曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

サブ子の旅(22)

2021-08-25 08:00:00 | デジタル関係

前回の記事から2か月以上経過したが、メインクエストは止まったまま。このまま暁月までいくのではないか。いまFFXIV始めて以来最長のナギ節を過ごしている。

■竜騎士のレベル上げ

メインキャラは元々竜騎士で、一応カンストしている。当時は男だったので、身体にぴったりフィットした竜騎士AF1を着るのが恥ずかしかった。邪魔としか思えないトゲトゲが体中から生えているのも気に入らなかった。

戦闘中はともかく街中で着るのは無理、と思ってたのだが、街中でも女性キャラが着てるのはカッコよく見えた。おなかに穴が開いていて、おへそが見えるのもエッチだった。あれは女性が着たほうがいいよなあ、と思う。

今はメインも女性なので、AF1にミラプリすれば解決するのだが、竜騎士AF1は捨ててしまった。取り直すのは難しくないけど、荷物を増やしたくない。それでなくても開封してない各ジョブのAFチェストが大量にあるのに。

ではサブ子に着てもらうか。というわけで、竜騎士をレベル上げすることにした。サブ子は使える近接DPSがないという理由もある。どうせ暁月が来たらリーパー(大鎌を使う新しい近接DPS)やるんだけど、いま暇だし。

2年半以上ぶりの槍術士クエスト開始。やたら勇気を試されるんだけど、全然覚えてない。30からは竜騎士になり、雪のクルザスでクエスト。ここから出てくるエレゼンの女竜騎士、ウスティエヌちゃんが当時好きで、ショボイ装備でも頑張れた記憶がある。サブ子はダンジョン産のとグリダニア正式装備でばっちり固めてサクサク進む。昔と違って新生エリアでもマウントが飛べるから移動も楽。

竜騎士はコンボをエンドレスで続けてバフを延長していくのがちょっと苦手。苦労してコンボをつなげていって、ようやく撃てるスターダイバーがいまいち強くないし。それ以上の威力のWSを、機工士は整備→ドリル/エアアンカーの2タッチでいつでも出せてしまうので、比較すると、うーん、あんまり使いたくはない…となる。

でも、50代だとまだ3連コンボとジャンプくらいしかないので、シンプルで気軽。よくFFXIVの初心者向け記事で、最初に選ぶジョブとして推薦される竜騎士がこれである。60過ぎると、方向指定ありのエンドレスコンボループで疲労困憊。イメージと違って、手数で与ダメージを稼ぐジョブなのだ。

で、サブ子も普通にレベル50を超え、AF1を着てみた。うーん。顔が見えない。このグリフィス(ベルセルクの)の兜みたいなやつのフードは開閉する。開くと、あらかわいい、と思う。やはり女性だと街中で着て歩いても大丈夫な感じ。

AF1は、ちょっと強い色違いのももらえる。そっちのほうがヌルっと感があっていいかな。が、戦闘力は両方ないので、さっさとミラージュドレッサーに収納し、ガーロンド装備にチェンジした。現在レベル52である。


竜騎士AF1改ウィルム装備


顔のシールドは開閉可能


■ポストマン

スクエニからの郵便物(購入したアイテムなど)やプレイヤー間のメールを受け取ってくれるレターモーグリというのが各地にいる。郵便配達夫の帽子をかぶり、カバンを肩から下げている。それと似たモーグリから受注する一連の配達士クエストをやった。全部クリアすると、ポストマンの帽子がもらえる。その帽子を警官の帽子に見立てて警官のコスプレをしてる人がたまにいる。メイン子は配達士全部クリアしてるのだが、ヴィエラで帽子が表示されないため、サブ子でやるかとなった。

クエストはエオルゼアの各地へ手紙を運び、そこから発生する事件を解決したり、離れ離れになっていた二人をくっつけたり、悪いやつを撃退したりする。経験値は入らない、かつ戦闘が発生するかもしれないので、カンストジョブでやってた。レベル上限50の新生エリアだけのクエストなので、敵もそれなりのしか出てこないとわかっているのだが。

ウルダハの冒険者ギルドで初心者の面倒を見てくれるモモディさん(ララフェルのお姉さん)と、昔いい感じだったララフェルのイケおじの話とか、生き別れのミコッテ姉妹の片方が反政府ゲリラになってた話なんかが印象的だった。偏属性エーテルの学者とゼミの学生のやつは、フォースおじさんでメインクエストをやってて「あっ、あのメンバーここで登場してたのか」って気づいた。適当にクエストを追加してるわけじゃないんだね。

