外は楽しそう。
信幸妻が唇に熱の花ができているかどうか見てくれと言う。不意打ちのチューでもするのかと思ったが、何もなかった。あのシーンは必要だったのだろうか?
信繁は相変わらず秀吉に「真田攻め許可は徳川の思う壺」論を主張してウザがられる。ウザがられるけど、出雲阿国の舞いを見せてもらった。そして阿国から臍下丹田の極意を教わる。
信繁は、ウザがられながらも好かれているので、秀吉から真意を教えてもらう。家康はわしの顔を立てたから、わしも家康の顔を立てて真田攻め許可したが、待ったをかけて家康の真意を探る。僕には暗に「お前のオヤジはわしの顔を立てないなあ」と言っているように聞こえた。
秀吉は信繁に「お前は茶々に気に入られている」と言いつつ、茶々の警護を命じる。恋敵を意図的に近づけたりするかな? 後で信繁は茶々親子のために死力を尽くして戦うわけで、そのための伏線なのだろう。
きりと信繁がひそひそ話をしていると、茶々に「いいひとなのか」と訊かれ、答えに窮して認めてしまう。うーむ。ラブコメ展開だなあ。
きりは阿国に素質がありそうだから、回ってみてくれと言われる。回ってみると、阿国に「思い違いだった」と言われる。
阿国一座に姉が混じっていた。が、名前は松ではなく藤さんで、人違いだという。記憶喪失にでもなったのか。再会じゃなかったのか。そして木村佳乃ちょっと痩せすぎ。
なかさんが人質として岡崎城で旭さんと再会。なかさんの顔を知らなかった家康と本多正信は、マジックミラー越しに犯人の顔を確認する目撃者のようにこっそり観察。再会する親子を見て、なぜか涙ぐむ。
で、ようやく上洛した家康。信繁の仲介で挨拶前夜に秀吉とサプライズ対面。小心者だぎゃあな秀吉は、家康が臣従を誓う挨拶やら陣羽織を欲しがるのとその理由など、細かくシナリオを提示。「殿下、演技が難しくなってます」と家康。
秀吉が小心者だという設定は斬新だった。知恵と度胸でのし上がってきた男というのが定番のイメージだから。家康も緊張しいで、天下人二人がそんなことでどうすると思った。
三成が信繁を「おまえみたいな薄っぺらい男が何故殿下に好かれるのか」とクズ発言。加藤清正にも「おまえの策には情がない」と言われていた。それはいいんだけど、福島政則役の人の方が清正のイメージに近いと思った。