肝心のポストマン帽子とコスプレは、まだやってない。


サブ子が被るとヤッターマン2号みたい


■名探偵サブ子

メインストーリーは膠着したままだが、パッチは定期的に降ってきて、恒例のゴールドソーサーフェスティバルが催された。去年は妖怪ウォッチとコラボだっけ? 今年はゴールドソーサー内の盗難事件を解決する推理ゲームだった。

といっても、関連NPC全員と1回ずつ+αの会話をすれば、解決編で全部の選択肢が出てゴールまで行けるという、推理より探索がメインのクエストだった。+αの会話が、ちょっと頭を使うところではあるが。僕は4人分やるので(フォースおじさん含む)大変面倒だった。やるたびに効率的になっていき、最後は最短ルートで回ってエモート「困惑する」を4つゲットした。

フェスティバルの期間中は、各種ゲームでもらえるMGP(マンダヴィル・ゴールドソーサー・ポイント)が1.5倍なので、いつも以上に毎日通って「ミニくじテンダー」をやった。4人分。その甲斐もあって、現在メイン子は180万、サブ子も100万ほどMGPを持っている。いずれ来るらしいFF15との復刻コラボイベントで4人乗りの車をもらう準備はできている。


「犯人はこの中にいます」


■暗黒騎士はじめました。

前提から話すと長くなりそうなんだけど話すわ。

僕は紅蓮時代末期に始めた後続組なので、蒼天・紅蓮のIDや討滅戦でストーリーに関係ないやつをちゃんとやれてない。やれるレベルになったときには、最前線の攻略組はレベル80の漆黒編に移っていて、60や70のバトルに行こうという人は少なかった。レベル上限60や70のころのバトルでもらえる装備は60や70用なわけで、上限80の漆黒編以降、おしゃれ以外に用途がない。

なので僕はメイン子でもサブ子でも、ガンブレイカー80を使い、人数制限解除・ソロでそういったIDや討滅戦をクリアしてきた。59以下ならDPSでも戦えるが、60以降はタンクじゃないと危ない。

しかし、ガンブレイカー80でも勝ててない戦いがいくつかある。というかたくさんある。例えば「白虎征討戦」は、まるで歯が立たなかった。レベル60なのに「魔神セフィロト」も勝てなかった。人数がいないと処理できなかったり大ダメージを食らったりするギミックがあるバトルは、いくらガンブレイカーが高性能といっても難しい。

討滅戦は8人用なので、1人でやるのは厳しいものがあるが、IDは通常4人用なので、いまのところ何とかなっている。特に「水没遺構スカラ」は、おしゃれ装備が出るのでメイン子、サブ子ともに十数回周回している。もう知り尽くしていて負ける気配はない。

が、腐っても70IDなので、楽ではないのだ。1回30分はかかるし、3ボスでは気を抜くと死ぬこともある。ガンブレイカーはタンクの中では1番火力が高いといわれているが、その火力の源泉である6連コンボは、僕の配置だとR2L2ボタンのダブルクリックを多用するので、かなり体力と精神力を消耗する。

ガンブレイカーは、割と素直に硬いジョブだが、もっと個性的な、癖のある硬さがあれば、セフィロトも撃破できるのではないか。ガンブレイカー以外のタンクは、もう少し楽な操作で同じような戦いができるのではないか。

暁月のフィナーレでレベル上限が90になったら70討滅戦なんて楽勝なんじゃないかと思っていた。50時代の最難関「ツインタニア」も80ジョブならソロで撃破できたんだし。しかし、暁月ではダメージ計算が変更され、レベル差による与ダメージが実質小さくなると言われている。なら、手札を多く持っていたほうがいいのではないか。複数のタンクを使えれば、暁月で追加される新スキルで当たりを引く可能性が高まる。

そんなわけで、メイン子・サブ子それぞれが違うタンク80を用意することにしたのだった。

メイン子は戦士。攻撃コンボの操作がシンプルなのがいい。回復スキルが他より多く、生存性能が高いと言われている。その回復力を生かして、南方ボズヤ戦線では、戦士だけがソロでスプライト狩りができるらしい。

サブ子は暗黒騎士。攻撃コンボは複雑ではないが、攻撃力を発揮するためのMP管理が難しい。しかし、何といってもレベル70で覚える「ブラックナイト」が硬い。最大HPの25%を吸収するバリアを15秒に1回使える。すごい。その代わり回復スキルは最低限のものすらない(個人の印象です)。

暗黒騎士はレベル30から始まる。サブ子は32にしてあったので、最初の難しいジョブクエスト(30)を前にして萎えることなく始められた。


文章が長く、スクショがないので、関係ないけどドマ復興祭のショット


「塔の上のラプンツェル」で見たやつ


暗黒のジョブクエストは独特である。好きな人はかなり好きらしい。

フレイという暗黒騎士から手ほどきを受けるのだが、フレイは実は死んでいて、自分の(サブ子の)別人格みたいなのが乗り移っている。その人格は、英雄と呼ばれ、世界各地でいろんな討伐やお使いを頼まれてうんざりしている自分である。英雄だからってむやみに戦わせるんじゃねえよ。英雄だからって何でもかんでも依頼するなよ。という、プレイヤーの気分がエーテルになって溢れ出て、フレイの死体を動かしているのだ。

暗黒騎士の極意を身に付けるため世界各地へ赴くと、その地域の人からサブ子が何か頼まれ、引き受けるとフレイが「どうして君は」と嘆くのが繰り返される。そして最後にフレイが消え、現れた自分と対決する。


こんな死神みたいなやつに僕は君だと言われても


究極の対決。サブ子VS.サブ子

レベル50を過ぎると、フレイの同僚だったという暗黒騎士シドゥルグ、エレゼン少女リエルの話になる。シドゥルグは長身で強面のアウラで、リエルは小柄で可憐な少女。この二人が、ブラックジャックとピノコみたいに見える僕は、昭和世代なんですかね。ピノコは可憐じゃないけど。

こういうコンビにありがちな設定だが、シドゥルグは見た目が凶悪でも本当は優しい。なのに優しい言葉が出てこないタイプ。リエルの扱いがぎこちない。リエルは口数が少ない。そこにサブ子が加わって、ようやくスムーズに話が進む。

リエルの父親は竜の血を飲んだ異端者で、母親は狂信的なイシュガルド正教の信者。リエルを殺そうとしていたのは母親だった。レベル60のジョブクエは、決闘といわれてたのに敵がうじゃうじゃ出て来て「話が違う!」と思った。が、こちらはすでにIL270のイディル装備に着替えていたため、圧勝した。シドゥルグは勝利後、母親を逃がそうとしたのだが…。


ややこしいショットで申し訳ない。左からサブ子、シドゥルグのそっくりさん、シドゥルグ、見知らぬ占星術士、リエル。


今こそ決着をつけるとき


母と訣別したリエルの自分探しは続く(多分レベル80のジョブクエストまで)


■いつもと違う風景

ガンブレイカーは漆黒で追加されたジョブなので、レベル60から始まる。始めるとすぐにIL255のAFをもらえる。イディル装備(詩学装備)ほどではないが、ソロで蛮族デイリークエストなどやるだけなら十分強い。なので、サブ子はガンブレイカーの60代をAFとマケボ購入装備で過ごした。

つまり、サブ子は暗黒騎士60になっても装備がない。通常タンク装備はタンク同士で使いまわせるが、AFはジョブ専用なのでガンブレイカーAFは暗黒騎士で使えない。暗黒騎士のAFもらってるんだから着ればいいじゃんと思うだろうが、暗黒60AFはIL200で全然強くないのだ。詩学を貯めてタンク用のイディル装備を揃えなければならない。

ここでいつもなら白魔道士か学者でメインルレ(1回で詩学500個)を回しまくるところだが、今回は暗黒騎士で回る決意をした。経験値ブーストがあと2か月と決まっているフォースおじさんでのプレイが、メイン子の戦士上げとサブ子の暗黒上げで中断しているのだ。さっさと上げて再開しないと。タンクでパーティーを先導する自信はないが、メインルレの2か所はヒーラーでアホほど周回している。ここでその経験を活かさないでいつ活かす?

そんなわけで、iPadで外郭(カストルム・メリディアヌム)と魔導城のマップをいつでも出せるように準備して、恐る恐るCF申請。だが、意外にシャキらない。タンクは一番不足してるんじゃないのか。ヒーラーのほうがシャキるの早いぞ。2分くらい待たされたわ。

最初は外郭だった。よろしくお願いしますと言い、準備中の輪が消える前にグリッドスタンス起動。相方のタンクはララフェルのナイトだった。タンクスタンス入れねえ。よく見たら若葉だった。覚悟はしていたが、メインタンクはサブ子に確定。


メインルレは2つともシドと打ち合わせしながら進行する


8人PTでタンクが2名の場合、片方がメインタンク(MT)でもう一方はサブタンク(ST)の役割になる。MTはPT全体を先導し、ボスなどの主ターゲットの敵視を取るのが仕事。圧倒的に一番責任が重い。STはMTが取り切れない雑魚の敵視を取ったり、MTが死にかけたら敵視を引き継いだりする。暗黒騎士はどちらでも行けるがだいたいMT、戦士もMTが多く、ガンブレイカーはどっちでも、ナイトはSTをやることが多い。タンクはどのジョブも敵視を大幅に稼ぐタンクスタンスと呼ばれるスキルを持っており(暗黒の場合はグリットスタンス)、戦闘前にONにする。STも本当はスタンスONが普通なのだが、MTはやりたくないですという意思表示としてOFFのままの人もいる。IDに入ってレベルシンクされると勝手にOFFになるので、単に切り換え忘れという場合も多いが。

で、だいたい先にスタンスを入れたほうがMTをやるケースが多いのだが、両方ONでその後の展開で譲ったり奪ったりして変化する場合もある。今回のサブ子は相手の出方を見ないですぐONにしてしまい、ちょっと後悔した。まあ相手がナイトで若葉なら、やらざるを得ないか。

という十秒程度の葛藤の後スタート。タンク2名が左右に分かれて警報装置付近の帝国兵の敵視をまとめて取り、その隙にDPSが警報装置を解除する。実はこの時が外郭では2番目に危険。タンクが敵に囲まれたときにカットシーンが始まり、カットシーンが終わったらタンクが瀕死、あるいは死んでるケースがたまにある。人によってカットシーンの開始・終了に数秒のラグがあり、そのズレた数秒の間にタンクが殴られている、という現象が起こるからだと僕は考えている。あと、開幕直後すぎてヒーラーの準備ができてないってのもある。

サブ子のタンク初日開幕直後も、ちょっと危なかったが何とか耐えた。ヒーラーの片方が若葉で、HPが3000しかない。この先非常に不安だ。もう一人が普通にやってくれれば大丈夫だとは思うが。


MTとして敵を自分に向け続けている絵なのだが、エフェクトが激しくてよく見えない。

この後はラスボス前広場の階段上の2つの警報装置まで危険はない。が、MTとしては、道に迷ないことと、どこまで敵をまとめるかで頭がいっぱいである。

MT以外の7人は、MTが敵をどのくらいまとめるかを見ている。慎重に安全運転で小さくまとめる人なのか。とにかく急いでたくさんまとめてギリギリ耐えてまた次へ走り出すタイプなのか。最近の主流は後者なので、僕としては危険と思いながら「行き止まりまで全部まとめる」作戦で先導した。とりあえず前の敵は全部敵視を取り、後ろを振り向かずに走り続けた。敵視が外れたのは、途中からスタンスを入れてくれたララフェルナイトに任せる。いつもはヒーラーなので集団の最後尾から行くサブ子だが、今日は先頭に立っている。画面には自分しか映っていない。いつもと景色が違う。右上の近距離レーダーマップで皆ついてきてることを確認しつつ進む。

問題の階段上2か所の警報装置にたどり着いた。階段を上って飛び降り、次の階段を上って飛び降りて、接触した敵の全部の敵視を取る。死ぬかも、と思う。階段を上った人と、地上でうろうろしてる人、避けられるはずの敵に見つかって敵の数を増やす人、きちんと対空砲を撃つ人が入り乱れ、グダグダになって、大抵ここはピンチになる。ヒーラーのときは、ここは全開で走り回って汗をかくのだが、MTだと開き直って逆に気楽。HP管理はヒーラーに任せてアンメンドを飛ばし、挑発を飛ばし、アンリーシュで周辺の敵を自分に向けた。ナイトもそれなりにやってくれたようで、死者出さずに殲滅。

ボスは弱いので割愛。

という感じでサブ子はメインルレを暗黒騎士で3回回して現在レベル62になっている。稼いだ詩学でレベル60用のイディル装備を何とかそろえ、IL270になっている。が、アクセサリーが踊り子のときに使ったやつなので、タンク用のに換装するために、随時メインルレを回さなければならない。


リエルはいい子だった。リンゴ美味しい。


暗黒騎士の極意は「愛」だと何故かモーグリに教わる。


紅蓮祭の花火。今年は報酬が白熊のマウントのみで物足りなかった。

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